重度身体障がい者が使用する車椅子の補装具費支給について
2025年8月29日
ページ番号:656970
市民の声
四肢麻痺の成人している息子の車椅子の件で、大阪市では車輪の小さなバギータイプは補助金支給の対象外であると聞きました。大阪府下の他市町村では認定されるのに、大阪市のみが補助金対象外としている理由が、「大阪市に採用されている担当の医師がバギータイプは成人には認めないと頑なに拒否しているから」と言われ納得いきません。
息子はティルト・リクライニング式の座位保持装置つきバギー以外では外出もままなりません。成人になっても身長が140cm、また極度の側弯で座位が取れない為、車椅子はリクライニング状態で利用しており、車椅子ではサイズが合わず、また車輪が大きくなると公共施設や住居内でも方向転換さえ不可能になります。
今回は個人でバギータイプの車椅子を新調するか大阪市以外に転居するしかないと言われ、納税者として納得いきません。重度の障がいを持ち苦しんでいる患者や家族を更に苦しめるような医師が大阪市に採用されている事に納得がいきません。大阪市に監督責任はないのでしょうか。
市の考え方
心身障がい者リハビリテーションセンター(以下「当センター」といいます。)では、補装具の判定に際しましては、お一人おひとりの障がい状況や、生活環境、使用目的などを考慮し総合的に判断していくことが重要と考えております。また、各区保健福祉センターにおいて補装具費支給にかかる申請を受け付ける際には、これまでに支給された補装具の耐用年数や使用目的などを確認し、必要な情報を当センターに共有しております。
お問い合わせの補装具であるバギー形の車椅子についてですが、適切な姿勢の保持や走行時の安定性などの観点から、当センターでの医学的判定においては、障がい者(成人)に支給する車椅子としては、車輪の小さいバギー形ではなく、オーダーメイドで作成する車椅子をご提案させていただくことが多くなっておりますが、補装具費の支給対象外とはしておりません。
車椅子を利用されるご本人や、生活状況を最もよく知るご家族のご意見も伺いながら、引き続き、障がいのある方の身体の状況、年齢、生活環境等諸条件の把握に努め、個々の状況に応じた判定を実施してまいります。
また、補装具の相談、申請にかかる窓口対応を行う各区保健福祉センターに対しても、ご本人やご家族から生活環境等について丁寧な聞き取りを行ったうえで、当センターへ共有するよう改めて周知徹底をしてまいります。
担当部署(電話番号)
福祉局 心身障がい者リハビリテーションセンター 相談課
(電話番号:06-6797-6561)
対応の種別
説明
受付日
2025年5月28日
回答日
2025年6月11日
公表日
2025年8月29日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。
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