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令和7年3月26日 大阪市長会見全文

2025年3月26日

ページ番号:623705

司会

それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。

 

万博の感動が街じゅうに!~「PARK JAM EXPO 2024-2025」・「御堂筋 みちの未来体験EXPO」~

万博の感動が街じゅうに!~「PARK JAM EXPO 2024-2025」・「御堂筋 みちの未来体験EXPO」~

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市長

お願いします。いよいよですね、3月も、残りわずかとなりまして、4月には大阪・関西万博が開幕をいたします。本日は、万博期間中に、花博記念公園鶴見緑地や御堂筋で開催する万博の感動を体験できるイベントについて、ご紹介をいたします。まず、花博記念公園鶴見緑地におきましては、4月13日から万博連携イベント「PARK JAM EXPO 2024-2025」を開催いたします。公園の未来を体験できる技術の展示や、夜の公園を存分に楽しんでいただく企画など、子どもからお年寄りまで、幅広い世代の方々が楽しんでいただけるイベントでございます。未来の公園展では。未来の公園展、これですね。未来の公園展では、公園で活用できる様々な技術を持った企業が大集合して、キーウィが産卵する場面やペンギンが餌を食べている様子を再現する「ロボット動物園」や、最大1,500平方メートルの芝刈りを自動で作業する「芝刈りロボット」など、最新技術を体験いただけます。また、夜空に浮かぶ「スカイランタン」では、願い事やメッセージ、イラストを描いた、万博カラーでもある赤と青のランタンを夜空に浮かべるなど、夜の公園に幻想的な空間を創出いたします。外国の遊び体験では、外国人と子どもが集って、いろいろな国の伝統的な遊びや文字書きを楽しむことができます。公園活用プログラムでは、公園の開放的な空間を生かして、ヨガやワークショップ、音楽、遊び体験などを体験いただくことができます。ほかにも、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の公式キャラクター「花ずきんちゃん」のフラワーウォールを制作するワークショップや、大阪の文化や特色を生かしたプロレスエンターテインメント「大阪プロレス」の開催など、盛りだくさんな内容でございます。公園の未来を体験しに、ぜひ、ご家族そろってお越しください。続きまして、大阪のメインストリート御堂筋からも、万博を盛り上げていきたいと思います。御堂筋では「はじまる御堂筋」を合言葉に、人中心の道路空間の創出に向けまして、様々な取組が進められておりまして、ミルクボーイさんも広報に取り組んでいますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。5月8日から、万博関連イベント「みちの未来体験EXPO」の第1弾、「Art Walk 御堂筋」を開催いたします。コンセプトは、「お花のカーペットとアート」です。まず、御堂筋の歩道や側道空間に色鮮やかなフラワーカーペットを施します。全17点・総面積約400平方メートルの花びらで作るアートが、御堂筋を彩ります。また、アートの一部には「MIDOSUJI 2025」という文字を花びらで描き、花文字の制作に要する花びらの枚数はギネス記録に挑戦をいたします。利用する花の一部は、福島県などから調達する予定でございまして、復興の支援にもつながればいいかなと思います。なお、フラワーカーペットの花絵制作、花摘みなどのボランティアを募集中でございます。貴重な体験ができる、またとない機会となりますので、ぜひ、応募ください。また、国内外の子どもたちが描いた絵を展示するストリートギャラリーを設置します。これらの作品は、8月18日から、万博会場(夢洲フェスティバルステーション)でも展示される予定となっております。さらに、みんなで御堂筋に絵を描くストリートペイントや、青森市の祭りで使用された「ねぶた」を再利用したアート制作の体験など、華やかな雰囲気の中で、アートに触れていただく機会を創出しますので、ふるってご参加いただきたいと思います。イベントの開催場所は、中央区北浜3丁目付近の淀屋橋交差点から中央区難波3丁目付近の難波西口交差点までの区間で、道路協力団体などと連携して実施をいたします。イベント期間中、淀屋橋交差点から新橋交差点では側道の通行規制を行うほか、5月11日は、難波交差点から難波西口交差点の本線の車線規制を行います。期間中は混雑が予想されますので、市民の皆様には、マイカー利用の自粛や迂回など、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。万博とともに、御堂筋にもお越しいただいて、人中心の道路空間をお楽しみください。私からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問については市政関連のみでお願いします。それでは、幹事社の朝日放送テレビさん、よろしくお願いします。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

幹事社のABCテレビの玄田です。よろしくお願いいたします。

 

市長

お願いします。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

発表項目について2点お伺いします。まず、「PARK JAM EXPO 2024-2025」についてなんですけれども、こちら、万博の開幕にまた合わせて開催ということになるとは思うんですけれども、万博とまたどのような相乗効果を期待されますでしょうか。

 

