大阪・関西万博用地でのメタンガス発生について
2024年6月28日
ページ番号:628885
市民の声
大阪万博の用地で最近ガス爆発事故が起こりましたが、これに関連して2025年日本国際博覧会協会(以下、「博覧会協会」という。)の整備局長が「夢洲ではメタンガスが発生している事を大阪市から聞いていなかったので工事に際して特に対策をしなくてよいと思っていた。」と記者会見で説明しています。これはおかしいと思います。大阪市は当然、夢洲でメタンガスが発生していることを知っていはずです。それなのに、どうして博覧会協会にその旨説明していないのですか。これは土地を貸す大阪市としての怠慢であり事故の原因の一つだと思います。
ついては、これまでメタンガス発生についてどのように博覧会協会に説明してきたのかを説明してください。
また、博覧会協会は工事の際のメタンガス濃度測定などについて対策を説明していますが、メタンガスは工事が完了しても発生し続けるのに工事完了後及び万博開催中でのメタンガス対策については説明していません。万博期間中のメタンガス発生量の推定やパビリオン、建物のどこにガスがたまりやすいかを大阪市の知見をもとに博覧会協会に教える必要があると思います。万博期間中のガス対策の必要性について大阪市としてどのように博覧会協会に伝えるのかも説明してください。
市の考え方
夢洲のうち、西側の1区については現在、市内で発生する一般廃棄物の最終処分場として活用しており、大阪広域環境施設組合において、衛生的処理、減量・減容化を行う観点から焼却処理したうえで、焼却灰を埋立しております。また、発生するガスは、「一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令」に沿って、ガス抜き施設を設置するなど、適切に維持管理を行っております。
本市と博覧会協会の間で締結しております市有財産使用貸借契約書におきましては、万博会場貸付エリアを含めた夢洲1区全体が上記のとおり、現在も維持管理を行っている廃棄物埋立処分場であることを明示するとともに、工作物等の設置などにあたっては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の遵守及び環境省が公表している最終処分場跡地形質変更に係る施行ガイドラインに準じて行うものと規定しており、適宜、博覧会協会と連携しております。
担当部署(電話番号)
環境局 総務部 企画課
(電話番号:06-6630-3213)
対応の種別
説明
受付日
2024年4月20日
回答日
2024年5月2日
公表日
2024年6月28日
注意事項
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