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水道工事における職員の対応について

2025年4月30日

ページ番号:651228

市民の声

 水道工事が実施された際、当施設の水道設置に不備が見つかったとのことですが、その後の水道局の調査方法に納得のいかない点が多々ありました。
1.当敷地内に無断で侵入し、従業員に声をかけながら歩き回る行為は、業務を妨害するもので、配慮に欠ける行為と言わざるを得ません。
2.水道局職員と道路上にて話し合っていた際、職員がこちらが故意に不適切なことをしたかのような発言を何度もしました。この発言は、道路上にて公然と行われ、当施設の信用を著しく失墜させました。
3.水道の調査と言いながら、こちら側には多大な資料を請求してきますが、調査に必要な資料は相互に開示し、公平な立場で調査を行うべきではないでしょうか。
4.後日、貴局も把握していない所有者不明の水道管を使用していた事実が確認されました。十分な調査もせずに見当違いな説明をし、私を悪者扱いにしたことについて、私は納得できません。
 今回の件を受け、貴局には次の点を強く要望いたします。
 a水道管の管理体制の抜本的な見直し: 配管図の精度向上、所有者不明管の把握など、管理体制を徹底的に見直してください。
 b市民への丁寧な説明と対応: 調査不足のまま断定的な発言をせず、市民に対して丁寧かつ誠実な説明と対応をお願いします。
 c再発防止策の徹底: 二度とこのような事態が起こらないよう、再発防止策を徹底してください。
5.上司職員が謝罪に来られましたが、不適切な発言をした職員は、上司の後ろで腕組みをしており、到底謝罪する態度とは見受けられませんでした。
 水道は、市民生活に不可欠なインフラであり、その管理運営には細心の注意が必要です。今回の件は、水道局の調査方法、市民への対応、情報公開のあり方など、様々な問題点を浮き彫りにしました。
 大阪市水道局には、今回の件を真摯に受け止め、再発防止策を講じるとともに、誠意ある対応を求めます。

市の考え方

 お申し出いただきました施設(以下「本件施設」といいます。)での水道局の調査(以下「本件調査」といいます。)とこれに関するご説明において、著しくご不快な思いとご迷惑をおかけしましたことにつきまして、深くお詫び申しあげます。
 以下、お申し出内容に沿って順に回答させていただきます。
1 本件調査につきましては、周辺道路での水道管の漏水修繕を行うにあたり本件施設が一時的に断水となることから、お声がけをさせていただきました。断水後、本件施設内の蛇口から水が流れているため本件調査を行うことといたしましたが、その際、当該職員は、修繕にあたって断水となることについてお声がけさせていただいていたことから、本件調査についても、その延長としてご了承いただけているものと勝手に思い込み、改めてご了解をいただくことなく、調査のため敷地内の通路を往来することになったところでございます。
 しかしながら、こうした行為は、ご意向やご事情に対する配慮を欠く不適切な行為であり、改めてお詫び申しあげます。
2 現地を確認した際、本件施設に水道メーターを介さずに水道水が供給されている可能性があることについて不適切な言葉を用いた説明を行いました。しかしながら、この時点では、水道メーターを介さない給水の可能性があるということだけで、本件施設内の配管の水がどこからきているのか、どのような経緯でそのような状況になったのかなども明らかになっていない中で、局当該職員が人通りの多い時間帯の道路において、あたかも意図的に水道メーターを介さない水道管を本件施設内の蛇口に接続させたかのような言葉を用いたことは極めて不適切であり、心から深くお詫び申しあげます。
3 水道メーターを介さない水道水が使用されていた期間の水道料金等をお支払いいただくための水量算定にあたって、その根拠資料の提出をお願いする一方で、本件調査やこれを受けた状況について局職員から説明させていただく際には、水道局で管理する配管図面を資料として提示させていただいてきたという認識でございますが、至らない点があり今回の調査に関する資料等の相互確認に不公平感を感じておられることにつきましては、お詫び申しあげます。
4 建物の新築や増改築、解体撤去等を行う場合には、大阪市水道事業給水条例第11条の規定に基づき水道局に工事の申込みを行っていただくこととなっており、通常この申込みは設備工事を請け負う指定給水装置工事事業者により行われ、その申込内容を水道局が管理する台帳に記録しているところです。
 本件において水道メーターを介さずに本件施設内の蛇口に接続されていた水道管につきましては、この配管がどういった経緯で現在まで残されているのか、通水されているのかいないのかなどにつきまして、知る由もないことは全くご指摘のとおりでございます。
 にもかかわらず、前記のとおり、局職員が意図的に水道メーターを介さない水道管を本件施設内の蛇口に接続させたかのような不適切な言葉を用いましたこと、その後の説明時にも当初の説明での不適切な発言に関する謝罪がなされず、大変、ご不快な思いをさせてしまったことにつきまして、改めて深くお詫び申しあげます。
 今回いただいたご意見を真摯に受け止め、日頃からお客さまと接する全ての水道センターの職員に今回の事案を共有し、事実関係が明らかでない中で断定的な表現は厳に慎むこと、お客さまの敷地に入って調査する際にはその都度必ずご了解を得ること、お客さまにとって重要な説明等を行う際には周辺の環境に十分に配慮すること、お客さまに説明する際は、ご理解いただけるよう十分な根拠資料を提示し、わかりやすく、お客さまの立場に立った応対や言葉遣いに心掛けること、工事申込みの際の申込内容の記録の徹底など図面の管理を着実に行うことを周知徹底してまいります。
5 不適切な言葉を用いた職員の対応についてお詫びをさせていただいた際には、水道料金等の算定の基礎となる水量認定を担当する職員も同行し少し離れた場所で待機していましたが、お詫びにあがるということが徹底されていなかったことから、大変ご不快な思いをさせてしまいました。本来であれば、担当業務に関係なく、お詫びにあがるという趣旨を共有させ、その場にいる職員全員がお詫びの姿勢を示すべきであり、こうした対応ができていなかったことにつきましても、改めてお詫び申しあげます。
 このたびは、著しくご不快な思いと多大なご迷惑をおかけしましたことにつきまして重ねてお詫び申しあげます。また、本件調査への立会いや水量認定の根拠資料の準備など、お時間を要することにも丁寧にご対応いただき、ありがとうございます。
 今回、いただきましたご意見はいずれも大変貴重なものばかりです。今後はいただいたご意見を真摯に受け止め、二度とこうしたことが生じないよう徹底してまいります。

担当部署(電話番号)

水道局 南部水道センター 維持管理グループ
(電話番号:06-6627-9723)

対応の種別

説明

受付日

2025年2月17日

回答日

2025年3月3日

公表日

2025年4月30日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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