市営住宅の共益費について

2025年5月30日

ページ番号：653206

市民の声

　市営住宅はエレベーターや外灯、集会所の光熱費、3メートル未満の植木の管理、建物のパイプの清掃、住宅周りの清掃などを入居者で組織する自治会で管理することになっています。
　自治会役員が自治会会員へ封筒を配り毎月自治会費・共益費として徴収し、管理の支払いをしています。
　しかし、市営住宅に住む高齢者および障がい者の割合が近年非常に高く、各会費を回収する困難さ、役員の担い手不足等により入居者に共益費の支払いを管理させることが不可能になっています。
　このことを踏まえ、今後は共益費を大阪市都市整備局および委託している住宅管理センターが管理する方向でお願いしたいのです。

市の考え方

　共益費の徴収も含めた市営住宅における共益活動については、共益費の負担軽減及び団地コミュニティ活性化等の観点から、入居者の皆様で組織する自治会等で実施していただいております。
　しかしながら、高齢化等により共益活動が困難になってきている状況は本市としても認識しており、現状を踏まえて指定管理者である大阪市住宅供給公社からは、原則有償ではございますが、共用部分の清掃、電球交換、共益費の集金などの共益活動の代行を行う事業者等を自治会等に紹介する取組みを行っているところです。そのため、共益費の管理に関するご相談等がございましたら、各住宅を管轄する住宅管理センターへお問い合わせください。
　なお、入居者による共益活動の実施が以前にも増して難しくなっていることは、大阪市だけではなく全国的なものであり、市営住宅の共益費徴収も含めた共益活動に対する支援については、今後も他の自治体と情報交換を行うなど、検討を深めてまいります。