市長

もういよいよ万博開幕でございますので、さらにですね、今年は「花と緑の博覧会」であります花博が鶴見緑地で開催されてから、ちょうど35年目を迎える年でもございます。今回の「PARK JAM EXPO 2024-2025」におきましては、当時の花博の理念を振り返っていただくとともに、万博のテーマでもあります「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために、鶴見緑地で、「ロボット動物園」など、未来の公園を感じることができる取組を予定しておりますので、万博の取組の一端として実感していただきたいと思っております。さらに、この取組を万博会場へとつなぎ、7月に予定している大阪ウィークですね、万博会場の大阪ウィークでは、鶴見緑地で体験いただいた未来の公園を万博会場でも展開する予定です。ぜひ、皆様には、鶴見緑地での「PARK JAM EXPO 2024-2025」と、そして、万博会場、この両方にお立ち寄りいただいて、未来に向けて取り組む大阪を感じていただきたいと思います。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

もう1点、「Art Walk 御堂筋」の方なんですけれども、こちらは様々プログラムあると思いますけれども、市長から、一番の見どころといいますか、そういったところがありましたらお願いいたします。

 

市長

御堂筋ではですね、万博期間中に、まちを花飾りやバナーで彩りまして、おもてなし空間をつくっていく予定ですが、それに加えまして、本イベントでは、「お花のカーペットとアート」をコンセプトとして、御堂筋の各所にお花やアートを配置して、春らしい華やかな雰囲気を感じる色とりどりな空間を創出したいと思います。アートに触れて、花の御堂筋を感じていただきながら、歩いたり休憩したりして、ゆとりある空間を体験いただきたいと思っております。たくさんアートや取組ありますが、特にこの大阪市役所玄関前に施しますフラワーカーペットにつきましては、縦が2メートル。これぐらいですね。横が6メートルの大きさで、これですね。7,000枚以上の花びらを利用して花文字を制作して、その要した花びらの枚数でギネス記録に挑戦したいと思います。市役所にお越しになった際には、「ミャクミャク」のオブジェとともに、ぜひ、こちらもご覧いただきたいと思います。なお、フラワーカーペットの花絵の制作、花摘みにあたりましては、ボランティアの皆様、これ、募集中でございます。ギネス記録に認定されるアート制作の一員になれる大変貴重な機会でございますので、ぜひ、皆様奮って応募いただきたいと思います。以上です。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

ありがとうございます。発表項目外から、すいません、もう1点質問させてください。

 

市長

どうぞ。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

本日午前中にですね、こども貧困対策会議あったと思うんですけれども、推進計画案の2期も出まして、今後の子どもの貧困対策への意気込み等あれば、改めてお伺いしたいと思います。

 

市長

2時間にわたりましてですね、毎回この会議は非常に長時間にわたるんですが、外部の有識者の皆様も本当に真剣に議論いただいて、この会議だけじゃなくて、日頃も担当部局とやり取りをしていただいて、まず実態調査ですね、子どもの貧困の実態調査と、そして、その対応策というのを部局横断的に進めています。子どもの貧困対策というのは、大阪市政が関わる本当にたくさんに重要な政策ある中でも、僕は非常に最も重要な政策の1つであるというふうに考えています。しんどい子どもたちを、しっかりネットワークをつくってキャッチして、社会的に必要な施策につなげていくという意味で、子どもの貧困対策は本当に局横断的に、また、全庁挙げて取り組んでいきたいと思います。実態調査の中では、いろいろ課題も浮き上がってきまして、たくさんあるんですが、例えば必要な施策を受けられるにもかかわらず、まず、ご自身が受けられる状況であるというのをご認識いただいてなかったり、どういった行政サービスがあるかというのを、やっぱりちょっと届いてなかったりですね、せっかく貧困対策という意味で、いろいろ施策を準備しても、活用いただけないと、やっぱりなかなかサービスが届いてる状態とは言えませんので、いかに必要な情報を届けていくか、こういった点についてもたくさん議論をいたしました。学校での周知や、電子媒体、紙媒体、また、AIやデジタル技術を使ったもの、いろんな手法をもって、必要な方々に必要な施策が届く、まずは成果指標を持ってしっかりやっていきたいと思います。併せて、子どもの居場所づくりという形で、これは地域の皆さんや民間の皆さんに本当に感謝申し上げますが、いろんなところで、例えば子ども食堂をやっていただいてですね、本当にみんなで子どもたちを何とか守っていこうという地域の絆を本当に感じます。これは現地区役所が音頭を取りながら、また、局と連携して、24区において、全小学校区において、例えば必ず子ども食堂があったりですね、かつ、その場所が子どもたちやご家庭に分かる、ここに行ったらこの日はこういうサービスを受けれるんだっていうのが分かるように、これもしっかり展開していきたいと思います。非常にたくさん、多岐にわたって事業を展開していきますので、全力を挙げて、一人でも多くのしんどいご家庭や子どもたちをしっかりキャッチできるように、施策展開をしていきたいと思います。

 

朝日放送テレビ 玄田記者

ありがとうございます。幹事社から、以上です。

 

司会

次の質問をお受けします。読売新聞さん。

 

読売新聞 猪原記者

読売新聞の猪原と申します。ちょっとさっき質問のあったこどもの貧困対策の会議、直接は関係ないんですけれども、会議の時にですね、「さん」付けでやってたと思うんですが、「さん」付けを始められてですね、これって浸透してるのかどうかという辺り、市長の認識をちょっとうかがえればなと思うんですけれども。

