長居障がい者スポーツセンターの運営について
2025年1月6日
ページ番号:641329
市民の声
長居障がい者スポーツセンターのプールを親子で利用している者です。
これまで何度か同様の意見を市に伝えていますが、当該施設では第5レーンを視覚障がい者優先レーンとしていますが、実際には専用レーンのようになっており、障がいの程度にかかわらず視覚障がいの方が来ると、他の利用者はレーンを譲るよう促される状況です。他の利用者も何らかの障がいを抱えているのですから、泳ぎがうまく、利用に問題のない視覚障がいの方まで優先するべきではないと思います。
また、第5レーン以外のレーンでは現在、視覚障がい者が泳いでいる場合は「視覚障がい者の方が泳いでいます」という趣旨の掛札が欠けられていますが、他のレーンで視覚障がい者と他の利用者の共存が成立するのであれば、第5レーンでも同様の運用でよいのではないでしょうか。
仮に、そのような運用がこれまでの経過から難しいのだとしても、優先対象が視覚障がい者に限られる現在の運用は納得できません。
重度の知的障がい者等で他の利用者と共存するのが困難な方、視力が極端に悪い視覚障がいや麻痺等でまっすぐ泳げない方など配慮が本当に必要な方が対象となるよう運用を改めてほしいです。
市の考え方
本市では、障がいのある方に対して、スポーツ及びレクリエーション活動の機会を提供することで障がい者の福祉の増進に寄与することを目的として、長居障がい者スポーツセンターを開設しております。
長居障がい者スポーツセンターの屋内プールにおきましては、混雑しているときには、一定の距離を連続して泳ぐ方と歩行する方とが同じレーンを使用することがないようにするなど、利用者の安全性の観点などから、スタッフが利用者の泳力、障がいの状況等に応じて使用していただくレーンを指定するといった案内を行うことで、利用者同士の衝突防止などの安全性の確保に努めております。
ご意見をいただきました第5レーンにつきましても、通常時は障がいの状況等に関係なく使用できるものとしておりますが、視覚障がいのある方が利用されるときには、他の利用者との衝突などが生じることなく皆さんが安全に利用いただけるようにするため、視覚障がいのある方が使用していただくレーンとして案内するとともに、他の利用者に対する注意喚起の趣旨で、「視覚障がい者入水中」と記載した案内板をレーンの入口に設置しております。
かかる対応については、安全性の確保のための運用としてその日の利用状況等を踏まえて行うものであり、特定の方を優先するような取扱いを行っているものではございませんのでご理解いただきますようお願いいたします。
また、今回ご指摘の配慮の必要な方々が利用されるときにつきましても、スタッフがその時点での利用状況や利用者の泳力、障がいの状況等に応じて、それぞれ使用していただくレーンを指定するといった案内を適時かつ適切に行うことで、利用者同士の衝突防止などの安全性の確保に努めております。
当該施設のプールを快適に利用できなかったことにつきましては、ご不便をおかけしておりますが、今後におきましても、当該施設のプールの利用に関する運用におきましては、利用者同士の衝突防止などの安全性の確保を行いつつ、利用者の皆様が快適に利用いただけるよう努め、また利用される方のニーズ等も踏まえながら運用等の検討を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
担当部署(電話番号)
福祉局 障がい者施策部 障がい福祉課(施設グループ)
(電話番号:06-6208-8075 ファックス番号:06-6202-6962)
対応の種別
説明
受付日
2024年11月1日
回答日
2024年11月14日
公表日
2025年1月6日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。
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