此花区役所における区民アンケートについて
2025年3月31日
ページ番号:648735
市民の声
此花区民アンケートの回答率は令和5年度が41.1%、令和4年度が40.3%、令和3年度が39.1%です。このように回答率が低いと、回答者集団は行政に理解があり、協力的な人に大きく偏ります。つまり、その結果は行政に理解があり、協力的な人の意見が色濃く反映されたものになってしまい、「区民の意見として有意」ではありません。
400の根拠となっているのは、数学的な定理である中心極限定理であり、この定理を適用するためには、標本(回答者集団)が母集団の代表になっている必要があります。この前提条件が満たされない場合、400という値は意味を失います。すなわちそのような偏りのある標本のサンプルサイズがたとえ4,000とか8,000になったとしても「統計的有意性」は生じません。社会調査に携わる職員に必要な素養を備えさせるような仕組みが必要なのではないですか。
市の考え方
回答集団が区政に対して理解のある方に偏りがちであることの指摘ついては、実証データはないものの、その可能性があることは理解しております。
一方、区役所が行う事業においてPDCAを回転させ、事業改善を含め今後の方向性決定が大切であると考えております。
適切な指標設定を行ったうえで、区民にとっての有益な事業策定、実践を目指して参ります。
担当部署(電話番号)
此花区役所 まちづくり推進課(総合企画担当)
(電話番号:06-6466-9683)
対応の種別
説明
受付日
2024年12月27日
回答日
2025年1月16日
公表日
2025年3月31日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。
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