 

市長

「さん」付けは、働き方改革の一環として、風通し良い職場をつくっていきたいという思いでですね、上の立場の人、職階的に上の立場の人が下の立場の人を呼ぶときに、丁寧にコミュニケーションを取ることっていうのは、これ、当然のこと、下の職階に関係なく、「さん」付けで、職場環境や風通しを良くしていくという趣旨です。すごい皆さん遠慮しながら、横山市長のことも「さん」付けで呼んでいいんですかっていうのを何人かから言っていただいてですね、あんまり逆に職員にストレスを持たすわけではないので、そこは可能な範囲でということでお伝えしてきました。非常に、何といいますか、そらひとつひとつの職場を僕は回ったわけではないんですが、非常に多くの方から、多くの職員の皆さんから、これは反響をいただいてまして、なかなかすぐには難しいですというリアクションも含めて、徐々にでもいいんですが、やっていただきたいと思います。そういった中で、今日ああいった公式な会議の場でおいてですね、ちゃんと横山さんという形で、副市長のことも山本さんという形で呼んでいただいたのは、僕は非常にありがたくて、大きな前進じゃないかなと思います。これ、慣れかなと思いまして、みんなが呼び合っていくことで徐々に慣れていくので、いきなりは無理でも、徐々にそういう環境になればいいかなというふうには思いますね。参加されてた方がちょっとどぎまぎしてましたね。でも、そういう社会になっていけばいいなとは思います。

 

読売新聞 猪原記者

ありがとうございます。ちょっとまた話替わってしまうんですけど、今日の定例会見が多分今年度最後、多分会見になるかと思うんですけども。

 

市長

あ、そうか。ほんまや。

 

読売新聞 猪原記者

今年度1年振り返っていかがだったのかっていう辺りと、また次年度会見あるとは思うんですけれども、次年度に向けてどういうふうに取り組んでいきたいのかっていう辺りをちょっと併せて伺えますでしょうか。

 

市長

そうですね。1年振り返ってというか、もう就任して以降、やっぱり柱の政策であるまず将来世代への投資ですね。子どもたちの、また、ご家庭の子育てしやすさっていうのをいかに感じてもらえるかっていう形で、徹底してそこは重きを置いて施策を展開してきたつもりです。任期まだありますが、任期期間中にしっかり公約を実現できるように、来年度も取り組んでいきたいと思います。そのためのいろんな施策を行った1年間だったかなと思いますね。併せて、やっぱり将来世代、子どもたちだけじゃなくて、例えば介護保険のことに関しても、いかに生き生き健康で暮らしていけるかっていうところは非常に重要な視点だと思いましたので、プロジェクトチームを立ち上げて、ご高齢になっても健康で生き生き過ごしていただけるまちづくりっていうのを、土台づくりの議論を始めた年でもありましたので、この点は来年度に向けてもしっかり取り組んでいきたいと思います。地域の皆さんが、小っちゃい時から、おじいちゃん、おばあちゃんになっても安心して暮らしていける大阪のまちっていうのを実現していきたいと思います。併せて、そのためにはやっぱり大阪の成長を描いていく必要がありますので、特に申し上げるまでもなく、もういよいよ迫ってきた万博の準備ですね。こちらは本当に関係の職員、経済界皆さんと本当に走り回った1年でした。いろんな課題もやっぱり指摘されましたし、終盤にあたって、今やっぱりチケットの販売向上、機運醸成っていうのもずっと重要になっていきますから、この辺りをいかに発信していくか、万博を万全の状態で迎えるために全力で取り組んできた2024年度だったかと思います。来年度は、4月始まってすぐ万博ですから、これはもう世界中からたくさんの人が来ます。僕や職員もそうですが、万博に行ったことはある職員や人は。職員はいないか。人はいても、なかなか運営に携われるっていうことは、人生で多分1回切りだと思うので、みんな手探りだと思います。だけど、今本当にたくさんの世界中の国々から、いろんなお声やネットワークがすごい勢いで増えてるように感じますので、これは、僕は大・大阪元年というふうに言いましたけど、新しい大阪の夜明けとなるような、スタートとなるような2025年度を迎えるべく、これは職員一丸となって、関係団体皆さんと連携しながら頑張っていきたいと思います。

 

読売新聞 猪原記者

そのうえでお伺いしますけど、24年度ですね、一番何か印象深かったことっていうのは何かありますでしょうか。印象に残っていること。

 

