令和7年1月24日 大阪市長会見全文
2025年1月24日
ページ番号:623699
司会
それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。
令和7年1月27日から大阪市内全域で路上喫煙禁止となります
令和7年1月27日から大阪市内全域で路上喫煙禁止となります
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
- オープンデータを探す大阪市オープンデータポータルサイト
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
市長
はい、よろしくお願いいたします。私からはですね、大阪市内全域での路上喫煙禁止について、お知らせをいたします。大阪市では、来週の月曜日、令和7年1月27日からになります、路上喫煙を禁止する区域を、大阪市内全域に拡大いたします。路上喫煙が禁止となるのは、道路・公園・広場・その他公共の場所で、大阪市が管理する場所となります。また、これまで、紙巻きたばこのみを規制の対象としておりましたが、今後は、加熱式たばこも、対象となります。市内各所を巡回する路上喫煙防止指導員が、路上喫煙を確認した場合は、啓発指導を行いまして、過料として1,000円を徴収します。そして、市内全域の路上喫煙禁止にあたり、大阪市では、民間企業の皆さんとも連携いたしまして、喫煙者と非喫煙者が共存できる分煙環境の整備に取り組んでおり、喫煙可能な場所を、1月27日時点で、約300か所確保いたしております。喫煙所の箇所につきましては、「喫煙所マップ」でご確認をいただけます。まずは、大阪市の周知媒体に掲載しております二次元コードを読み取っていただくか、「大阪市 喫煙所マップ」で検索いただきたいと思います。大阪市のホームページで、ターミナル駅周辺や、24区別の「喫煙所マップ」へのリンクを案内しております。「喫煙所マップ」では、喫煙可能な場所にアイコンが表示されます。スマートフォン等の位置情報に対応したデバイスでは、周辺の喫煙所を検索いただくことも可能です。喫煙所には、一般に開放され、誰でも無料で利用できます「大阪市指定喫煙所」と、飲食店や商業施設などの、喫煙が可能な場所を登録いただき、大阪市が情報発信する「情報提供喫煙所」がございます。たばこを吸われる場合は、「喫煙所マップ」をご活用ください。4月には、いよいよ万博が開幕しまして、国内外から多くの方々がこの大阪を訪れることになります。大阪のまちの魅力をアピールする絶好の機会ですので、国際観光都市大阪にふさわしい、路上喫煙のない、安全・安心で快適なまち、美しいまちの実現に向けまして、市民の皆さんや、事業者の方々のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。私からは以上です。
質疑応答
司会
それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問については市政関連のみでお願いします。それでは、幹事社のNHKさん、お願いします。
NHK 的場記者
NHKの的場ですよろしくお願いいたします。
市長
お願いします。
NHK 的場記者
いよいよ来週月曜日から市内全域での路上喫煙禁止が始まるということで、改めて、この取組の意義や期待される効果についてお聞かせいただけますでしょうか。
市長
はい。まず、たばこの煙や、その火でですね、不快な思いをされる方がいなくなるっていう、これ、もちろんですけども、まちの美観を損ねる原因となっております、いわゆる吸い殻の投げ捨てがなくなるといった効果にも期待をしております。先程も申し上げましたが、4月には、いよいよ万博も開幕しますので、国内外から多くの方がこの大阪を訪れていただくことになります。この取組を進めまして、市民の安全・安心ですね、あと、快適な生活環境を確保するということで、万博を契機として、国際観光都市にふさわしい環境美化を推進していきます。
NHK 的場記者
