自転車等放置禁止区域の自転車駐車場について

2024年7月31日

ページ番号：630768

市民の声

　福島駅近隣は区域の広さに比して自転車駐車場が駅周囲のみにしかなく、かつ満車も多く、撤去も頻繁に行われているのでどこにも置く場所がなく生活を送る上で不便である。撤去の趣旨は理解しているものの、十分な置き場所を行政として確保してから実施するべきではないか。
　また、最低限幼稚園や薬局・病院などライフラインとなる施設には、アクセスしやすいよう、うめきたエリアの開発も進み人口も増加する旨を加味し、早急に自転車駐車場の整備を望む。また、撤去の判定に関して法的な根拠に基づく市の基準を知りたい。

市の考え方

　本市では、公共交通機関である鉄道駅の利用者用として、駅付近を中心に、鉄道事業者とともに駐輪場の整備に努めております。
この度、お申し出をいただきました福島駅周辺の駐輪場におきましては、日常的に満車の状況ではありますが、限られた空間の中で整備に適した用地が少なく、新たな駐輪場の確保が困難な状況となっています。引き続き地域の実情を把握している区役所と連携し自転車駐車場の確保に取り組んでまいります。
　本市といたしましては、放置自転車の改善に向けて、駐輪場の整備、放置自転車に対する啓発・撤去に取り組んでまいりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
　また、本市では幼稚園を含む学習施設、薬局を含む小売店舗、病院・診療所、飲食店・スポーツ施設等の集客施設の利用者用の駐輪場としましては、駐輪需要を発生させる施設側で駐輪スペースを確保することを基本に考えており、一定規模の施設を新築等する際に施設側で必要な駐輪場を設置していただくことを義務付ける条例を制定しております。
　さらに、一定規模以下の施設においても施設の側で駐輪場の設置に努めていただくことも規定しております。
　お申し出の撤去の判定につきましては、「大阪市自転車等の駐車の適正化に関する条例」に基づき、自転車等が放置されていることにより、自転車のはみだしの程度に関わらず、交通に支障が生じ、市民の安全で快適な生活環境が著しく阻害されていると認められる場合は撤去の対象となります。