救急隊の出動件数が過去最多を更新していることについて
2024年9月30日
ページ番号:635256
市民の声
救急隊の出動件数が過去最多を更新しているが、大阪市の出動件数を減らす取組みを教えてほしい。このままでは今後増加する熱中症患者に対応しきれずパンクするのではないか。
救急要請の中には軽症な場合やタクシー代わりに呼ぶような、明らかに緊急性のないものもあるだろうが、きっぱり出動を断って初めて件数が減るのであって、「周知しています」だけでは効果が薄いと考えるがいかがか。
市の考え方
大阪市消防局の救急車出動件数を減らす取組について、実施内容を回答します。市民の皆様へは大阪市消防局のホームページや公式SNSを活用し、さらにポスターの掲示などを通じて「救える命を救うため」の適時・適切な救急要請に、ご協力をお願いしております。
あわせて、救急車を呼ばなくてはならないようなケガや病気をしないよう、日頃から注意していただく事項を「予防救急」という観点から普及啓発しております。
また、突然のケガや病気により救急車を呼ぶかどうか迷った際の相談窓口として「救急安心センターおおさか」を案内させていただいております。
救急事案が多発し、救急体制がひっ迫している時は、非常時の運用に切り替え、お受けした119番通報内容の緊急度を識別判定し、限られた救急車を緊急度の高い重傷者のもとへいち早く優先して出場させる「コールトリアージ」を実施しております。
なお、119番通報時の電話だけでは傷病者の正確な状況が判断できないため、原則、救急隊等を現場に向かわせて対応することが必要と考えています。
以上、出動件数を減少させる取組を行ってはいるものの、高齢化の進展、気象環境や生活様式などの著しい変化を背景に、今後更なる救急需要の増加が見込まれるため、継続して対策を講じてまいります。
担当部署(電話番号)
消防局 救急部 救急課(救急担当)
(電話番号:06-4393-6627)
対応の種別
説明
受付日
2024年7月22日
回答日
2024年8月5日
公表日
2024年9月30日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。
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