あとは、先程全体の呼びかけにもありましたけども、改めて、月曜日から始まるということなので、市民の方、そして、大阪市を訪れる多くの皆様へ、改めて市長から、この取組への協力の呼びかけというか、メッセージをお願いできますでしょうか。
市長
はい。大阪市におきましては、来週1月27日から、道路・公園・広場・その他公共の場所での路上喫煙が市内全域で禁止となります。加熱式たばこも禁止の対象となりますので、ご留意ください。市内全域で路上喫煙が禁止になりますので、喫煙者と非喫煙者が共存できるように、分煙環境の整備にも取り組んでおります。喫煙される方は、「大阪市 喫煙所マップ」を参考いただき、ルール、マナーを守って喫煙いただきたいと思います。路上喫煙のない、安全・安心で快適なまち、美しいまちの実現に向けて取り組んでまいりますので、皆様方におかれましても、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
NHK 的場記者
あと、ちょっと自分から最後の質問になるんですけども、27日時点で、およそ300か所喫煙所が確保できたということですけども、これで十分足りそうかっていうところと、さらに万博の開幕までに、市長として、もうちょっとこれだけ増やしたいなみたいな目安ですとか目標数値があれば教えてください。
市長
はい。喫煙所の設置に関しては、これまでですね、私も就任以降、路上喫煙禁止はもう方向性として定まってましたので、それに向けて、140か所の設置、これは前任の市長からもこの方針で進めてまいりまして、140か所についても設置してですね、公設置、補助設置、また、民間の施設等含めて、約300か所を確保することができております。万博開催までには330か所の施設の喫煙可能な場所を確保できる見込みとなっています。
NHK 的場記者
ちなみに、さらに、一応確保見込みが330か所っていうことですけども、市長としては、さらに、より分煙を進めるという意味で、協力は引き続き呼びかけていかれたいのか、結構この330か所で大分もう市内全体を網羅できているっていう状況なのか、その辺りのご見解、いかがでしょうか。
市長
まずは140か所と、あと、300か所っていう議論も、たしか私が市長選の予備選の時、自分の市長になる、立候補する前の時からですね、いろんな議論を僕もしてまして、千代田区の数字を基にしたり、ほかの団体さんがご提案いただいてるような数字を基にして、300か所っていう議論もありました。一方で、例えばお一人でも、ここに置いてよって言われる方は、それはいらっしゃると思いますし、お一人でもいて、それをニーズと捉えてしまうと、多分大阪市内で、もう際限なく設置になりますので、どこに一定まずゴールを置いて進めていくかっていうのが大事だったので、140か所という数値をまずは目標に、これまで進めてきました。一方で、民間の皆さんもご協力してくれまして、300か所以上確保することができております。1月27日の改正条例施行後はですね、路上喫煙のちょっと実態をまず把握して、必要な対策というのは検討していきたいと思います。
NHK 的場記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。毎日新聞さん。
毎日新聞 鈴木記者
毎日新聞の鈴木です。よろしくお願いします。すいません、細かいとこなんですけども、300か所の内訳、指定喫煙所と情報提供喫煙所、それぞれいくつあるんでしょうか。
市長
まず、公設置と補助設置なんですが、これが、公設置が71か所で、補助設置が124か所。これは万博の3月末の見込みの330か所の内訳、目標内訳ですけど。あと、既設の開放と情報提供、これが、民間の皆さんの既設の開放と情報提供が、既設開放が123か所、情報提供喫煙所が13か所ですね。計331か所となっています。
司会
次の質問をお受けします。読売新聞さん。
読売新聞 土谷記者
読売新聞の土谷と申します。よろしくお願いします。
市長
お願いします。
読売新聞 土谷記者
たばこの路上喫煙禁止に関して、ちょっと1点だけ伺います。27日当日、その前後だったりとかで、何か啓発活動だったりとか、その予定があるかどうか伺ってよろしいでしょうか。
市長
