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令和7年4月10日 大阪市長会見全文

2025年4月10日

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司会

それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。

 

市長

よろしくお願いします。

 

大阪・関西万博開催について

大阪・関西万博開催について

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市長

いよいよ万博が、この間本当に準備に取り組んでまいりましたが、万博開催まであと3日と迫ってまいりました。私も先週テストランの方に参加しましたが、本当に改めて素晴らしい万博になると確信をしました。メディアデーということで、メディアの皆様にもご参加いただいたと思いますけれども、本当に各国すごく力を入れて準備をされてこられて、いろんな文化や技術が展示されることになります。多くの皆様にはぜひ国内外のパビリオンをたくさん楽しんでいただいて、そしてこの大阪から夢・希望・技術・つながりというのを発信していきたいと思っております。さて、地元・大阪が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」におきましては、開幕日であります4月13日に来場者の皆様をお迎えするべく開幕イベントを開催してまいります。まずパビリオンの開館後、来館者の皆様200名様に大阪ヘルスケアパビリオンバッジをプレゼントしたいと思います。また、リボーン体験ルートをご予約されて入場いただいた先着100名様には、私や吉村知事から大阪ヘルスケアパビリオン特別バッジをプレゼントしたいと思います。午前11時からは1970年の万博の開会式でも出演いただきました池田市立呉服小学校吹奏楽部が登場しまして力強い演奏を披露いただきます。その後、ステージで知事と一緒にパビリオンの魅力などをお伝えする予定でございます。午後1時半からはFM802の「TACTY IN THE MORNING」の番組公開収録として、人気DJの大抜卓人さん、卓人さんも毎日お会いしてますが、いろんなイベントで素晴らしい、大阪のことを熟知していただいているので、素晴らしい司会をしていただいてます。この人気DJの大抜卓人さん、そして2025年日本国際博覧会スペシャルサポーターのPSYCHIC FEVERのメンバーが、万博開幕日のパビリオンの熱気とその魅力を現地から伝えてまいります。さらに午後4時からはそのメンバーに私と知事も加わりまして、万博開幕日の興奮を語り合いますミニトークイベントを開催します。様々なイベントを企画しておりますので、大阪ヘルスケアパビリオンにぜひお越しいただきたいと思います。続きまして、先日実施されましたテストランを踏まえた対応についてご説明いたします。テストランは3日間、4月4日から6日の3日間で、延べ98,000人の来場者がありました。先日の万博推進本部会議におきまして、博覧会協会にもご出席いただいて、テストランの報告や今後の改善に向けた対応について議論を行ったところです。テストランから見えました運営面の課題として、ゲート前で、「入場ゲートでの手続きに時間を要して入場までの待ち時間が長かった」といった意見が多くあったことから、できるだけスムーズに入場いただくためにお願いをさせていただいております。まず、ゲート入場時のお願いといたしまして、カン・ビンの飲料の持ち込みは禁止されておりますので、ご注意いただきたいと思っております。これはお願いの一方通行ではなくて、もちろん協会や大阪府市としてもできることをしっかり考えてやっていくつもりです。一方で、できるだけスムーズにご入場いただくために、入場いただく皆様にも事前に知っておいていただきたいこと、これをお伝えしているところでございます。1点目が、カン・ビンの飲料の持ち込みが禁止されているという点をご注意いただきたいと思います。そしてゲートでカバンの中や飲み物の検査がありますので、飲み物をあらかじめ手荷物から出してお並びいただいて、さらにチケットのQRコードをスクリーンショットした画像やQRコードを印刷した紙などをご準備いただくと、よりスムーズにご入場いただけることになります。というこの3点でございます。QRコードも手荷物検査で、空港のような検査をイメージいただけたらいいと思うんですけども、そこで携帯電話等を出してゲートを通った後に、今度はQRコードを提示して入場をいただくわけですが、お荷物預けているわけですので、そこからスムーズに入場するためにはそこからもう一度もしログインされたり、QRコードをご準備いただくと少し入場ゲートが滞留する恐れがありますので、可能な限り事前にQRコードはすぐ出せる状態で携帯電話の方にご準備いただくというのが、最もご来場いただいた皆様もスムーズにご来場いただけることになるのかなと思います。多くの方が事前にご準備をいただいたうえで入場ゲートにお越しいただきましたら、待ち時間の短縮にもつながると考えております。また、開幕日の前日となります4月12日から、翌日の当日券販売の有無など、万博の最新情報をワンストップでお知らせするため、「明日の万博情報」を府市のホームページに開設する予定でございます。お知らせする主な内容としては、当日券の情報や明日入館できるパビリオンであったり、明日開催されるイベントの一覧であったり、明日のナショナルデー・スペシャルデー、そしてアクセスの混雑情報などを掲載する予定でございます。明日の来場に向けて、この「明日の万博情報」をご活用いただけたらと思います。テレビやメディアの皆様からも情報を発信いただくと思いますので、ぜひいろんな情報を見ていただいて、事前のご準備やスムーズにご来場いただけるようなご準備についてぜひお願いしたいと思っております。私からは以上です。