市長

準備しとくんやったわ。いろいろありますけどね。いろいろあるけど、でも、やっぱり特に予算編成作業における将来世代への投資、特に保育の無償化に向けた協議、これは非常にいつも緊張感ありますので、どれだけ施設や人材を確保できるかというところを、常に数字をにらめっこしながら、関係部局の皆さん、本当汗かいていただいて、今協議進めてますから、こういった協議は本当に緊張感ありましたね。併せて、やっぱりさっきの挨拶のとおりかもしれないですけど、万博の準備は、都度都度、非常にたくさんの思い出があります。やることが、何ていうんですかね、ちょっと思い出じゃないですけど、これまで僕も府議会議員時代からずっと携わってきて、それこそ10年スパンで、みんなで一生懸命やってきたことが、どんどんテープカットを迎えてまして、テープカッターって最近呼ばれてましてね。テープカットばっかりやってんな言われて。グラングリーンもそうですし、なんば広場もそうですし、十三の船着場も、市の美術館もそうやし、挙げ出したらちょっと切りがないですよ。もうすぐ、「なノにわ」もそうですけど、これまでみんなでここを何とか盛り上げようと一生懸命議論してきた集大成が、万博の前に迎えてるんです。だから、この1か月、2か月振り返って、土日ないんですけど、僕、何ていうか、非常に刺激的で、多分一生忘れることがない日々を過ごしてます。これは決して、もちろん僕の成果じゃなくて、これまでずっとですね、何とか盛り上げて前に進めようとしてきた多くの人たちの思いが、今どんどん結実してるのを感じるので、そういうイベントは、正直言うと、一個一個出てて、本当に印象深いですね。大阪ヘルスケアパビリオンでも挨拶させていただきましたけどね、僕、署名簿持って走り回った日々を本当思い出しますし、でも、その市民の一人ひとりの声が誘致につながって、誘致委員会のメンバーが海外回って、誘致につながって、そして、実際もう開幕が近づいてきてるっていうことに、本当に夢物語のような、そんな気持ちはしています。きっと関わられた橋下さんや松井さんも喜んでることだろうと。死んじゃったみたいな言い方ですけど、ますます元気ですけど、思います。なので、印象深い日やイベントっていうのはちょっと挙げ出すと切りがない。でも、その全てが、僕がというよりは、多くの人が関わったものが今結実、実を結んでいってることに本当にうれしく思います。

 

司会

次の質問をお受けします。日本経済新聞さん。

 

日本経済新聞 関本記者

日経新聞の関本です。グリ下の万能塀に関してなんですけれども、今日完成したということですけれども、改めて、万能塀設置のねらいとですね、グリ下に集まるような、いわゆる居場所のない若者への支援の強化についてお伺いします。

 

市長

グリ下に集まる若者に対する支援というのは、これは非常に多くの関係者の皆様が集って対応にあたってくれてます。これはこれまでもお伝えしてきましたが、物理的に、例えば、じゃあ、強制的にその子たちを追いやって、別の場所に連れていって、それでおしまいというわけでは、これはなくて、しっかり支援につなげて、適切に行政機関や行政サービス含めて、適切な支援につなげていくというのも非常に重要なところですので、まちの皆さん、NPOの皆さん、そして、行政、経済界の皆さんが、それぞれがしっかり協議しながら、グリ下対策を進めてきているところです。この間ですね、本当にたくさんの皆さんが取組を進めてきてくれてまして、コロナ禍を経まして、大きく人の流れがまた変わってきて、あの辺りもかなり人の流れが戻ってきてるなというのは感じます。ですので、シンボルとなるような、そういうあそこに行けば何か若い子がおって、何か良からぬいろんな違法な犯罪等を含めてつながるような、シンボルのような場所にならないこと。そのために、これは行政としてもしっかりやることはやって、関係団体と連携しながら子どもたちの支援につながる、また、物理的にそういうシンボルとなるような場所を解消していく、こういう取組を続けていきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。木下さん。

 

フリーライター 木下記者

フリーの木下です。先程の子どもの貧困問題で伺います。これはたしか吉村市長の時代からですね、推進本部会議が出来上がって、松井市長、横山市長と続いてきたと思うんですけど、この中で、先程課題に挙げてられました、なかなか受けてもらえない方、届かないとか、当事者の方にですね、っていうのが課題としてはずっと続いてきてると思うんですけど、ここは何か、どういう施策を打ってこられて、何でまだ今それが続いてしまっているんだろうっていうところがあるんですけど、その辺りはいかがですか。

 

