令和7年8月21日 大阪市長会見全文
2025年8月21日
ページ番号:660212
司会
それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。
市長
はい、よろしくお願いします。
健康増進に関する普及啓発の取組について
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今日は何点かございまして、まずはですね、はじめに健康増進に関する普及啓発の取組についてお知らせをいたします。毎年9月は「健康増進普及月間」です。全国で健康増進に関する普及啓発が実施されております。大阪市では、市民の皆様に健康への関心を高めていただけるように「みんなで取り組む6つのイッポ」を展開しております。これですね。その内容は、定期的な健診、健康診断や検診であったり、バランスの良い食事、適度な運動、休眠と睡眠、アルコール、たばこ、歯と口の健康の6つでございます。市内ファミリーマートビジョンや地下鉄梅田、天王寺、大型ショッピングセンターでのデジタルサイネージのほか、動画配信サービスTVerの広告、ポスター等を通じて啓発を行っていきます。また、大阪市では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万博を契機とした健康増進の機運醸成として、健康について楽しく学べるイベント、「秋の健活2025 inグラングリーン大阪」を開催いたします。日時は、9月21日、11時から16時まで。場所はグラングリーン大阪のロートハートスクエアうめきた、JR大阪駅前でございます。内容は、野菜摂取量などが測れる健康機器の体験、そしゃく力チェック、骨粗しょう症検診などとなっています。ミャクミャクや大阪市食育推進キャラクターの「たべやん」との記念撮影会、タレントのDJ KOOさんによる健康トークや音楽ステージも予定をしております。ぜひ多くの方にイベントにご参加いただきまして、健康増進普及月間をきっかけに、皆さんの健康を見つめ直していただいて、健康への小さなイッポを踏み出していただきたいと思います。
秋の夕映え大屋根リングウォーク
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続きまして、秋の夕映え大屋根リングウォークについてでございます。大阪市では、「すこやかに かいご予防で いい人生」の頭文字を取って名づけました「“すかい”プロジェクト」をこの4月から始めております。5月22日の会見でもご説明しましたが、大阪市では介護予防のために継続して歩くことを推奨しておりまして、このプロジェクトでは、府のですね、健活サポートアプリの「アスマイル」、これ。アスマイルを活用して、65歳以上の市民の方を対象に、1日6,000歩を達成すると、電子マネーをプレゼントしていますが、この度、このすかいプロジェクトを、さらに多くの市民の方に知っていただくとともに、まだまだ暑いので、それには注意しながらということにはなりますが、万博をきっかけに、外出することを習慣化するために、秋の夕映え大屋根リングウォークを実施したいと思っております。ぜひ万博を楽しみながら、1日6,000歩を達成いただきたいと思います。万博会場にお越しいただいたら、6,000歩どころじゃなくて、非常に歩いていただくことになりますが、まずはこの1日6,000歩というのを意識いただけたらと思います。さて、この夕映え大屋根リングウォークですが、開催期間は9月20日から10月13日までで閉幕までですが、この期間に利用できる入場チケットを抽選で、対象はこの皆様ですが、200名の皆様にプレゼントをしたいと思います。対象は65歳以上の市民の皆様で、ここアスマイルの本登録者の皆様でございます。応募締切は9月10日となっております。運動習慣のない方も含めまして、ぜひたくさんの方にご応募いただきたいと思いますし、素晴らしい夕焼けの比較的涼しい時間帯にですね、素晴らしいリングの上に歩いていただくと素晴らしい景色も見れますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。9月22日は私もこのプロジェクトのPR隊長として、一緒に歩きたいと思いますので、ぜひご応募いただきたいと思います。
EXPO2025 大阪ウィーク~秋~
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最後になりますが、ちょっとイベントの紹介で何点かありますので、EXPO大阪ウィーク秋の開催イベントを紹介したいと思います。春、夏に続きまして、秋も大阪府市と府内の市町村が、それぞれ特色を生かしたイベントを実施してまいります。その中から今日は、大阪市が主催する9つのイベントについてご説明をしたいと思います。まず1点目が、大阪のものづくりおもろいミライ展でございますが、大阪で活躍するものづくり企業のすごい技術やおもろい魅力、ミライの可能性をご体験いただきます。日時は9月5日から9月7日で、場所はですね、ギャラリーWEST。内容は、ものづくりへの関心を高める映像であったり、出展企業の技術を直感的に体験できる展示であったり、ものづくり魅力を体験できるワークショップとなっております。2点目が、ざこばの朝市でございまして、一匹のマグロの解体を通じまして、すべての人に食の大切さですね、いのちの大切さ、食の大切さを考える機会を提供したいと思います。日時は9月6日11時と14時。それぞれ1時間程度となっております。場所は、大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージ。内容は、マグロの解体実演と試食、先着150名様に整理券を配布して、試食という機会もございます。主催は、福島区役所で、ざこばの朝市プロジェクト実行委員会の皆さんの主催でございます。3点目、夢キタミュージックフェスですが、大阪市北区内小・中・高等学校によるコンサートを開催して、世界中の人々に心温まる音色をお届けしてまいります。