 

質疑応答

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ、質問をお願いします。質問については市政関連のみでお願いします。それでは、幹事社の時事通信さん、よろしくお願いします。

 

時事通信 坪倉記者

はい。幹事社の時事通信、坪倉と申します。よろしくお願いします。

 

市長

お願いします。

 

時事通信 坪倉記者

万博テストランを踏まえた対応についてお伺いします。先程フリップで掲げられた入場時のお願いについて、今後どのように周知を行っていくのでしょうか。

 

市長

入場時のお願いですが、これはもちろん大阪市だけではなくて、大阪府市のホームページや当然、博覧会協会のホームページ、また大阪府市のSNSであったり、各区の広報紙ですね、万博来場サポートデスクなど、あらゆる媒体、機会でですね、周知をしていきたいと考えております。

 

時事通信 坪倉記者

続けてお伺いします。明日の万博情報を大阪府市のホームページやSNSで発信するということですが、今後市として具体的にどのような取組を予定されておりますでしょうか。

 

市長

はい。まず「明日の万博情報」ですが、例えば明日万博へ行こうと思った方が、じゃあその明日と思った時に万博会場で1日をどう過ごすことができるのかということがしっかりイメージして考えていただくことができるように、パビリオンやイベント、アクセスなどの情報をワンストップで発信すべきと考えて発信することとなりました。「明日の万博情報」へは大阪市のホームページのトップページからワンクリックでアクセスいただけるようになります。また大阪市のSNSや先程申し上げた各区の広報紙ですね、こういったものも活用して広報ツール等を活用してPRをしていきたいと思います。万博来場サポートデスクや市内の主要駅にあるボランティアの活動拠点というのもありますので、この辺りでもお知らせして「明日の万博情報」いうのをできるだけご覧いただいて、事前にイメージですね、想定しておいていただいたうえで万博会場にお越しいただくと、何よりスムーズに楽しんでいただくことができると思いますので、事前にこういった情報をご覧いただきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。NHKさん。

 

NHK 的場記者

NHKの的場です。よろしくお願いいたします。

 

市長

お願いします。

 

NHK 的場記者

改めて、今回混雑の緩和の協力を呼びかけを市長がされると思うんですが、テストランでは入場ゲートだけではなくてパビリオンでもかなり行列があったと思います。改めて、入場ゲート以外でも来場される方に混雑の緩和に向けてという意味で、何か呼びかけられたいこと、協力してほしいというようなことがあったら、お聞かせいただけますか。

 

市長

まずは、今回テストランというのは課題を抽出するという大きな意義もありましたので、そういう意味ではゲート前少し混雑するであったり、SNSもやっぱり見受けられましたが          、