市長

そうですね。支援が必要な方というのを、一定状況を把握しながら、じゃあ、どういう支援があるかっていうと、これ、例えばChatGPTに仮で世帯の状況や年収や家庭の状況を打ち込むと、支援を受けれるサービスってすごい出るんです。出たサービスがすごくたくさんあるんです、実は。そのどれに申請が必要で、どこに行ったら申請ができて、時期も含めてっていうところは、例えば今日協議に出てたひとり親世帯ですね。貧困の割合が比較的高いような世帯において、あれだけの情報量を多分処理してくださいと言われても、非常に高いハードルをあるんじゃないんかなと思います。書類はプッシュ型で、例えばご家庭に届いたりするのもあるし、ご自身で申請しないといけないものもあると思います。ただ、それが、どれがそうで、どれだけあるのかっていうのがちょっと分かりづらいのかなっていうのは、これはずっとかねがね感じてます。もちろん僕が感じてるだけじゃなくて、多くのメンバーがこれは感じてるので、例えば学校現場、ご家庭でお子さんに必要な書類を持って帰っていただく。例えば地域、役所から送る。いろんな手法をもって、ご家庭に届けて、申請していただいて、必要なサービスをお届けする。この繰り返しなのかなと思うので、この点については、いかに必要な世帯をキャッチして届けていくか。これは難しいですよ。なかなか簡単じゃないんですが、だからこそ、より分かりやすく、スムーズに情報が届くように、これは頭をしっかり、全力でそれを考えながら、局横断的にやるしかないのかなと思います。今日議論したのは、例えばご自身、ご家庭によっては、今日も話出てましたけどね、会議で出てましたけど、やっぱり外に出るのもしんどいし、何をするのもちょっとできないっていうご家庭もやっぱりあるわけなんです。正直言うと、僕でも、書類見るとちょっとげんなりします。これ全部書くんかと思って、やっぱりげんなりするので、スムーズに分かりやすく必要な政策を展開できるような行政サービス、これはデジタル技術、DXなんかも活用しながら、これからやっていかないといけないと、そういう議論を今日はしましたね。もちろんずっと協議は続けてますし、改善してる数値もある一方で、なかなか改善が進まないところもあると思うので、この辺り、必要な対策を的確にやっていかないといけないと、今日改めて思いました。

 

フリーライター 木下記者

ありがとうございます。あと、今日がですね、夢洲の第2区域のマスタープランのパブリック・コメントの最終日だと思うんですけども、まだ今日なので、見られてないとは思いますけれども、それについてですね、2案認められた、策定された案があったと思うんですが、これで、万博の区域の方に、いわゆるIRの土地として、が増えるとですね、カジノ誘致っていうのが、IRの3パーセントっていう面積っていいますか、そういうルールがあったと思うんですけど、万博側にIRの土地が増えた場合は、それはまた増えることになるのか、それとも、もう実施協定まで結んでられるので、ここはもう変わらないっていうことでいいのか、この辺りはいかがでしょうか。

 

市長

万博側にIRの土地が増えるって何でしたっけ。

 

フリーライター 木下記者

IRの土地かどうかっていうのも含めてですけども、統合型リゾートの部分と捉えることもできるかと思うんですよね。大型アリーナとか、モータースポーツ関連とか。ホテル関連とかもそうですけども、そちら側がIRという認識であるのならばですけども、それは全くそういう認識でないのかということを含めて。

 

市長

そうですね。いわゆる夢洲の1期っていうのがIR区域として認定されて進んでますので、これは、まちづくり2期は全然別の敷地ですから、IR区域とは全く違います。なので、2期の部分がどうなろうと、IRの敷地の面積鑑定要件なんかに関わってくるということはありません。別物ですね。

 

フリーライター 木下記者

じゃあ、カジノの面積というのも、これまでに決まっているところから増えたりするっていうことはないっていうことでいいんですよね。

 

市長

うん、ないんじゃない。ないし、これ、2期までIRになると、減るんじゃないの、面積が。だって、カジノは。ごめんなさい、いらんこと言わんとこ。関係ないです。全くそこは変動ない。

 

フリーライター 木下記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。共同通信さん。

 

共同通信 浦郷記者

共同通信の浦郷です。お願いします。万博関連で伺います。タイプAの出展する参加国のうち5か国以上が開幕間に合わないんじゃないかという話が、一部報道ありますけど、まず、事実確認、いかがでしょうか。

 

市長

今時点で、5か国が間に合いませんっていうのが協会から入ってるか、ちょっとそれは入ってなくて、海外パビリオンについては、もちろん全ての公式参加国の皆さんがですね、開幕時にはしっかり施設に受けれるように協議や建設が進んでいるものと思ってます。一方で、なかなか、言うても、20日切っている中で、まだ工事を進めてるところは、これはあると思いますので、どうなっていくかっていうのは、一定どっかのタイミングで、例えば協会が、間に合っていない国や、まだ入れないパビリオン、また、その箇所ですね、を報道見る限りは、部分開業みたいな書き方もしてるので、多分ちょっと外の工事はしてますけど、中はご利用いただけますというパビリオンがあるのか、この辺りは、状況については、じゃないと、みんな行っても分かりませんので、これを分かりやすく表示されるものだと思っています。

 

共同通信 浦郷記者

開幕直後に来場した方との、後半に来場した方との差が出るといいますか、来場者の要するに満足度にも影響する話かなと思うんですけども、この辺り、チケットの売上げ含めて、影響どう見てるか、どう見られてるか教えてください。

 

市長

そうですね。できる限り全てのパビリオンが完全に入れる状態で開幕日を迎えるっていうのが、これはまずめざすべき方向です。今聞いてる中では、かなり多くのパビリオン、見通しとして、当然多くのところはご利用いただけるようになるので、何といいますか、イメージとして、どのパビリオン行っても開いてないといったことは少なくともなくて、かつ、タイプBやC、X等においては、もう完成したものをお渡ししてるところはありますから、多くのパビリオン、また、国内のパビリオンなんかもご利用いただけるようになるのかなと思います。ただ、間に合っていない等の情報が入ったときに、ちょっと心証が悪くなって、ほなまだやめとこかなと思われてしまう可能性は、これはやっぱり否定はできませんので、万全の状態で皆さんお迎えしますというメッセージをしっかり発信していかないといけないなと思います。

