扇町公園で開催されたイベントについて

2024年3月29日

ページ番号：622273

市民の声

　扇町公園で開催されたイベントに家族で参加しました。
　多様性の観点からLGBTQの動きに賛同した動機があり、その内容に関しても大阪市をはじめとした行政の後援があったため安心していたものですが、公共の場で開催するイベントとしてはあまりにも不適切ではないかと思う点がありました。
　まず「親子休憩所」から比較的近い位置に成人向けの物販ブースがあったり、露出の激しい服装をされているのが見受けられ、非常に不快でした。
　また、子供に見せるべきではない性的な内容があまりにも多く、実際に子供はかなり怖い思いをしたようで、今後の精神的ケアもこれから大変心配しています。
　行政として、今回このようなことがあったことを踏まえ、本イベントへの公園使用の許可は適当だったと考えるのか、本イベント主催者に対する何らかの指導は行うのか、今後、同イベントの公園の使用許可をするのか、この3点をぜひご教示ください。

市の考え方

　当該イベントにつきましては、主催団体の申請において、「LGBTなどの性的少数者の存在をアピールするとともに、多様な性のあり方を社会に発信し、性的少数者の人権問題への理解と関心を深めること」を開催目的としていたことから、性の多様性に対する理解を深め、偏見や差別を解消する取組みを積極的に推進している本市の理念に一致するものと判断して、後援名義の使用を承認したものです。
　しかしながら、イベントに参加された方、特に小さなお子様に対する配慮に欠けたブース出展やブーススタッフの振る舞いがあったこと等についてご意見をいただきましたことから、本市といたしまして、主催者に事実関係の確認を行い、関係機関とも連携のうえ、今後は後援名義の使用承認について適切に対応してまいります。