27日以降、イベントとして、特に私が出席するイベントは今のところ予定はしておりません。啓発自体は、いろいろ広報や周知やSNS発信等は努めていきますので、それは行っていきたいと思ってます。
読売新聞 土谷記者
それと、話が変わりまして恐縮なんですけど、淀川の河川敷の十三のエリアでの活用について伺いたいと思います。この春にも、屋台だったりとか、民間の力を活用した官民連携で活用が始まる、船着場を中心として活用が始まると思うんですけど、改めてこの期待感など伺ってよろしいでしょうか。
市長
いや、これはもうめちゃくちゃ期待してまして、すごく楽しみですね。まず1つ、僕は、十三駅という駅は非常にポテンシャルの高い駅だと思ってまして、これ、阪急全線があそこに来るわけです。そっから梅田駅に入っていくわけですけど、梅田駅まで1駅なので、言うたら、どの線に乗っても梅田にすぐ行けますし、神戸にも宝塚にも京都にも行けるわけです、あの駅から。そして、そこで降りていただくと、まず、大きなきれいな川、淀川がありまして、この自然環境を楽しんでいただきながら、非常に楽しんでもらえるようなまちなみもありますので、十三駅周辺というのは、僕、非常にポテンシャルが高いと思っています。これから新大阪駅との連結やですね、いろいろ未来が広まっていきますし、特に新大阪駅周辺は都市再生緊急整備地域にも指定されてますので、ますます可能性が高いエリアだと思ってます。それにおいて、あそこにですね、駅から歩いて、あれ、何分ぐらいあるかな。10分も歩かないですね。あっという間で、船着場があそこにできるんですね。そして、淀川大堰(よどがわおおぜき)っていうところに、これ、国交省が閘門(こうもん)をつけていただいたので、水位の高さを調節して、枚方や京都の方まで行けるようになるわけです。それと、関西、いろんなとこから十三で降りて、そして、いろいろ川で巡っていただくということも十分実現可能でして、まず、淀川の船着場の周辺っていうのは非常にポテンシャルが高いと思ってます。そして、さらに、ちょっと電車から見えるんですね、あの光景が。見えたときにね、ちょっと、もともとあった国交省の船着場が、ちょっと改修してほしいなっていう思いもあったんですけど、あそこがね、さっき言ったように、阪急乗った人が見たときにですね、カフェがあったり、いろいろにぎやかになってると、改めて大阪が、渡った梅田だけじゃなくて、こっち側の新大阪エリアも非常に、何ていうか、都市空間が、豊かな空間が形成されることに僕はなると思うので、非常に期待をしております。
読売新聞 土谷記者
併せて、万博に合わせて開業予定ということを聞いているんですけど、万博との相乗効果だったりとか、その辺りの期待感も伺ってよろしいでしょうか。
市長
国内外から本当にたくさんの方来られると思いますし、多くの方が阪急やJR、いろんな路線を使っていただくときに、阪急を使っていただいた方は、さっき言ったように、車窓から見える空間が、非常に豊かな空間等見ていただけますし、十三駅で降りて、割と安い、安くておいしい居酒屋が多いわけですよ、僕もよく行きますけど。ちょっと食も楽しんでいただきながら、そういったおしゃれな空間も楽しんでいただけることになるので、万博の時期に合わせて、こういった施設がどんどん開かれていくというのは、本当に喜ばしいことだと思いますね。ぜひ十三駅周辺、あの辺りの活性化をこれからも進めていきたいと思います。
読売新聞 土谷記者
ありがとうございました。
司会
次の質問をお受けします。朝日新聞さん。
朝日新聞 原田記者
すいません、朝日新聞の原田と申します。よろしくお願いします。まず、喫煙の関係でお伺いしたかったんですけれども、先程の冒頭の発言でもありましたけれども、これ、市内全域の路上喫煙禁止というところで、きっかけは万博っていうところが大きかったと思うんですけれども、万博もある中で、改めて、今回市内全域を禁止にすることによって、どういった大阪市の、先程国際観光都市も出ましたけれども、どういった都市像をつくり上げて、さらに国内外からいらっしゃる万博の方だったりとかにアピールしていくつもりなのか、併せてお伺いできますでしょうか。
市長
