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令和6年11月17日受付市民の声「此花区役所における区民アンケートについて」の市の考え方について

2025年2月3日

ページ番号:644122

市民の声

 「統計的に信頼性の高い調査結果」なのであれば、区民アンケートの結果は住民基本台帳のデータとほぼ一致するはずですが、大きく変動しています。 
 また、「区の施策や事業などについて客観的な評価を受け、今後の事業実施の参考とするため、区民アンケート調査を実施してきた。調査によって取得したデータは、母集団の代表となっているとは必ずしも言えないということを認識した上で、必要に応じて様々な関連情報を合わせて、施策・事業を進める上での総合的な判断を行う際に活用している。」と別に見解を示されていますが、ここにある「母集団の代表となっているとは必ずしも言えないということを認識した上で」という説明は、「統計的に信頼性の高い調査結果である」という説明とは致命的に矛盾しています。

市の考え方

 区民アンケートが統計的に信頼性の高い調査結果であると申しあげましたのは、此花区の人口約6.4万人に対して無作為抽出により回答をお願いしたうえで回答数が400件を超えており、この回答数は統計的に「許容誤差5%、信頼度95%」という条件を満たしており、有意であると解釈されます。
 ただ回答いただいている年齢層や性別に偏りが見られますが、無作為抽出であり、アンケートの有意性を否定するものではありません。
 とはいえ、それぞれの施策や事業において性別や年齢層に大きな差異があり、今後の施策・事業判断において必要と判断した場合は、当区の人口構成に応じて修正をかけていくことも、視野に入れております。
 同時に、回答数は多い方がよいことは確かであり、回答率が向上する取り組みは続けてまいります。
 指標としてアンケート結果を用いることですが、アンケートの許容誤差は5%であり、施策・事業効果が5%よりも低いものの判断指標にアンケート結果を用いることは適切とは言えません。回答数を増加させ許容誤差を縮小することは考えられますが、許容誤差を1%向上させようとすれば、回答率向上だけでは不十分で、アンケート規模をかなり大きくする必要があります。
 また施策・事業効果がアンケート結果との相関性が低い施策・事業におきましても、判断指標にアンケート結果を用いることは適切とは言えません。
 このことから、当区の本年度までの運営方針の成果指標は、施策・事業判断を行うのに適切とは言えないものも見受けられます。
 運営方針で成果指標を設定することは、各事業を継続、改善、廃止等、どのようにしていくのか決定することが目的です。そのため、決定の判断ができ、同時にPDCAが回転する指標の選定をしっかりと行っていきたいと考えております。
 ただ、指標選定については、難しいケースもあり、試行錯誤を繰り返すことが生じるかもしれませんが、有益な事業を行っていくうえで、しっかりと取り組んでまいります。

担当部署(電話番号)

【運営方針に関すること】
此花区役所 総務課
(電話番号:06-6466-9625)
【区民アンケートに関すること】
此花区役所 まちづくり推進課(総合企画担当)
(電話番号:06-6466-9683)

対応の種別

説明

受付日

2024年12月1日

回答日

2024年12月13日

公表日

2025年2月3日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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