公立小中学校の防寒着禁止について

　これまでもたくさんの意見、要望があった、公立小中学校の防寒着(コート・ジャンパー)が禁止されている話ですが、どの大阪市の考え方をみても、
　「教育委員会といたしましては、標準服や防寒具等の着用については、それぞれの学校において、校長の裁量のもと、生徒の実態や学校の状況及び、生活指導上の観点等を考慮しながら、ルールを定めるものと認識しております。
　そのため、防寒具の着用等、生徒の服装を含む学校のきまりについて、生徒の体調や安全管理に十分に配慮し、学校の実情に応じて柔軟に対応するよう指示しております。」
という表記になっていますが、何年経っても変わっていない学校が現状としてあります。
　教育委員会は各区に応じてブロック担当に割り当てられておりますし、1校ずつ、調査していただけませんか？
　そもそも禁止していること自体、時代にあっていませんし、世の中にブラック校則だという言葉も出てきているように、寒いのに着用してはいけないという、禁止されている現状はおかしいです。特に体調に関することです。
　だんだん禁止している学校も少なくなってきているでしょうが、実際に禁止されている学校が現在まだあるのです。
　校長が着用を認めなければずっと変わりません。本当に無理ならば校長を交代させてください。なぜ教育委員会として、子どもたちのために大阪市内の全校で統一できないのでしょうか？通っている学校により差ができるのは、公教育としてはおかしいと思います。

　本市教育委員会といたしましては、これまでも 校則が時代の変化や社会通念に照らして必要かつ合理的なものとなっているか等の観点から、児童会・生徒会や保護者会といった場において、校則について確認したり議論したりする機会を設けるなど、適宜点検、見直しを図るよう各校へ通知をしております。あわせて、防寒具の着用等、児童生徒の服装を含む学校のきまりについても、児童生徒の体調や安全管理に十分に配慮し、学校の実情に応じて柔軟に対応するよう指示しております。
　ご指摘いただいた点を踏まえまして、今後、現状を確認のうえ、改めて指示してまいります。

教育委員会事務局　指導部　初等・中学校教育担当（初等・中学校教育グループ）
（電話番号：06－6208－9186)

説明

2024年1月31日

2024年2月14日

2024年3月29日

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