はい。大阪というまちは非常に多様性もあふれるまちですし、人柄が、何といいますか、おおらかで、面白くて、懐が深いというようなまちですので、僕は、国際観光都市としては、大阪というまちのポテンシャルは、国内では、ずば抜けて高いと、何か自分で言うのもあれですけど、本当に大阪ってすごいポテンシャルがあると感じてます。多くの人が国内外から来てくれて、食や、いろんなものを楽しんで、万博も楽しんでいただいたときに、やっぱり重要なのは、安心・安全で過ごせるまちかどうかっていうのは、僕は非常に重要だと思っています。ですので、これはもちろんまちを歩いてるときに、何かちょっとまちなかが汚れていたりですね、例えば周辺でたばこを吸ってる方がたむろされてたり、そういう光景を見たら、観光される方もちょっとイメージがもしかして少し悪くなるかもしれません。冒頭申し上げたとおり、これは煙や火から歩いてる方を守るといった点もありますし、健康の面もありますが、国際観光都市として、安心・安全で、このまちは本当にゆっくりきれいな気持ちで過ごせるなと思ってもらえるところに持っていく必要があると思ってます。大阪市全域での路上喫煙禁止というのは非常に大変なところかと思いますが、吸われる方も吸わない方も快適に過ごしてもらえるまち、また、国際観光都市としてきれいなまち、ところをめざしまして、政策を進めていきたいと思います。
朝日新聞 原田記者
あとですね、千代田区さんなども全域、既に禁止されているかと思いますけれども、大阪市ほどの、いわゆる人口270万人近くいらっしゃる都市での全域禁止っていうのはあまりまれかと思うんですけれども、そういった中で、指導員の方は100人体制ぐらいというところで、それが、指導員の数が足りるのかであったりとか。
市長
そうですね。
朝日新聞 原田記者
あと、先程出たように、本当に喫煙所足りるのかというような今後懸念も出てくるかと思うんですけれども、今後の姿勢というところで、条例の実効性を高めていくために、市長としてはどのように取り組んでいこうとお考えなのか伺えますでしょうか。
市長
はい。指導員ももちろん体制を組んで対応していくことになりますが、これが1月27日から今度始まりますので、今年は特に非常にイレギュラーが多いという言い方がいいのか、まず、1月27に路上喫煙禁止、4月からは大阪府の方でも、店舗の方で規制が変わって厳しくなります。加えて、万博もありますので、恐らく平時より多くの国内外の方が、大阪市内を中心に、たくさん来られることになろうかと思います。ですので、可能な限り、フラットに見たときに、どれぐらいの喫煙ニーズがあって、少しトラブルが起きやすくて、重点的に対応しないといけないのかっていうのをしっかり把握しながら、体制、喫煙所数や指導員の在り方っていうのは考えていかないといけないかなと思っております。まずは330か所や、現行検討している指導員の体制で進めていきたいと思ってます。
朝日新聞 原田記者
あと、話変わりまして、万博の関連で数点伺います。万博のチケットの関連なんですけれども、チケットがですね、例えば一部メルカリだったりとか金券ショップとか、そういったところで売られてるような状況が確認できているんですけれど、まず、そもそもそういった事実をですね、市長として把握されてらっしゃるのかというところと、あと、そもそもなんですけれども、なぜこういった転売が駄目なのかっていう、市長がどのようにお考えなのかっていうところをまずお伺いできますでしょうか。
市長
はい。まず、博覧会の方の規約にもこれは定められていまして、不特定または特定多数の人々に対してチケットを譲渡することはちょっとかなわないと。ただ、ご家族や、知り合いや、その中でやり取りすることは可能になっています。ですので、まずはルールにのっとって、まだ始まってもいないのでですね、できるだけやっぱり決められたルールにのっとってチケットはご利用いただきたいというふうに思っています。チケット購入にあたっては、これはいずれのイベントでもそうかと思いますが、可能な限り、それは買っていただいて、どれぐらいの方が来られるのかっていうのを把握しながら、特にこういう大きいイベントになりますから、市内が渋滞しないように、いろんな対応も打ってるわけですので、可能な限り、ルールにのっとってご購入いただきたいと。可能な限りっていうか、ルールにのっとってご購入いただきたいと思います。
