天王寺区役所の証明書発行窓口の業務について

　天王寺区役所へ敷地権付き分譲マンションの評価証明書を取り付けに行った時のことです。するとまず最初に、「土地所有者からの委任状はないのか。」という内容の質問がありました。敷地権になっており、当然土地所有者の委任状などあるわけがありませんので、その旨伝えると窓口の中へ戻られました。
　次に敷地権が賃借権であることから「賃貸契約書の写しはないのか。」と聞きに来られました。土地の賃借権者は旧住宅供給公社ですので、ない旨を伝えるとまた窓口内へ戻られました。そこから散々待つこと既に40分ほど経過したころに「あとは確認待ちなので。」と言ってこられました。
　そこからさらに時間が経過し、申請から1時間ころたったころ「土地の登記簿を確認させてほしい。」と言ってこられました。1筆分でいいかと確認したところ、再び中へ戻られさらに待たされ6筆分全部必要と言われ、そして表題部の一棟の建物の表示の所在を示されて「このように書かれているので、これが一つあるはず。」とわけのわからないことを言い出されました。
　毎回中に戻ってなかなか出てこず、そしてただの伝書鳩で全く内容を理解していないので、ただただ待たされるだけで一向に進まないため「上の方を。」というと、別の場所へ案内され、さらに待たされました。「上の方」ということで出てこられたので「そもそも敷地権だということ理解されてるのか。」お伺いすると「賃借されてるんですよね。」とまた意味不明な回答がありました。
　最早申請から1時間半が経過しており、全く敷地権付き建物を理解していない方に一から説明する気もおきず申請はやめることにしました。
　そして書類を返して欲しいと言いましたが「一度申請しているので返せない。」と言われ、返却されませんでした。挙句の果てに、駐車料金は跳ね上がり、委任状は取り直しということになり散々な目にあいました。
　外部委託でも構いませんが、きちんと知識のある方は必要ではないでしょうか。マニュアルを一からめくって該当しそうな内容を探し、違っているのにも関わらず無理やりそこに当てはめて申請人側に不要なことをさせる。これが行政のあるべき姿でしょうか。分からない人が集まって相談しても、正解は出ないことは明らかです。
　このようなお粗末な窓口業務でよいとお考えですか。

　このたびは、評価証明書の請求受付にあたり、大変不快な思いをおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
　お申し出の内容について委託事業者への聞き取りを行ったところ、税証明に関する知識不足に起因したものであり、そして上席への報告が十分なされなかったこと、さらにキャンセルとなった請求に対する疎明資料の一部について返却されなかったことが判明いたしました。
　これを受けまして、担当課長から委託事業者の管理責任者に対し、税に関するリテラシーの向上に努めること、疎明資料を追加で求める場合はその理由を丁寧に説明すること、キャンセルが生じた場合、お客様からの申し出の有無に関わらず、お預かりした疎明資料は速やかに、かつもれなく返却するなど、お客様対応の根本的な部分も含め、厳しく指導いたしました。

天王寺区役所　窓口サービス課（住民情報）
（電話：06－6774－9962）

説明

2024年1月23日

2024年2月6日

2024年4月30日

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