ちょっと話題性が高いパビリオンなんかは非常に行列が長かったり、大変だったのかなと思いますので、まず博覧会協会や大阪府市ができることとして、会場内これは協会としては会場内のオペレーションの修練度というか修熟度を上げていくことですね。これはどこまでいってもやっぱりみんなで協力して運営していくものですから、トラブル等を含めて可能な限りスムーズにオペレーションができるようにというところは非常に重要かと思います。大阪府市としてもできるだけ情報発信をして、混雑情報等を含めて発信することで混雑回避につながったりですね、よりスムーズに楽しんでいただくことにつながると思いますので、発信もしっかりしていきたいと思います。同時にご来場いただく皆様にもぜひこの辺りの情報を事前に知っておいていただいて、先程申し上げたちょっと細かい話にはなるんですが、手荷物検査等をスムーズに通るために、飛行機に空港でのセキュリティチェックもそうですが、わりと事前にこういう告知があって、列で並びながらこれを出しとけばいいのね、これを持ち込んじゃ駄目なのね、というのを認識いただくことで、わりとスムーズにいけるようになりますので、その辺りをぜひ知っておいていただきたいと思います。当然パビリオンの、もうひとつがパビリオンの予約情報ですね。これもできるだけ予約の要不要、混雑状況などを含めて事前に出すことでよりスムーズに、「じゃあ今日は別のパビリオに行こうかな」とか、「今日はもうパビリオン予約やめてリングの上散歩しようかな」とか、いろいろご自身の楽しんでいただき方を考えていただけると思うので、できるだけ適切に情報発信できるように努めていきたいと思います。

 

NHK 的場記者

ありがとうございます。今市長のご発言の中でもありましたけども、混雑対策という意味で、府市としてもできることは引き続きやっていくという言葉もありましたけれども、入場の時間の前倒しですとか、その辺りというのは、なかなか開幕日はもうちょっと日も差し迫って難しいということがあるかと思うんですけれども、そういうオペレーションの変更という部分というのは、開幕後も含めて柔軟に考えていくというお考えでしょうか。

 

市長

1日2日で終わるイベントではなくて、これ180日間やりますので、当然やっていく中でですね、追加で検討しないといけない選択肢が出た場合は、これは当然いろんな選択肢を検討していくことになると思います。ただ運営上あまりにちょっとそれができないようなものであれば、これは結果的に取れないという可能性もそれはありますけども、そういう協議すらしないというのはそういったことはないと認識していますので、いろんな選択肢を検討して運営上安全にそれが修正できるのであれば、これは不断の改革といいますか、どんどんそこは検討して、180日間、しかも開幕日なんかは混雑しますけど、そこからはどっちみち一旦落ち着くっていうのがこれまでの万博の大体の流れですので、多分4月5月6月なんかは一旦落ち着いた後、7月8月経て今度9月10月ですよね、この辺りの閉幕期に多分一気にまた混雑が来るので、序盤で見つかった課題なんかは修正しながら、また多くの混雑が予想される閉幕期に向けて準備をしていくことになると思います。これ別に会場内だけじゃなくて、多分内外いずれにしてもそうなっていくのかなと思います。

 

NHK 的場記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。朝日新聞さん。

 

朝日新聞 村井記者

朝日新聞、村井と申します。

今、国や与党の方で、5万円だとか10万円だとか給付金を検討しているという報道があるんですけれども、実際給付金を支給するということになると、基礎自治体が実際の作業をおうことになると思うんですが、その受け止めについて伺えればと思います。

 