朝日新聞 原田記者
あと、一般的な転売っていうと、不当に高く売るっていう場合が想定されるものかと思うんですけれども、今回、いわゆる、例えば一日券であれば通常の価格より安く販売されているような状況を確認できるんですけれども、そういった状況についてはどのようにお考えなのかというところと、安く売ることによってどういった問題が生じ得ると考えられるのか、市長のお考えをお伺いできますでしょうか。
市長
今のいずれのご質問に関しても、ちょっと安く売られてる理由とですね、売られた方の思いというのをちょっと確認は私自身できておりませんので、ちょっと事由までは分からないところです。ちょっと繰り返しになって恐縮なんですが、ご購入いただくっていうのは、その日にこういう体験をしたいと、万博に行ってこういう体験をしたいという思いでぜひご購入いただいて、ご予約いただいて、来ていただきたいと思っています。決められたルールや規約にのっとってチケットを購入していただいて、そのルールに基づいて、ご入場いただきたいと思いますし、規定されていないような方法で販売するっていうのは、これは、いずれのイベント主催者やチケット販売事業体としては、そう答えざるを得ませんよ、やっぱり。売ってる主体として、買っていただける場合は、皆さん同じルールで買っていただいてますので、それにのっとってお願いしたいと思います。
朝日新聞 原田記者
いわゆる一般販売が伸びていない中でこういったことが起こると、さらに伸び悩むというかですね。
市長
そうですね。
朝日新聞 原田記者
売れなくなる可能性もあるのかなと思うんですけど、その辺りは、ご懸念というのはございますかね。
市長
これは、そういう対応をされるとですね、真面目に買っておられる方もいらっしゃいますし、一方で、チケットがちょっと売れてないという形で発信も見た中で、さらに安く転売されてるとなると、ちょっと皆さんにあんまり印象も良くないですし、本当にやめていただきたいと思います。重ねてになりますが、これは、チケットに関しては本当にいろいろ議論しまして、早くご予約いただいたら安くとかですね、子どもたちには可能な限り安くとか、いろんな形でチケットの種類もそろえておりますので、ぜひちょっとご覧いただいて、そういうわくわく感を持って、万博のチケット予約っていうのはぜひしてほしいと思います。
朝日新聞 原田記者
すいません、最後に、府市でもサポートデスクなど設置されてるかと思うんですけれども、こういった事案って限られる話ではあるかと思うんですけれども、そういったサポートデスクであったりとか、そういったところで、改めてそういった転売の周知、転売禁止というところ、周知強めたりとか、そういったお考えはございますでしょうか。
市長
結構説明事項も多いので、転売禁止というか、転売できませんというのは、ある程度ご認識はいただいてるものという前提でチケットの説明はすることになろうかと思いますが、ただでさえちょっとチケット予約がしづらいというご批判も多い中ですので、可能な限り説明事項というのは、できたらスムーズにチケットをご利用いただける説明に費やしたいという、僕が現場やったら、ちょっとそう思いますね。我々や、ちょっとそういう広報や周知の際に、僕もちょっと気をつけて発信するようにはしますが、一人ひとりのスタッフに、これ言って、あれ言ってっていうのがちょっと累積するとですね、本当に現場で説明しないといけない事項がおろそかになる可能性もありますので、そこは十分判断したうえで発信はしていきたいと思います。ちょっと繰り返しになるんですが、不正で転売されたチケットっていうのは、そもそも不正転売の場合は、万博会場には、これ、入場できないこととなっておりますし、アカウントの停止やですね、そういう旨をフリマサイトの運営事業者に対しても協会から行っているところですので、重ねてになりますが、きっちりした、ちゃんとした方法でご購入いただいて、本当に面白い内容をそろえていきますので、そのうえでご来場いただきたいと思います。
