旭区役所における学校選択制について
2024年2月29日
ページ番号:619778
市民の声
先日学校選択制にかかる希望調査結果通知が届きました。結果について質問です。
通学区域外からの受入可能人数が「空き待ち」となっておりましたが、実質は0であり選択肢として成り立たない、即ち学校選択制度として成り立っていない(成り立たなかった)のではないかと考えております。
また、昨年度の希望調査結果と比較しましたが、通学区域からの希望者と通学区域外からの第1希望者数の人数はほぼ同数であるにもかかわらず、今年度の通学区域からの受入可能人数が「空き待ち」となっておりました。
本意見提出の前に旭区役所へその理由を質問したところ、エアコンが設置できている教室が2室しかないため昨年度より1クラス減ったとの回答をいただきました。
仮に学校選択制として成り立っていないという見解であれば、成り立たすための行動としてエアコン設置により枠を増やすことはできないでしょうか?
市の考え方
学校選択制は、大阪の教育力の向上、充実を図り、教育の振興を推進し、子どもたちの最善の利益を図るなどを目的に制度化され、旭区では平成26年度入学から、小学校、中学校及び義務教育学校の入学に際して、子どもや保護者が就学する学校を選べる制度として導入されています。
本市の学校選択制では、通学区域内に居住する児童生徒は、必ず通学区域の学校に就学できることを前提に、受入可能な学級数は1学級分の増加を上限とし、通学区域外からの学校選択による児童生徒の増加を理由とした増築等の対応は原則行わないとされております。
令和6年度入学の当該小学校の受入枠については、通学区域に居住している入学予定者数分のクラスである2クラスを確保したうえで、もう1クラス増やせないか協議のために学校等へ調査を行いましたが、エアコン増設を含む増築等の対応は原則行わないという全市的な方針から1クラス増には至りませんでした。
なお、希望調査により受入枠を上回る希望があった場合は抽選となりますが、通学区域外からの受入可能人数で「空き待ち」となっている学校につきましては、今後、通学区域内の入学予定者の転出及び私立・国立等への進学によって受入枠が空く可能性を考慮し、あらかじめ補欠順位を抽選で決定しておきます。
その後、空きが生じた場合に、順に繰り上げて受け入れることとされていますので、現時点では通学区域外からの受入れが全くできないと確定しているものではありません。
そうしたことから、例年いくらかの空きが生じ、繰り上げ当選される方がおられる状況となっておりますことを念のため申し添えます。
今回お尋ねいただいた際に、当方の説明に分かりにくい点がありましたことをお詫び申し上げます。
今後とも分かりやすく丁寧な御説明に取り組んでまいりますとともに、いただいたご意見を本市教育委員会事務局にも伝達するなど今後の参考とさせていただきたく存じます。
担当部署(電話番号)
旭区役所 窓口サービス課(住民情報)
(電話番号:06-6957-9963)
対応の種別
説明
受付日
2023年11月16日
回答日
2023年11月30日
公表日
2024年2月29日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。