市長

物価高対策として考えておられるということですので、これはどういう形に最後落ち着くのか私今時点の情報はわからないんですが、物価高対策として考えておられるということだと思います。一方、今ご質問でもあったとおり、給付となると窓口で、例えば所得の把握や世帯の把握等を含めて自治体に大きく作業も出てくる可能性もありますし、給付の対応によっては非常に大きな負担になり得る可能性もあるわけです。その辺りはもうちょっと十分考えていただいたうえで方針というのは練っていっていただきたいと思います。それは多くの人にとってこういうプラスの給付があるというのは、これは喜ばしいことだと思いますが、一方で多額の事業費がかかったり所得制限があって受け取れない人、家庭の世帯構成によっては受け取れない人なんかが出てきたときには、また別の不満というか、それだったら国民の負担率が上がっていく一方の中で、今世論的には負担を減らしてよというのが大きく議論にもなっているところですから、配る前に負担の在り方を議論してよというのはわりと多くの国民は思っているところなんじゃないかなというのは思います。自治体の大阪市の市長としては、回答する範囲においては自治体の負担等も十分考慮いただいたうえでどれぐらいの規模や対応で行われるかというのを決まり次第早く共有いただいて、市民の皆様にお届けできたらというのは思います。

 

朝日新聞 村井記者

ありがとうございます。

 

市長

はい。

 

朝日新聞 村井記者

もうひとつ質問なんですけれども、トランプ関税について90日間の執行停止という話もでているのですが、大阪市の方ではそんなに今のところ影響はあまり見られないということもあると思うんですけど、受け止めについてどう考えておられますか。

 

市長

関税が停止したことの影響となると、元の関税からいうとそれは少ないと思うんですが、最初のトランプ関税の方向性からするとやっぱり多くの企業はそれなりに影響が出てくるところかなと思いますし、特に都市部なんかは海外とのやりとり、特に米国とのやりとりがある事業体においてはですね、大きな負担になり得る可能性もあるわけですので、ただちに基礎自治体として単独で何かできるかというのは非常に難しいところで、おそらく一般的な、例えば相談支援や販路開拓ですね、こう米国以外の選択肢も含めての販路開拓の相談等ができるのであれば、こういう相談はできるかもしれませんが、まず今はちょっと私だけじゃなくて多分多くの皆さんが、これこの先どうなるんだろうという大統領のご判断を含めてですね、どうなるんだろうというのはちょっとわからない中で、そこの判断を見ながら国、府、市と連携して対応していくというのが、今取り得る最善の方法なのかなと思います。

 

朝日新聞 村井記者

ありがとうございます。

 

市長

はい。

 

司会

次の質問をお受けします。読売新聞さん。

 

読売新聞 猪原記者

読売新聞の猪原と申します。また万博に戻ってしまうのですが、テストランの意義として、課題の抽出というのをもうひとつとして機運醸成というのを市長が挙げておられて、いよいよ前売り券の販売期限というのが迫ってくる中で、テストランの機運醸成が前売り券の販売に与えた影響についてどう見られておられるのかというところと、前売り目標が1,400万枚というのがありますけど、これに向けてどういうふうに達成できるかのかどうかという辺り、それから会期中に2,300万枚という目標に向けてどうなっていきそうかというのを、今の時点で展望を伺えますでしょうか。

 

市長

本日時点の前売り券について、前売と言ってもあと3日しかないんですけども、状況についてはまだちょっと私自身レクを受けていないんですが、テストラン後は僕らも淡い期待はしていたところですが、想定以上に非常にSNSで多くの人が発信いただいたと感じています。当然課題の面も発信いただいたのでこれは両方見えましたが、課題の面をはるかに超えるそのパビリオンの魅力であったり、リングの魅力であったり、非常にシンプルなことなんですが、その景色ですよね、夜景であったりですね、そういうのを非常に多くの方が写真付きで発信いただいたと思っています。期間中、別に何か定量的な根拠があるわけではないですけど、発信したことのアクセスというか、見てもらえる割合が明らかに普段よりはちょっと違うなと、私が手を挙げてポーズしたガンダムの写真なんかがこんなに見ていただけるのだと、ちょっと衝撃を受けたんですけど、それぐらいわりと会場の中身の発信が非常にたくさん見受けられて、それがマイナスの面を超えるプラスの発信が非常に多かったと思うので、間違いなくテストランは前売り券購入、または始まってからの来場意向の促進に向けて、大きく寄与したと感じています。展示物に関しては胸を張って面白いと言えます。だからぜひお越しいただきたいと思うので、万博の推進本部会議でも言いましたが、展示物は胸を張って皆さんに楽しんでいただけると言えるので、あとは例えば入場をスムーズにする、会場内外でそういった万が一の事故等をなくしていく、これが非常に重要かなと思います。そうすることでスムーズに例えば楽しんでいただけたら「もう一回来ようかな」とか、例えばちょっと4月5月の1日券の人が「じゃあ通期パス買おうかな」と思ってもらえることが、ひいては目標の2,300万枚の目標に達することになると思うので、やはりできる限りスムーズにご入場いただくこと、この辺りを含めてやっていくことで会期中の来場意向の促進にさらにつながっていくと思います。