司会
次の質問をお受けします。毎日放送さん。
毎日放送 山本記者
すいません、毎日放送の山本です。路上喫煙禁止についてなんですけれども、過料は主に現金での徴収だと思うんですが、キャッシュレス化が進む中で、現金を持ち歩かない方というのも増えているかと思います。もし違反した方が現金をお持ちでない場合にどのように対応するのかというところと、あと、電子決済などの導入を今後検討する可能性について教えてください。
市長
そうやね。現金持ち歩かないですもんね。
環境局 楠本路上喫煙対策担当課長
そうですね、今後ですね。ごめんなさい、環境局路上喫煙対策担当の楠本と申します。今後ですね、実際キャッシュレス決済っていうのが、結構お持ちの方増えてられるので、そういったケースっていうのも増えてくるかなと考えておるんですけれど、まず、一旦は現金で払っていただくように勧奨して、場合によっては住所地等に納付書を送るなどっていうのも実施はさせていただいておるんですけれど、実際キャッシュレス決済導入にあたってはですね、初期費用であったりとか手数料の問題等々ございますので、今後、引き続き検討していくという形で進めたいと思っております。以上です。
毎日放送 山本記者
ありがとうございます。あと、指定喫煙所の件なんですけれども、指定喫煙所の中には、例えば1つのパチンコ店に複数の喫煙所を登録しているエリアもあるかと思います。喫煙者の方にいくつかお声を伺うと、結構数の、数稼ぎじゃないかというふうな声も出てきたんですが、これは、市長はこのお考えについてはどう思われますでしょうか。
市長
まず、140か所っていうのは一定の根拠を持って設置を進めてきました。140か所で一定目標を持って進めてきましたが、いわゆる千代田区でもそうやと思うんですけど、民間で使っていいよという施設もこれはあるわけでして、情報提供してくれる施設もあるわけです。ですので、僕は300か所っていうのを、自分が市長になる前からの議論っていうとこは言いましたけど、300か所を設置してくれというオーダーを別に出したわけではなくて、まずは140か所っていうところを、一定の根拠を持って進めてきましたので、140か所についてはしっかり設置をめざします。ただ、民間の皆さんや、非常にご協力いただいてる情報提供の喫煙所なんかもありますので、これは、含めると、330か所というのが万博開催前にご協力いただけるところかと思います。これがちょっと、例えば1つの場所に2つあったから、それは数をだましてるっていうご意見も持ってる方いらっしゃるかもしれませんが、重ねてになるんですが、330か所で、何といいますか、それがゴールで、間違いなく足りるとかいった議論を進めてきたわけではなくて、まずは140か所の大阪市指定喫煙所の設置を進めてきたところです。それに加えて、民間の方がご協力いただけると言っていただける箇所が330か所になりましたので、まずは、喫煙される方に関しては、この状況で調べていただいて、喫煙所を探していただいて、吸っていただく。そして、実態に関しては、1月27日以降、状況については把握をしていきたいと思います。
毎日放送 山本記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。日本経済新聞さん。
日本経済新聞 栗原記者
日経新聞の栗原と申します。路上喫煙について伺います。路上喫煙の禁止はですね、日本や大阪の法律や条例に詳しくないインバウンドの方や外国語話者の方々への周知も課題になるかと思いますが、そういった方々への周知、また、対策をどのように進めていきますでしょうか。
市長
これは本件に限らずですが、ポスターやチラシ、デジタルサイネージっていうのはいろんな手法で周知してまして、多言語での表記っていうのは進めているところです。インバウンドの方がよく目にする大阪観光局の観光案内所や各所に設置してる観光案内板、外国人向けフリーペーパーなどによる周知も行っております。路上喫煙防止指導員が指導啓発する際もですね、多言語のパネルなどを活用して指導にあたっていきたいと思っております。可能な限り、それが周知徹底できるように、情報発信、海外の方が目にするような場所で情報発信を行っていきたいと思います。
