小学校での養護教諭の数

2024年2月29日

ページ番号：619735

市民の声

　小学校の娘を持つ父親です。
　先日、娘が学校で体調不良を訴え、学校から連絡があり、お迎えの要請がありました。
　職場から学校まで2時間近くかかることを伝えたら、校長室で待機させます、ということでした。
　学校に駆け付けますと、保健室でなく、校長室のソファで寝かされていました。
　出来たら、保健室で寝かせてほしいという点と、なぜ、養護教諭が一人しかいないのか、700人近くの児童数の学校で一人の養護教諭が診るのは無理なのではないでしょうか。
　せめて、養護教諭が休んでいるときは、代わりの養護教諭を置いてもらうことができないのでしょうか。

市の考え方

　まず、保健室についてですが、学校保健安全法第7条に「学校には、健康診断、健康相談、保健指導、救急処置その他の保健に関する措置を行うため、保健室を設けるものとする」と定められております。
　教育委員会としましては、児童生徒等に体調不良がある場合はその症状に合わせ、適切に救急処置を行うべきであると認識しております。
　今回の件に関して、学校名をお知らせいただけましたら、当該学校に詳細を確認のうえ、適切な対応に努めるよう指導してまいります。お手数ですが、担当までご連絡をお願いいたします。
　次に、養護教諭の配置についてですが、小学校、中学校及び義務教育学校における養護教諭の配置は、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」に基づいて、3学級を超える学校について標準1名とされています。
　また、大規模の学校については、児童の数が851人以上の小学校（義務教育学校の前期課程を含む。）と生徒の数が801人以上の中学校（義務教育学校の後期課程及び中等教育学校の前期課程を含む。）は合計2名を標準とされています。
　本市教育委員会といたしましては、教員の配置について、今後も引き続き、国へ対して教員定数の改善を要望していくとともに、各学校の実情・実態をより精緻に把握し、教員の適切な配置に努めてまいりたいと考えております。