 

読売新聞 猪原記者

現時点で最新の数字としては前売り券850万枚程度だったかと思うんですけど、目標1,400万枚と比べるとかなり差がある状態かと思いますが、この1,400万枚達成が可能なのかどうかというあたりはいかかでしょうか。

 

市長

そうですね、すみません。本当にここ数日の状況を見ていないんですが、もし1,400万枚を達成できなかったとしても、1,400万枚というのは会期中通じた収支のラインから何割というので概ねで出しているところで、1,400万枚をクリアできなかったら収支が赤字になる見込みといったものでもないと思います。なので1,400万枚の前売り券購入をもし達成できなかったとしても、僕はこれからどんどん行かれた方が発信することで良さが伝わって、間違いなく多くの方が来ていただけるというのは確信しています。ただもう課題の部分をいかに解決するか、もし多くの人が「万博案外面白そうなんや」、「行ってみようって行ったけどめっちゃ並んだわ」とか、「めちゃくちゃパビリオンいっぱいでどこに何があるか分からなくて帰ったわ」とかにならないように、お一人でも多くの方がそういったネガティブな思いを持たずに帰ってもらえるようにやっていくことで、より当然収支にも関わってくることかなと思うので、まずは前売り券の販売目標ってちょっと私が本日時点では知らないのと、もしそれが4月12日においてクリアできていなかったとしても、それはあまり悲観的にならずに胸を張って開幕日を迎えたらいいのかなというふうには思います。

 

読売新聞 猪原記者

開幕日から府市の方で要望されていた当日券の販売というのも始まるということが昨日、協会から発表されました。ここへの期待感というところと、交通への影響はこれまでもないということが強調されているところかとは思うんですけれども、とはいえ、入場手続きにすごく時間がかかったというのがテストランでも露呈していて、実際に買うとなったときに、決済手続きの時間がかかるということが想定されているところですが、この当日券はいかにスムーズに販売していくべきか、その辺りのお考えをお伺いできますでしょうか。

 

市長

当日券はその日に思い立って行ってみようかなって思う人が、言い方あれですね、軽い気持ちというか、何と言ったらいいのでしょう、気軽にフラッとお越しいただけるような選択肢なので、ぜひ多くの人にそれをご利用いただいて、「今日天気がいいし、気候もいいから行こうか」というので、その日思いついて入っていただきたいと思います。一方で、これ当日券の議論の時からずっとお伝えしていましたが、めちゃくちゃ混雑した時に来られるとやっぱり手続きにも一定時間がかかりますし、「全然フラッと入れへんやん」っていう思い出につながりかねないので、先程言った「明日の万博情報」もそうですが、混雑情報っていうのをこちらはしっかりできる限り分かりやすく発信したいと思いますので、そこを見ていただいて空いてる時間なんかにご利用いただきたいと思います。一方で、例えば開幕日の午前中なんかはかなり混雑が予想されますので、基本的にはご予約いただいた方が優先で当然入っていくことになりますから、この辺り十分皆さんには知っておいていただいたうえで行ける日に来てほしいなと思います。どっちみち多分、4月5月ぐらいだったら、4月とか5月の平日とかも比較的行きやすいと思います。上海行った時に聞きましたけど、上海万博って7,000万人来てるんですよ。でも4月5月ガラガラでしたって言っていました。多分ね、4月5月ぐらいはもう皆さんの見出しは万博ガラガラって出ると思うんです。なんでその辺りはもうぜひ、よかったら4月5月は気候がいいので、平日とかもうちょっと後の土日を含めてお越しいただきたいと思います。半年間やっていますから。

