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令和6年度学校給食のアレルギー対応の改善の要望

2024年3月29日

ページ番号:622155

市民の声

 私の小学生の子供は食物アレルギーがあり、これまでは他の生徒と同じ給食を食べながら、アレルギーのある献立についてはアレルギー対応献立や、該当するおかずを除去していました。
 しかし令和6年度からは重篤なアレルギーを持つ児童に関しては除去対応せず毎日弁当持参となると学校から説明を受け、我が子はその対象だという事がわかりました。
 この対応が受け入れ難いため改善を求めます。その理由を次の通り挙げます。
・本人の症状は変わっていないにもかかわらず給食が食べられない点が納得できない。
・食べられる(医師から制限のない)献立の日も弁当になる事が不合理。
・仮に弁当を持参しても冷蔵庫や電子レンジを借りる事は出来ず、夏も冬も冷たい弁当を食べる事になる不公平感。
・給食費無償化の恩恵が受けられない不公平感。
・食物アレルギーはいくら治療しても本人の努力や我慢で改善することが出来ない事柄である。その辛さを汲み取ってもらう事ができず市から不利益に取り扱われていると感じている。
 もちろん安全が一番ではありますが、一切合切毎日弁当というような画一的な対応を改めて頂きたいです。願わくばこれまでと同じように対応して欲しい。安全性や誤食事故での責任が取れないというのであれば、例えば…
・医師からの制限が無い献立については喫食しても良い
・電子レンジ使用や冷蔵庫保管を認めて頂く
・アレルギー対応の給食業者の採用、食物アレルギー児童専門の給食業者を委託する。
 どうかよろしくお願いします。

市の考え方

 食物アレルギーについては、児童の健康に関わる問題のため、これまでも大阪市の学校給食において、安全を優先して対応してまいりましたが、昨今、食物アレルギーの原因食物(アレルゲン)が多様化しており、学校給食においても対応が複雑化していることなどから、文部科学省「学校給食における食物アレルギー対応指針」及び大阪府教育委員会・大阪府医師会「学校における食物アレルギー対応ガイドライン」の取扱いにあわせ、令和6年度より、食物アレルギー対応を変更することといたしました。
 具体的には、配食されてから自身でアレルゲンを除去して喫食する「自己除去」を廃止するとともに、従前のとおり、アレルゲンが含まれている献立については、半分だけ喫食するといったように、量を調節して喫食することなどは行わないことを徹底するものでございます。
 また、給食室では多様な食材を扱っており、アレルゲンが混入してしまう可能性がありますので、微量のアレルゲンを摂取した場合であっても健康に影響が出るような重篤な食物アレルギーをお持ちの児童については、これまでもすべての給食を喫食できないこととしており、その取扱いは今回変更しておりません。
 なお、食物アレルギーの対応については、各児童の詳しい状況を把握したうえで、各学校において実施可能な対応を確認する必要がございますので、お弁当を持参される場合の電子レンジや冷蔵庫の使用も含め、通学先の学校へご相談いただきたく存じます。
 食物アレルギーにより学校給食を喫食できない児童がいらっしゃるご家庭のご意見も受け止め、さまざまな工夫を講じていかなければならないと考えておりますが、まずは使用食材や献立の工夫に取り組んでまいりたいと存じますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

担当部署(電話番号)

教育委員会事務局 指導部 保健体育担当(給食グループ)
(電話番号:06-6208-9144)

対応の種別

説明

受付日

2024年1月19日

回答日

2024年2月2日

公表日

2024年3月29日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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