日本経済新聞 栗原記者
ありがとうございます。あと、先日ですね、路上喫煙の対策を、実効を高めていくために、人流データを活用していくという話がありましたが、そちらの方の導入時期は、あと、具体的に決まってますでしょうか。
市長
人流データの導入時期まではあれなんですが、でも、1月27日以降の実態把握でそれを用いるという理解でしたけど。そういうことです。
日本経済新聞 栗原記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。関西テレビさん。
関西テレビ 沖田記者
関西テレビの沖田と申します。路上喫煙の件で、今年度まで喫煙所設置の経費と、あと、維持費の補助金があったかと思うんですけれども、これは来年度以降、市長としてどのように、拡充なのか、それとも、一旦打切りなのか、どのように考えておられるのか、お願いします。
市長
ですので、今後の喫煙所をさらにどう対応していくかっていうとこについては、まずは、今、これまでもずっと議論してきた、まず、140か所の大阪市指定喫煙所の設置と情報提供喫煙所の設置など含めて、今まだなってないのでですね、これ、1月27日以降、喫煙所も、皆さん見ていただける段階でオープンしますので、どれぐらいの課題やニーズや、それがあるのかっていうのを把握しながら、喫煙所の対応については検討していくことになると思いますので、ちょっと今時点で、引き続き、例えば喫煙所の補助事業を、これ、20件ぐらいめざして補助事業をしますとかいうのを議論してるわけではありません。まずは、これまで、民間のご協力いただいた方もたくさんいらっしゃいますので、今設置できた330か所についてニーズを把握しながら、今後の対応は検討していくことになるかと思います。
関西テレビ 沖田記者
ありがとうございます。あと、ニーズの把握と実態の把握ということなんですけど、万博の間は通常時と比べてちょっとイレギュラーなところもあるかと思うんですが、これから、どの段階で一旦状況をまとめて、次の段階の数を決めていくだったりとか、期間の目安っていうのはあるんでしょうか。
市長
言っても10月まで万博ありますから、まず、1月27日の改正条例施行後からですね、これ、調査を開始しますので、少なくともこの半年ぐらいの中では、1月27日から万博開幕までっていうのは、比較的平時の大阪の状況なのかなと思います。状況を把握しながら、秋ぐらいでしたかね、めど。秋ぐらいをめどに、調査を基に対応を考えていくことになろうかと思います。
関西テレビ 沖田記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。横田さん。
フリーライター 横田記者
フリーの記者の横田ですけども、先程の万博の前売り券、金券ショップなどへの出回りなんですが、これ、転売禁止ということなんですが、これ、実効性はあるんでしょうか。一応万博協会のルールで定めても、実際に出回って、買ってる人もいるわけですから。
市長
そうですね。
フリーライター 横田記者
これ、ほとんど取締りのしようがないというか、いう理解でよろしいんでしょうか。
市長
いずれのイベントやチケット販売事業体としては、これ、みんな言うと思いますし、転売やめてくれと、きっちり買って、買ったチケットの方が来てくれっていうのは、これは基本的なルールだと思ってます。当然、博覧会協会、ルールとしてこれは決めておりますので、実効性どこまであるかと言われるとですね、そらなかなか答えづらいところはあるんですが、重ねてになりますが、これはチケットを買って、譲渡いただく方法っていうのは、ご家族や同僚の方で譲渡いただけるとこも含めて書いてますので、可能な限りというか、ルールにのっとって、何せ来てほしいと思います。我々としては、とにかくルールにのっとってチケットを購入いただいて、万博会場にお越しいただきたいと思います。
フリーライター 横田記者
そういう希望、要望というのは分かるんですけども、実際に禁止するのは難しいと、実際出回ってるわけですから、いう理解でよろしいわけですよね。
市長
