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端建蔵橋の工期及び住民説明について

2024年2月29日

ページ番号:619792

市民の声

 西区の住民です。端建蔵橋の工事期間が令和7年3月末から令和12年3月までの5年間延長されると大阪市会でのやり取りで知り得ました。その後、一か月以上が経過しましたが、未だ周辺道路の看板や横断幕、大阪市のホームページでの工事期間は令和7年3月末のままです。大阪市会で説明すれば、責任が果たせたとでも思っているのですか。これまで毎日この橋を利用し、今は通行することができなくなっている人々を対象として、何故このようなことになったのかを説明すべきなのではないですか。
 大阪市会では、工事費用も約40億円が約120億円になるとも説明されていましたが、何故こんなことになるのですか。あまりにも杜撰過ぎます。こんな状況であれば、いわゆる費用対効果(B/C)は1を切るのではないですか。架け替え工事ではなく、必要な補強等を実施した方が効果的ではなかったのですか。最初の予算の3倍の費用ならば、その費用で、別の傷んだ橋の補修工事などが、より効果的に行えたはずです。

 大阪市の工事に携わる職員の資質や能力、さらには、このような工事を発注させる組織のチェック機能が劣化していると言わざるを得ません。公共工事であるが故に、費用が必要と言われますが、その原資は税金であることを、今一度、考え直してください。そして、誰もが納得できる公共工事を発注し、健全なまちづくりをしてください。
 まずは、速やかに工期が延長となることについて工事看板をはじめとして、市民にきっちりと伝わるように広報し直し、また、何故、こんなに費用が必要になったかの説明を公表してください。併せて、費用対効果も示してください。

市の考え方

 端建蔵橋は1921年(大正10年)に建設されてから約100年が経過し、老朽化が進行しており、これまでに高潮対策事業として嵩上げ工事(昭和38年)を行うなど、社会的要請に対応してきましたが、部分的な補修・補強による橋梁の延命化が限界に達しつつあるため、架け替えを行うこととしました。なお、本橋の架替工事は、既存施設の更新により現況の機能回復を図るもので、大阪市ホームページの大阪市建設事業評価実施要綱に記載のとおり「既存施設等の建替え又は更新、かつ用途の変更を伴わない事業」であるため、建設事業評価の対象とはしておりません。
 架替工事については、令和4年9月15日の通行止め以降、岩等の支障物が確認されたことから、詳細な調査を実施したところ、橋下全面にわたって最大約1メートル程度の岩が深さ5メートル近く堆積していることや、旧橋梁のものと思われる鋼管や木杭などが残っていることが判明しました。
 そのため旧橋梁の撤去、新橋の構築に際して、岩の撤去を行いながら杭を打設することや、桟橋にかわる仮設工法への変更など、施工方法の変更が必要となったことから、大幅な工事期間延伸と、事業費増額が必要となるものです。
 工事期間が延伸することの広報については、まずは関係機関や沿道の方々へのご説明を行ってから、令和5年12月末までに工事看板、横断幕、ホームページの更新を行いました。

担当部署(電話番号)

建設局 道路河川部 橋梁課
(電話番号:06-6615-6818)

対応の種別

説明

受付日

2023年11月10日

回答日

2024年1月19日

公表日

2024年2月29日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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