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9月20日開催の建設港湾委員会における建設局長の陳情162号項目2に対する見解について

2024年11月29日

ページ番号:639284

市民の声

 局長は、「街路樹・公園樹の伐採判定にあたり、樹木のもつプラス面の効果を考慮し、伐採対象樹木を厳選し、伐採本数を最小化することを求めるもの」という陳情者の要望に直接的には言及していない。
 「街路樹においては、通行障害や見通しの阻害、公園樹では民有地への越境や公園施設の損傷を引き起こす」と述べているが、このような樹木の持つマイナス面と、「景観や快適性、環境保全にも寄与するなど、樹木の持つ機能や効用」というプラス面を、個別の樹木1本ごとに比べて、伐採すべきかどうか判断するのか。
 マイナス面は適切に剪定などを行えば小さくできるので、その上で、プラス・マイナスを比較し、1本ごとに伐採判断をすべきと私は考えるが、大阪市はどのように考えるのか。
 ちなみに、「環境保全」とは何か。具体的に説明してほしい。ここには、樹木が持つ熱中症対策や温暖化対策、ヒートアイランド対策は入っているのか。

市の考え方

 本市では、これまで公園や道路など限られた都市空間を最大限活用して、積極的に植樹を進め、維持管理に努めてきましたが、長い年月を経て、大木化・老木化した樹木の一部において市民生活に影響を与える状況となっております。
 本市のように、既に市内全域が高密度に市街化されている状況で、倒木や枝折れなどが発生した場合、交通障害や利用者への人的被害に直結するなど、市民生活への影響が非常に大きいと考えていることから、公園樹・街路樹の安全対策事業において、日常の維持管理では公園・道路の安全性を維持できなくなった樹木を対象として撤去・更新を行っております。
 樹木の維持管理については、今後も引き続き、市民生活を支える都市インフラとして安全性を確保しつつ、景観や快適性、環境保全にも寄与するなど、樹木の持つ機能や効用を最大限に発揮させるよう、中長期的な視点で、保全育成してまいります。
 また、ご質問のありました環境保全機能には、交通騒音低減、大気浄化等の沿道住民の生活環境の保全だけでなく、二酸化炭素の固定・削減などの地球温暖化緩和やヒートアイランド現象の抑制などの機能が期待されますので、こうした樹木がもつ多様な機能・効果を期待して植栽しております。

担当部署(電話番号)

建設局 公園緑化部 緑化課
(電話番号:06-6615-6891)

対応の種別

説明

受付日

2024年9月28日

回答日

2024年10月29日

公表日

2024年11月29日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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