長居障がい者スポーツセンターの温水プール施設の運営について
2024年11月29日
ページ番号:639270
市民の声
私は長居障がい者スポーツセンターの温水プールを利用しています。この施設では、第5レーンが視覚障がい者優先レーンとなっており、視覚障がい者が利用する場合、「利用中」を示す札がかけられます。また、視覚障がい者の利用者が多い場合は、他のレーンも優先レーンとして扱われることがあります。
視覚障がい者であれば、泳ぐのが得意な方も得意でない方も同じレーンで泳ぐため、優先レーン内で視覚障がい者同士がぶつかることがたびたびあり、安全が担保されていない状況です。
そこで、本当に配慮が必要な方だけを優先レーンに誘導するよう、実態に基づいて優先レーンへ振り分ける際の判断基準を整備してほしいです。具体的には、障がいの分類や等級で機械的に振り分けるのではなく、同伴者・介助者の有無、配慮・支援の必要性、先天的か後発的か(障がい者としての生活に慣れているか)、泳ぎの得意さなどを聞き取り、最後に本人の希望を確認したうえで判断してほしいです。
視覚障がい者の中には、自分の障がいが他の利用者に明示されることに居心地の悪さを感じる人もいます。全ての利用者が納得できるルールに再構築してほしいです。
最後に、第5レーンの利用ルールについて、安全に配慮した泳ぎ方や指導員が行うサポートの内容を整理し、利用者に明示してほしいです。
市の考え方
本市では、障がいのある方に対して、スポーツ及びレクリエーション活動の機会を提供することで障がい者の福祉の増進に寄与することを目的として、長居障がい者スポーツセンターを開設しております。
ご意見をいただきました第5レーンにつきましては、通常時は障がいの状況等に関係なく使用できるものとしておりますが、視覚障がいのある方が利用されるときには、他の利用者との衝突などが生じることなく皆さんが安全に利用いただけるようにするため、視覚障がいのある方が使用していただくレーンとして案内する運用を行いつつ、視覚障がいのある方で一定の距離を連続して泳ぐ方であれば、当日の利用状況に応じて第5レーンではなく同様の利用目的の方に使用いただいているレーンに案内することとしております。
レーンの案内について、「障がいの分類や等級で機械的に振り分けるのではなく、同伴者・介助者の有無、配慮・支援の必要性、先天的か後発的か(障がい者としての生活に慣れているか)、泳ぎの得意さなどを聞き取り、最後に本人の希望を確認したうえで判断してほしい」とのお申し出につきましては、現状においても、指導員が利用者の泳力や障がいの状況を踏まえ、当日の利用状況を見ながら、利用方法のニーズ等に応じて案内するレーンを判断しております。
また、「第5レーンの利用ルールについて、安全に配慮した泳ぎ方や指導員が行うサポートの内容を整理し、利用者に明示してほしい」とのお申し出につきましては、上記のとおりの利用ルールで第5レーンを運用しておりますところ、その内容について利用者にとってより分かりやすい案内方法を検討してまいります。
今後におきましても、当該施設のプールの利用に関する運用におきましては、利用者同士の衝突防止などの安全性の確保を行いつつ、利用者の皆様が快適に利用いただけるよう努め、また利用される方のニーズ等も踏まえながら運用等の検討を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
担当部署(電話番号)
福祉局 障がい者施策部 障がい福祉課(施設グループ)
(電話番号:06-6208-8075 ファックス番号:06-6202-6962)
対応の種別
説明
受付日
2024年9月9日
回答日
2024年9月30日
公表日
2024年11月29日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。
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