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みどりのまちづくり審議会について

2024年9月30日

ページ番号:635207

市民の声

 令和5年9月25日大阪市会建設港湾委員会にて、「大阪市の緑量を示す指標として樹冠被覆率を導入し、数値の測定・公開を開始する」よう求める陳情書に対し、建設局長が「次期・緑の基本計画策定に向けた検討を始めており、今後、みどりのまちづくり審議会におきまして、本市の緑の在り方について議論を進め、これからの緑のまちづくりにどういった指標が必要か検討をしていくこととしております。」と答弁されています。
 (1)緑被率、緑視率など、緑の指標については、みどりのまちづくり審議会の第2回(平成29年)、第4回(平成31年)に審議されて以降、審議項目になっていません。ぜひ、今後の審議会で審議項目として取り上げてください。
 (2)温暖化対策、ヒートアイランド対策のため、海外を含め他都市では、都市に緑を増やすことが主流の政策目標になっており、その時の指標になっているのが、樹冠被覆率です。平成12年に策定された「大阪市緑の基本計画」では、樹木・樹林率(市域に占める樹木・樹林等の枝葉で覆われた面積の割合)の設定があり、平成18年時点では6.9%、21世紀中葉の目標数値が約15%となっていました。この、樹木・樹林率が陳情者が求めている樹冠被覆率に近しい指標だと考えています。現行の「新・大阪市緑の基本計画」に改訂されたとき、緑視率や緑被率と入れ替えになっていますが、それぞれ緑を見る観点が異なっています。入れ替えでなく、並立する指標だと思います。樹木・樹林率の目標数値が平成12年時点にあったことはある意味先進的だったのではないかと思っています。そして、樹木・樹林率の指標がなくなったことは、政策としては後退しているのではないか、と思っています。ぜひ、「次期・緑の基本計画」では、樹冠被覆率を指標の一つとして設定してください。

市の考え方

 (1)のご意見につきまして、みどりのまちづくり審議会では、令和5年度に緑の基本計画の改定について諮問を行い、今後のみどりのまちづくりの方向性などについて審議してまいりました。令和6年度は、次期・緑の基本計画の具体的な内容について審議を予定しており、みどりのまちづくり指標につきましても、審議項目としております。
 (2)のご意見につきまして、本市では芝生地や屋上緑化など多様なみどりの確保を目指すために、樹木・樹林を含めた都市のみどり全体を捉えた指標として、緑被率を設定しております。(新・大阪市緑の基本計画 34ページ参照)
 みどりのまちづくりを進める上で、適切な指標を設定することは重要と認識しておりますので、これからのみどりのまちづくりにどういった指標が必要か、本市が目指す「みどりの将来像」などと併せて審議してまいります。

担当部署(電話番号)

建設局 公園緑化部 調整課(公園)
(電話番号:06-6615-6600)

対応の種別

説明

受付日

2024年7月25日

回答日

2024年8月7日

公表日

2024年9月30日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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