 

共同通信 浦郷記者

先程言及ありましたが、どこかのタイミングで万博協会が、開幕の時点でここが入れませんというか、そういうのは来場客向けに示すべきという考えでしょうか。

 

市長

そうですね。示してもらえるんじゃないかなというふうには考えております。

 

共同通信 浦郷記者

分かりました。ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。人民新聞さん。

 

人民新聞 河住記者

人民新聞社の河住です。よろしくお願いします。

 

市長

お願いします。

 

人民新聞 河住記者

大屋根リングについてお伺いします。先日浸食した盛土部分についてですが、万博協会に問い合わせたところ、盛土の部分は夢洲内での工事残土をそのまま使っているという回答でした。これについて市長は把握されていますか。

 

市長

どの部材をどっから持ってきてどう使ってるっていう細かいとこまで、私は把握してません。

 

人民新聞 河住記者

先日の報道で、万博協会の藁田さんが、大屋根リングは杭が打ってあるから安全だという旨の発言をされていましたが、市長も同じ認識でよろしいでしょうか。

 

市長

同じ認識です。リングって高さ20メートルなんですけど、特にあそこのつながりの海とか、あの部分は、下の固い層まで60メートルの杭が入ってます。なので、言うたら、ポッキーでいうとチョコがついてない部分がリングなんです。チョコの部分は全部地面に埋まってて、ちょっと手前のチョコが取れたぐらいの、指についたみたいなものでリングが倒れるかというと、倒れないと思います。だから、躯体(くたい)には影響ないというのは思うんですけど、なかなか口頭で言ってもイメージしづらいんです。見た目、何か置いてんのかなみたいな形なんですけど、下にかなり深く杭は入ってるので、表層の部分の塗装が、これ、駄目ですけどね。水の入替えの時にちょっと取れちゃったみたいなんですけど、それ自体、やっぱり気をつけてほしいと思います、工事の時に。じゃないと、来られる方、不安になってしまうので、こういうことはもうないようにしてほしいと思いますし。ただ、それがリングの躯体(くたい)に影響があるかというと、それはないというふうに思います。

 

人民新聞 河住記者

計画調整局の方に仮設物建築許可申請を出して、2022年に多分出てると思うんですけども、この確認申請については、計画調整局は、府知事や市長への報告は特にしていないという回答だったんですけども、市長はこれ、仮設物建築許可申請あるいは確認申請については、自ら確認はされてますか。

 

市長

え、2022年。

 

人民新聞 河住記者

22年に出てます。

 

市長

2022年は、僕はそもそもあれちゃうかな。

 

人民新聞 河住記者

そうですね。すいません。

 

市長

いや、多分。

 

人民新聞 河住記者

じゃ、その後確認はされていますか。

 

市長

いや、こういう建物等のね、建築確認の図面とかを知事や大阪市長が確認するっていうのは、これ、僕じゃなくても、どなたでもそれはしてないと思います。

 

人民新聞 河住記者

分かりました。ではですね、計画調整局に提出された大屋根リングの仮設物建築許可申請の立面図や断面図の方をちょっと確認させていただいたんですけども、杭は水に浸かってる部分にしかちょっと打たれてないような形に描かれています。杭が打たれてるので安全であるっていうのは、これはどういう根拠なんでしょうか。

 

市長

だから、さっき僕が言ったように、つながりの海の部分ですね、水が張ってる部分を中心に、あの辺りについては杭が60メートル打ってると。そのほかの部分の杭の深さまではちょっと存じ上げないんですが、少なくとも最も深い杭が打たれているのが水面に近い部分というふうには認識しています。ただ、図面のひとつひとつの数値まではちょっと見てないですね。

 

人民新聞 河住記者

あと、十三の船着場の件なんですけども。すいません、ちょっと長くなってごめんなさい。

 

市長

いえいえ。

 

人民新聞 河住記者

現在、工事が大分終わっているという状況で、3月16日にプレイベント行われて、市長がテープカットに行かれてると思うんですけども。

 

市長

行った、行った。テープカットは行った。

 

人民新聞 河住記者

はい。ですね。その際にですね、ほとんどバーベキュー設備とかもできていないという状態、それから、堤防の上の屋台ですね、こちらも全部ないという状態だったんですけども、当日までに間に合う状況なんでしょうか。

 

市長

どの施設がどのタイミングでオープンするかまで、ちょっとすいません、僕は認識はしてないんですが、めざす姿に関しては、これ、地域で協議をしながら、各団体と協議をしながら進めてるところなので、いつ時点でどの施設がどうオープンするかっていうのは、また具体に発表あると思いますから、それでいいのかなと思います。

 

人民新聞 河住記者

あと、船着場についてなんですけども、夢洲航路が多分開幕にはもう間に合わないことが確実だということなんですけど、これについて、市長の受け止めはどうでしょうか。

 