ルールとしては禁止してますので、これ、我々としては禁止してるという立場ですし、100パーセントどうするかというと、例えば個人情報と顔写真入れていただいて、ゲートのとこで全部チェックするっていうのは、現実的にそれはなかなかかなわないところだと思います。重ねてになりますが、ルールとしては、これは禁止ですので、規約にのっとってご購入いただきたいと思います。
フリーライター 横田記者
そういう実態調査するお考えはないんでしょうか。どれぐらい出回ってですね、ほとんど実効性がないと、防ぎようがないと。それやらないと、どれぐらい赤字が拡大するかの見積りもできないと思いますので、そういう実態調査はなさるお考えないんでしょうか。
市長
いや、特に今、実態調査は予定してません。
フリーライター 横田記者
赤字額が拡大して、どこかが負担しないということに、終わった後なると思うんですけども、その場合、3分の1ずつ、国と府市と経済界という一応枠組みはあるんですけども、横山市長、吉村知事が推進したトップとしてですね、給与カットとかボーナス返上でそれを穴埋めするというお考えはないんでしょうか。
市長
どれに答えたらいいか分からないんですけど、最後のご質問だけやったらですね、要は赤字になったら僕らのボーナス返上せえというご質問と。
フリーライター 横田記者
そういう意気込み、考えはないのかと。
市長
絶対赤字にならないように取り組んでいきたいと思います。今、赤字になったらどうするかっていうのを聞かれることもそらありますが、僕ら、まず、ちょっと前売り券の今の転売の話とは別にして、僕はチケット販売をですね、とにかく促進するために、万博の展示物や、どういう経験ができるのかっていうのを発信しながら来場意向度を高めて、チケットを買っていただく、それがひいては黒字につながっていくと思うので、とにかく今はそれに集中したいと思ってます。
フリーライター 横田記者
それ、希望的観測で、前売り券の売上げが急速に伸びてるんだったら今の話は説得力あると思うんですが、ほとんど伸び悩んでるのが実態なんじゃないんでしょうか。数字はどうなってんでしょうか、ごく最近のトレンドとしては。
市長
これからですね、イベント内容なんかも発信されていきますし、パビリオンの予約もこれからどんどん始まっていきますので、高い目標だと思いますけど、前売り券のチケットは、ただ、発売、もちろん開幕後も、これ、チケットを買っていただいて、来ていただくことはできますし、始まったら、またいろんなパビリオンの様子やリングの様子なんかも発信されて、多くの方が関心持っていただけると考えてます。
フリーライター 横田記者
最後に、石破総理が夢洲、万博会場視察されましたが、夢洲の避難所のレベルというのは国内並みなのか、石破総理がよく言ってる海外並みの温かい食事がすぐ出てくるですね、進んだレベルに達しているんでしょうか。その辺はどうなってるんでしょうか。
市長
いわゆる、今、横田さんが仰られた国内並みと海外並みという基準がちょっとよく分からないので、それは。
フリーライター 横田記者
石破総理が総裁選の時に、今の国内の避難所のレベルが低過ぎると。
市長
オーケー、オーケー。それに関しては、だから、石破総理に聞いていただいたらいいと思うんですけど、避難所というか、起きたときには、島外にこうやって避難して、これぐらいの備蓄食品を持ってますというのは当然防災計画なんかで進めてますので、ちょっと横田さん仰られる国内並み海外並みっていうところは、また総理の方に聞いていただいたらいいかなと思います。
フリーライター 横田記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。ほかに質問のある方はいらっしゃいませんでしょうか。それでは、終了いたします。
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 政策企画室市民情報部報道担当
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所5階)
電話:06-6208-7261
ファックス:06-6227-9872