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公園樹や街路樹の伐採について

2024年2月29日

ページ番号:619794

市民の声

 毛馬公園の砂場近くの樹木が全部伐採される予定になっています。公園近くの木もたくさん伐採されており、剪定も枝葉をひとつも残さないひどいやり方です。樹木医に診断されて伐採しているわけでもなく、7,000人以上の反対署名を出しても聞いてくれず、民主主義とは言えない状況で行われています。樹木は市民の財産なので、ホームページだけでなく近所の人への周知も行ってください。
 大事な木がなくなれば、公園で熱中症となることを避けることができなくなり、こどもの行動空間を奪うことにもつながりよくありません。樹木の維持費に関する予算は十数年横ばいで、伐採用の予算は50億円のようです。税収は増えているようですので、樹木の維持費にもっと予算をかけてください。

市の考え方

 大阪市では、昭和39年の「緑化百年宣言」を契機として、公園樹や街路樹をはじめとした緑の量的拡充に重点をおいて、市民・事業者・行政が一丸となって緑化に取り組んできました。
 しかし、長い年月をかけて生長した多くの樹木が大木化・老木化した結果、樹勢の衰えはもとより、樹木が健全であったとしても、公園樹では、民有地への越境、公園施設の損壊など公園内外の安全に支障を来すおそれが生じています。また街路樹では、通行障害、視認障害・視距阻害など安全な道路交通に支障を来すおそれが生じています。
 そのため大阪市では、市民の安全・安心の確保を目的として、平成30年度から集中的に市民の安全・安心に影響を与える公園樹・街路樹の撤去・植替え(安全対策事業)を行っています。
 対象樹木の選定にあたりましては、公園樹では樹木の健全度の観点のほか、民有地への越境や公園施設の破壊など、市民生活への影響の観点も含め、公園管理者として総合的に選定しています。また、街路樹では、樹木の健全度の観点のほか、根上がりにより舗装を持ち上げている樹木や、根が地中に十分張ることができず、生育不良を起こしている樹木、枝葉が繁ることにより信号・標識や自動車からの見通しを遮るなどの視認障害・視距阻害を発生させている樹木を本事業の対象樹木として選定しています。
 健全度の調査にあたりましては、公園樹では、事業の対象とする樹木を短期的・効率的に選定する必要があるため、樹木医による診断を行い、その診断結果も踏まえ、市民生活への影響を勘案して総合的に対象樹木を選定しています。街路樹では、倒木等の発生に伴い、道路交通への影響が大きいため、日ごろ樹木管理に携わり、専門的な知識やノウハウを有している本市職員が健全度について定期的に詳細な点検を実施しており、その点検結果をもとに対象樹木を選定しています。
 お申し出の「毛馬公園の砂場近くの樹木が全部伐採される予定になっています」について、砂場近くの「樹木全部」を伐採する予定はありません。剪定樹木にもテープを巻いており、剪定樹木が多数あることからテープを巻いた樹木が伐採されると思われたと考えられます。
 また、市民への周知にあたりましては、公園ごと、街路ごとに対象樹木の撤去理由及び植替予定の樹種や本数を一覧にしてホームページに掲載するとともに、対象樹木への貼り紙を行っています。加えて、地域活動協議会や公園愛護会への周知を全区で徹底するとともに、必要に応じて、その他の地域団体にも説明を行っています。引き続き本事業の内容を市民の皆様にご理解いただけるよう努めてまいります。
 街路樹の剪定については車や人への通行支障や信号・標識に樹木の枝がかからないよう考慮して剪定を行っています。歩道幅員の状況などにより結果的に強めの剪定に見えてしまう場合があることについてご理解いただきますようお願いします。
 今後とも、市民の皆様のご理解、ご協力を得ながら、限られた予算の中で適正な維持管理とともに都市緑化の推進を図って参ります。

担当部署(電話番号)

建設局 公園緑化部 緑化課
(電話番号:06-6615-6891)

対応の種別

説明

受付日

2023年12月14日

回答日

2024年1月30日

公表日

2024年2月29日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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