令和6年5月8日付報道発表「放置自転車撤去業務における不適正事務」について

　「大阪市自転車等の駐車の適正化に関する条例施行規則」（以下「規則」という。）に規定されている7日を待たずに放置自転車を撤去した、防犯登録シールを剥がしたということで中浜工営所の職員が罰せられたそうだが、放置自転車を迷惑に感じている市民からしてみればありがたい話だ。7日は長い。もっと速やかに撤去してほしい。
　7日については制度の問題だが、もっと問題なのは駅前などの自転車等の放置禁止区域に放置されている放置自転車を即時撤去していないことだ。
　建設局の人員だけでは人手が足りないなら、民間事業者に委託をすればいい。可能かどうか分からないが、放置自転車を払い下げる民間事業者がいるだろうから、その民間事業者に夜間・休日など撤去作業をさせればいい。
　それとあわせてきちんと自転車駐車場も用意する努力をすべきだ。

　大阪市では自転車等が放置されていることにより、交通に支障が生じ、市民の安全で快適な生活環境が著しく阻害されていると認められる駅等の周辺の地域を自転車放置禁止区域に指定し定期的に即時撤去を行っております。
　一方で、自転車放置禁止区域外については、7日間以上継続して放置されている場合に撤去を行っており、今後、放置自転車の実態に対応した禁止区域のあり方について検討を行ってまいります。
　駐輪施設の増設につきましては、本市では、公共交通機関である鉄道駅の利用者用として駅付近を中心に、鉄道事業者とともに駐輪場の整備に努めております。
　しかしながら、市内中心部の駅によっては、限られた空間の中で整備に適した用地が少なく、必要な駐輪場が不足しているため現在駐輪場の増設に関して設置可能な場所の検討を行っているところです。
　いただいたご意見や民間事業者への委託など他都市の取り組みも参考とし、より効果的な放置自転車対策について、引き続き検討してまいります。

建設局　企画部　方面調整課（自転車対策担当）
（電話番号：06－6615－6683）

説明

2024年5月9日

2024年5月28日

2024年7月31日

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。