区民アンケートについて

2025年5月30日

ページ番号：653130

市民の声

　大阪市の実施決裁文書には、区民の意見・ニーズを把握し、各事業の見直しや改善に繋げるため、統一的手法のもと無作為抽出した区民に対して区民アンケートを実施する旨の記載があります。これに関して「令和6年度『区政に関する区民アンケート』でどのような『区民の意見・ニーズ』を把握できたのかがわかる文書」について公開請求をしたところ、令和7年3月3日付け大市民第731号の通知書にて不存在だと回答がありました。
　理由は、「どのような『区民の意見・ニーズ』が把握できたのかがわかる文書」は同公開請求に対して公開する「令和6年度区民アンケート調査報告書（24区分）」及び「ローデータ_令和6年大阪市24区民アンケート調査業務委託」であるが、「アンケートで回答された意見が区民の意見・ニーズであるとする理論的根拠がわかる文書」については、当担当においては当該公文書をそもそも作成又は取得しておらず、実際に存在しないためというものでした。
　先述の文書が不存在なのであれば、区民アンケート調査報告書が区民の意見・ニーズであるとする根拠はなんですか。「区政に関する区民アンケート」の結果により、各事業の見直しや改善に繋げるに足る「区民の意見・ニーズ」が把握できているのですか。

市の考え方

　令和7年3月3日付け大市民第731号「不存在による非公開決定通知書」により通知しましたとおり、令和6年度区政に関する区民アンケートに回答された意見が、区民の意見・ニーズであるとする理論的根拠がわかる文書については不存在となりますが、「令和6年度区民アンケート調査報告書（24区分）」及び「ローデータ_令和6年大阪市24区民アンケート調査業務委託」については、区民アンケートに回答いだいた区民一人ひとりの御意見・ニーズを取りまとめたものであることから、区民の意見・ニーズが把握できたのかがわかる文書であると考えています。
　また、区民アンケート調査結果は、アンケートに回答いただいた区民一人ひとりの意見・ニーズであることを踏まえ、各事業の見直しや改善に活用しております。