 

司会

次の質問をお受けします。

はい、毎日新聞さん。

 

毎日新聞 鈴木記者

毎日新聞の鈴木です。なにわの海の時空館の跡地の施設が今日オープンということで、ここまでかなり時間がかかったことと思いますが、改めて受け止めと期待感の方をお聞かせください。

 

市長

いや、めちゃくちゃ期待していまして、本当にこう、なにわの海の時空館はですね、大阪の海の、大阪というのは海に面して、海とともにまちづくりが進んだ都市ですから、その歴史を展示するという意味では非常に重要な施設の役割も果たしたと思うんですが、一方で多くの税の投資をしておきながらやっぱりなかなか収支が回らず、その後の再利用の方針もなかなか決まらなかった本当に難しい施設でした。この間、事業者の皆さんにおいても本当に踏ん張っていただいて、この万博の前に、あそこが点灯するというところを本当に頑張ってきていただきましたので、まず関係各位に本当に感謝したいと思います。これライトつくと僕もまだもちろんライトついた状態で施設が動いた状態というのは今日オープニングセレモニーですから楽しみなのですが、あそこに万博会場があって、そしてキラキラと光るザ・ジュエリーがあるとすごくベイエリアのイメージが明るくなるなと思います。これからはあの施設、今日は第一期のオープニングということなのであの施設や周辺でですね、いわゆる海外の皆さんのユニークメニューとかでですね、おしゃれな感じで立食のパーティーなんかもされながら、まちが活用されていくというのは、大阪にとっても、またまちづくりにとっても非常にプラスになると思います。大阪ベイエリアの転換点というか、のろしが上がるというか、そういうタイミングかなと思うので、負の遺産と言われたものがザ・ジュエリーですね、正に宝石となるわけです。今日の夜はその宝石が光り輝くところを本当に楽しみにしたいと思います。

 

毎日新聞 鈴木記者

ありがとうございます。

 

司会

次の質問をお受けします。

読売テレビさん。

 

読売テレビ 楠下記者

読売テレビ楠下です。なにわの海の時空館についてです。今回、万博開幕のタイミングでライトアップということで大変喜ばしいのですが一方で、中の建築物に関してはいまだに建築の安全性というところを確認しつつで、今後の9月、10月辺りをめざす目標にというところなんですけど、今後この中の改造というのが予定どおりいくのかというところを踏まえて事業者の方がやられていられるのかなと思うんですけれども、今後のこの辺りの展開はどうやって進めてほしいという思いがあるのでしょうか。

 

市長

本当にそれこそほかのいわゆる負の遺産と言われたような施設に関しては、次の活用の方針が決まっていく中で海の時空館はなかなか進まなかったという、やっぱりこう事業運営上、簡単ではない点が多いと思うんです。だけど事業者が踏ん張っていただいて、また今回の万博や2030年のIRという大きくベイエリアの転換点を迎えていく中で、話題となる万博の開幕前に点灯するというのは本当に意味が大きいと思います。ここでまた大きく注目をぜひしてもらって、ザ・ジュエリーに注目してもらって、より事業が円滑に進むように僕らもしっかりPRしていきたいと思います。今後の課題については、これは先程申し上げたように、簡単にいかないからやっぱり事業の運営がなかなか進まなかったところなので課題はあるとは思いますが、ひとつずつクリアしながら、マイナスのイメージを持たれてしまっていた夢洲や海の時空館がどんどん生まれ変わっていく様子というのを大阪の皆さんと一緒に楽しみに進めていきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。ほかに質問のある方いらっしゃいませんでしょうか。それでは終了いたします。

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