中学校の校則に対する指導について
2024年4月30日
ページ番号:624610
市民の声
中学校の口コミなどを調べていると、服装の校則違反に対して理不尽な対応を行っている中学校が多々見受けられました。例えば「化粧をしていたら顔を洗うまで教室に入れない」などです。
顔や肌にコンプレックスを抱く子供もたくさんいます。気にするあまり本来やるべき学習などを疎かにしたり、校内で化粧をしていて指導をするなら理解できますが教室に入れないとはどういう事でしょうか。
誰にも迷惑をかけていない化粧の有無で教育を受ける機会を奪うのですか。
その他も服装の違反をすると教室に入れないというのを度々見かけましたが、大阪市はそのような指導方法を推奨しているのでしょうか。
結局のところ「学校長の判断」とされると思いますが、そうではなくて、「義務教育として受けるべき教育の機会」を誰にも迷惑をかけていない服装や化粧で奪うのはおかしいと思います。それらは日本の教育のあり方として認められているんですか。そうでないならそのような指導方法は改善するように各学校に伝達して頂きたく思います。
市の考え方
学校におきましては、教育の目標が達成されるよう、児童生徒の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならず、この場合において、児童生徒が学校生活を営むうえで必要な規律を重んじるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならないものと認識しております。
また、生徒指導提要において、校則に基づく指導を行うにあたっては、何のために設けたきまりであるか児童生徒が自分事としてその意味を理解して自主的に校則を守るように指導していくことが重要であると示されております。
併せて、校則の内容によっては、児童生徒の学校生活に大きな影響を及ぼす場合もあることから、その在り方については、児童生徒や保護者等の学校関係者からの意見を聴取したうえで定めていくことが望ましいと示されております。
これらを踏まえ、本市教育委員会といたしましては、これまでも校則が時代の変化や社会通念に照らして必要かつ合理的なものとなっているか等の観点から、児童会・生徒会や保護者会といった場において、校則について確認したり議論したりする機会を設けるなど、適宜点検、見直しを図るよう各校へ通知をしております。
担当部署(電話番号)
教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(初等・中学校教育グループ)
(電話番号:06-6208-9186)
対応の種別
説明
受付日
2024年2月21日
回答日
2024年3月6日
公表日
2024年4月30日
注意事項
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