市長

もともと開幕、会場に向かう人の主要な交通路として認識してたわけではなくて、主要な交通手段としては、やっぱり基本的にはMetroであったりシャトルバスです。なので、開幕日に間に合わないと、例えば深刻な交通渋滞をもたらす等のことはないので、十三から例えば夢洲に行く便が、そんなにないですよ、便数も。だから、事業者も採算が取れないといけない。だから、それは事業者の運営の中で。でも、十三から夢洲に直接行けたら、僕はあそこ住んでましたから、行けたらめちゃくちゃ楽しいですけどね。僕は行ってみたいと思いますね、あそこから船に乗って。

 

人民新聞 河住記者

十三のこのエリアなんですけれども、阪神・淡路大震災の時に堤防が移動して、道路が600メートルにわたって10センチから35センチ移動していたことが淀川区の当時の調べで確認されていますが、この事業についての安全性については、市長はどのように感じられていますか。

 

市長

結論から言うと、安全だと思ってまして、もし安全性がないとご指摘される意図が、躯体(くたい)への影響や、スーパー堤防と言われるあの辺りの堤防への影響であるならば、そういったもの、河川構造物への何か影響があるようなイベントではないので、別にまず構造上の安全問題はないと思います。

 

人民新聞 河住記者

堤防の上に屋台などを設置して、たくさんの人がそこに集まることになってるんですけども、安全性は大丈夫なんでしょうか。

 

市長

多分ああいう堤防って、国が管理してる一級河川なんです。いわゆる普通の河川である、ちょっと細い堤防じゃなくて、非常に大きなスーパー堤防と呼ばれるような堤防ですので、何か人が乗ったり物が乗ったりして堤防が崩れるといった構造で設計されてるものではないと認識しています。

 

人民新聞 河住記者

あの地域の堤防のところなんですけれども、阪神・淡路大震災の時に地盤改良の対象から外れています。その上に盛土をしてるだけという状態なので、何かがあったときの危険性っていうのはかなり大きいんですけども、その辺についてどう思われますか。

 

市長

ちょっと繰り返しになるんですけど、堤防っていうのは、例えばそこに基礎を打ち込んだり、堤防の構造自体に何か侵食するような作業があったら、これは非常に気をつけないといけないところで、だからこそ、河川区域っていうのを明確に定めて、工事等においては、河川管理者が許可をしたりですね、協議をしています。ですので、特に一級河川、あそこは国の管理の河川ですので、より厳格に管理がされてると思ってますから、例えばそこにトレーラーハウスを置いたり、人が乗って堤防が崩れるといった構造のものではないと認識してます。そんな構造やったら、大雨降って、もう崩れてますよ、多分。ご心配はごもっともですし、そういうご指摘や、これからも河川の安全管理っていうところには十分気をつけながら、かつ、やっぱり川、これは大阪の財産です、川っていうのは。水の都と言われてますから。多くの人は、こないだも、あっちでオープン、八軒家浜とか東横堀川もライトアップしましたけどね、あれも多くの人が護岸に来てますよ。河川の区域内にも、これからは親水空間を設けて、水辺を楽しむっていうのを、これは、もともと河川法っていうのは人を寄せつけないような法律だったんです。だけど、それではまちづくりできないということで、河川法も一定その辺りを許容しながら、改正を繰り返してきながら今に至ってます。堤防構造等は、これは当然安全性は確保しながら、出水期はちょっとイベント等控えたりですね、安全確保するというのは、これ、当然のこと、安全確保しながら、かつ、大阪の財産である川を住民の皆さんが宝に感じてもらえるようなまちづくり、これは併せて行っていきたいと思います。

 

人民新聞 河住記者

ありがとうございます。以上です。

 

司会

次の質問をお受けします。読売テレビさん。

 

読売テレビ 黒木記者

読売テレビの黒木と申します。今日の万能塀のお話なんですけれども、あの辺りの観光地美化と、あと、グリ下対策ということで万能塀設置されたということですけれども、何か継続的に効果の検証などはされるんでしょうか。

 

市長

そうですね。先程もちょっとお答えしたとおり、やっぱり地域の団体さんや、いろんな関係者の方がいます。かつ、役所も、これ、一体となって、連携しながら取組を進めてます。というのは、これ、あの場所にいる子どもたちや若い人が、じゃあ、大阪市民なのかというと、多分大阪市民だけじゃなくて、むしろ全国から集まってきてる子どもたちだと思うんです。だからこそ、必要な支援に行政機関が連携しながら的確に対応していく必要があると思います。一方的にNPOさんだけに負担を強いたり、地域に負担を強いるっていうのも、これは非常に過剰な負担になるので、いかに行政機関と地域の皆さんが連携して対応していくか、これが重要だと思います。まずは、そこに集まってしまう若い子たちの居場所や、適切な行政サービスにつなげていく取組っていうところを一番に念頭に置いてやっていきたいと思います。同時に、物理的という、何というんですかね、シンボルのような場所になってしまうと、これまで関心がなかった人も、そこに行けば何か違法というか、変なことできるんだと思われるような場所には絶対しない方がいいと思うんです。やっぱりちょっとグリ下、グリ下って言うのも、ちょっと僕はあんまり嫌で、グリ下って、もともとすごいいろんなイベントがあったり、取組があったり、グリ下っていうのは1つ大阪のシンボルの場所です。だから、イメージを、危険な場所とか、行ったら何かちょっと悪いことができる場所、そういったイメージだけは絶対に持ってほしくないというのが本当に思ってます。だから、いかにあの場所に滞留せずに、適切に行政サービスにつなげていくか、この辺りを意識しながら、いろんな政策をこれからも打っていきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。木下さん。

