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ヤングケアラーへの勉強のサポート方法等について

2025年4月30日

ページ番号:651170

市民の声

 「大阪市立中学校生徒を対象としたヤングケアラー実態調査報告書」では、「あなたが、今、ほしいと思うサポートや支援」という項目で「勉強のサポート」が多いことを知った。
 例えば、各区役所に学習スペースを設置し勉強する空間を確保してあげるなど、勉強のサポート方法はいくらでもあると思うが、現在大阪市はどのような施策を取っているか。

市の考え方

 大阪市では、「ヤングケアラー」の問題につきましては、区役所、福祉局、健康局、こども青少年局、教育委員会事務局が連携して横断的に対処する必要があるため、副市長をリーダーとするプロジェクトチームを設置し、今後の施策のあり方・対策の方向性を検討しています。プロジェクトチーム会議での議論・検討を踏まえた本格的な支援策として、小・中学生にとって身近な場である学校の中で、家庭や学校内でのことを相談しやすい環境を整備し、ヤングケアラーの早期発見と支援を充実するため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの体制の充実を図ってまいりました。
 また、ヤングケアラーへの寄り添い型相談支援事業のピアサポートの体制を強化するとともに、外国語対応が必要な家庭に対する通訳派遣を実施しているほか、子育てに対して不安や負担を抱えている家庭やヤングケアラーのいる家庭に訪問支援員を派遣し、こどもたちのケア負担の軽減など、ヤングケアラー支援を推進しています。
 各区においては、ヤングケアラーを含む支援が必要な児童について、関係機関と連携して最新の情報を把握、整理し共有を行うとともに、適切な支援となるよう継続的に支援方針の見直しを行っております。特に虐待が疑われるヤングケアラーについては、要保護児童対策地域協議会だけでなく、こども相談センター(児童相談所)と連携を密にするなど、必要な支援を行っております。
 今後、ヤングケアラーへの支援にあたっては、状況把握に努めるとともに、ヤングケアラー当事者や外部有識者等の意見もしっかり取り入れながら、各区、関係所属と連携を図り、より有効で意義のあるものとなるよう施策を検討してまいります。

担当部署(電話番号)

こども青少年局 企画部 企画課
(電話番号:06-6208-8337)

対応の種別

説明

受付日

2025年1月10日

回答日

2025年2月26日

公表日

2025年4月30日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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