 

フリーライター 木下記者

フリーの木下です。先程の大屋根リングの護岸の関連で1点だけ確認したいと思います。

 

市長

どうぞ。

 

フリーライター 木下記者

地震の際のですね、防災の実施計画の中で、大屋根リングの下も、避難、一時退避施設ですか、に指定されてたと思うんですけど、ここは影響なく安全というふうに考えていいんでしょうか。

 

市長

リングのちょうど下の道路の部分のことですかね、仰ってるの。あの辺り、道路というか、通路みたいにもなってまして、当然そこも含めて安全性が担保されてるという認識です。っていうのは、あれ、今申し上げた、杭が地下60メートルまで刺さっている躯体(くたい)と一緒に、一緒な構造になってるので、表面の何かしら、多少のり面がちょっと毀損されたとしても、躯体(くたい)自体には影響がない、つまり、道路構造、その下の広場構造等にも影響はないという認識です。

 

フリーライター 木下記者

分かってればでいいんですけど、護岸のところに、砕石ですか、石で壁のようなものを造って安全対策するっていうことでしたと思うんですけど、これはもう進捗状況といいますか。

 

市長

いや、ごめんなさい、ちょっと本日時点で、砕石をもうのり面に敷設したのかどうかっていうのはちょっと分からないんですが、水は抜いていたような何かちょっと情報は入ってたんですけど、1回水抜いて、もう1回入れたのか、1回水抜いて、のり面整えてから水入れるのか、それがいつになったかという、ちょっと詳細までは確認はできていません。

 

フリーライター 木下記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。人民新聞さん。

 

人民新聞 河住記者

すいません、先程の十三のところでちょっと補足の質問なんですが、十三の船着場については、河川事務所が緊急時の輸送を行うための整備として行ったものを、にぎわい創出として、平時は利用してもいいという形で許可を出していると聞いております。緊急時にあの船着場を利用する際に、緊急物資の保管とか、それから、人を乗せたりするときの滞留ですね、この辺の整備は、大阪市の管轄であるというふうに河川事務所の方は言ってるんですけども、現在の計画で、それは十分に確保できると思われますか。

 

市長

緊急時っていうことですよね。緊急時の計画については、これは大阪市内も非常に広いですし、いろんな箇所がありますから、それぞれにおいて、適切に避難や物資の輸送計画がなされているものと認識しています。

 

人民新聞 河住記者

船着場のすぐ真ん前にはバーベキュー設備がありまして、その横にはイベントスペースのようなものができておりまして、そこは船に乗るという人たちが滞留できるような場所にはなっていないんですね。そのような状態で、あとは、緊急の物資などが多分大量にその辺りに置かれることになる可能性があると思うんですが、それについては、大阪市としては、今後整備する可能性はあるんですか。

 

市長

十三の船着場って、淀川の河川敷は非常に広くてですね、ご示唆されている施設は、深く基礎を打って、人が、何といいますか、建物が乱立するような絵は描いてないんです。何かあれば当然すぐ移動できるようになってますし、緊急時には、淀川の河川敷は、もうご存知やと思うんですけど、非常に広くてですね、緊急時にどう活用するかの詳細の物資輸送の状況までは、これ、発災の対応にもよりますので。ただ、かなり広くて、十分敷地としては確保できてる状況だと思います。何かバーベキュー施設等が、仮設のバーベキュー施設等が緊急時の人の滞留や物資の輸送を阻害するようなものではないと認識しています。

 

人民新聞 河住記者

最後です。第7回の魅力向上会議の中で、参加者の方が、夏の暑い時期や冬の寒い時期はほとんどお客さんが来ないので、よほどうまくやらないと採算が取れないという発言をしていますが、これの採算について市長はどのようにお考えでしょうか。

 

市長

ちょっと事業者に聞いてくれる、これと思うんやけど。詳細までは。それ、夏の暑い時期と冬の寒い時期。まあ、でも、冬の寒い時期も気持ちいいですけどね。鍋なんかやっても気持ちいいんじゃないかな。夏の暑い時期は、なかなか河川敷、そら利用する人はいないかもしれませんけど、ちょっと屋根を建ててバーベキューをしたり、夏場でも、僕は、淀川の河川敷に限らず、いろんなとこで遊ぶので、それは事業者の方で工夫いただけると思ってます。

 

人民新聞 河住記者

ありがとうございます。

 

司会

ほかに質問のある方いらっしゃいますでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、終了いたします。

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