日時は9月7日の11時から19時まで。場所は、ヘルスケアパビリオンのリボーンステージでございます。出演は、大阪市立中学校の各校ですが、管北ジュニアバンド、大阪府立桜和高等学校、金蘭会高等学校・中学校、日本センチュリー交響楽団、大阪天満宮雅楽部でございます。予約は不要、入場料も無料でございますので、ぜひご参加いただきたいと思います。続きまして、みんなの力で未来をつくる!大阪の起業家・中小企業エキシビション、「みつける・つながる・ひろげる未来」。大阪の起業家・中小企業の今後の展望や未来社会に向けた思いを発信してまいります。これですね。「みつける・つながる・ひろげる未来」ということで、これも9月9日、10時半から16時、ヘルケアのリボーンステージで行います。内容は、こちらはですね、企業家や中小企業によるプレゼンとなっておりまして、ブース展示等もございます。こちらも予約は不要、入場無料となっております。未来の消防活動の展示、大阪・関西万博消防センターで実証実験を行っている未来の消防車両や、消防隊員の装備品などを見学、ご体験いただけます。イベントの概要は9月11日の10時から20時半。場所は、ヘルケアのリボーンステージでございます。内容は、これメディアの皆さんにも公開した、センターのところにある車両ですが、未来の消防車両や資器材の展示や、火災予防・予防救急普及啓発イベントであったり、舞台作品「新猿楽:火水火水~KAMI-GAMI~」の舞台作品も展示予定でございます。打って変わって、国際金融都市OSAKAフェスティバル「天下の台所」REBORN~商都・大阪が拓く金融の未来~ということで、未来の金融テクノロジーやサービスを体験いただけます。9月13日土曜日9時から夜の20時まで、ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで展開します。内容は、最先端のデジタル技術やサービスの展示、トークセッションであったり、デモンストレーションであったりですね、クイズなんかも行われますので、ぜひこちらもお越しいただきたいと思います。続きまして、~平野は続くよどこまでも~ということで、「大平野絵巻」です。平野マスターズ吹奏楽団による特別演奏会を開催して、平野区の歴史や文化を音で表現し、世界に発信してまいります。日時は、9月14日15時から17時です。EXPOホール「シャインハット」で行います。平野マスターズ吹奏楽団の皆様、また、喜連中学校吹奏楽部等の演奏・合唱・踊りなどもございますので、ぜひお越しください。OSAKAから地域共生の未来をつくるプロジェクト、「いのち輝く未来社会」を実現するため、子どもや高齢者、障がい者を支えている大阪の福祉分野の様々な活動を紹介してまいります。日時は9月14日の9時から夜の20時10分。9月15日は9時から20時半までとなっております。場所は、大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージでございます。9月14日は、EXPOメッセ「WASSE」ステージでも出演となっております。内容は、先進技術の発表であったり、アート作品の展示、ダンス、楽器演奏、またはトークショーというふうになっております。これらの主催は、大阪府市。予約、入場料無料となっております。最後9つ目。SDGsキッズEXPO~楽しく学ぼう!大阪の海と水~、「大阪のきれいな海と安全な水」をテーマに、SDGsについて、ご家族で楽しく学んでいただきます。9月15日の10時から17時。場所は、ギャラリーWEST。内容はですね、同じく展示、これ大阪市の水環境への取組をパネルで展示したり、水道の、ろ過実験等も体験いただけますので、こちらも大阪府市主催で予約が不要、入場無料でございます。大阪ウィーク秋は9月4日から17日までとなっております。今回紹介した9つのイベントをはじめ、EXPOホール、ギャラリー、大阪ヘルスケアパビリオンなどで大阪各地の祭りやダンス、音楽、食や伝統文化、アート、産業・技術などのイベントが多数開催されます。また、EXPOメッセでは大阪市の歴史や、区政100周年なども紹介をされております。今、たくさんの区が100周年を迎えておりますので、ぜひ大阪ウィーク秋で大阪の歴史なんかも知っていただきたいと思います。大阪ウィークを締めくくる大変楽しいイベントとなっておりますので、ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。私から以上です。
質疑応答
司会
それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ質問をお願いします。質問については市政関連のみでお願いします。それでは、幹事社の毎日放送さん、よろしくお願いします。
毎日放送 井守記者
幹事社の毎日放送です。
市長
はい。
毎日放送 井守記者
まず、秋の健活イベントに関して、質問させてください。改めてなんですけれども、このイベントの開催意図とイベントを通して、大阪市民の方にどのような影響を与えたいかということをお聞かせください。
市長
はい。大阪市ではですね、万博の開催に合わせまして、健康増進の機運醸成と健康づくりにかかる各種事業について、民間の皆さんのノウハウを活用した大阪市健康づくりプロモーション事業、令和5年度から実施しておりまして、その一環として、市民の皆さんの健康増進のための当イベントを開催することとなります。このイベントを通じまして、市民の皆さんに健康に対する意識を向上していただいたりですね、日々の健康的な生活習慣につながる、具体的な行動変容を起こすきっかけづくりにしていただきたいと思います。
毎日放送 井守記者
引き続いての質問なんですけれども、秋の夕映え大屋根リングウォークに関してなんですが、閉幕に向けて、かなり来場者が増えると予想される時期なんですけれど、このタイミングに実施する意図を教えてください。
市長
はい。ぜひですね、ご高齢の皆様にも、この万博をきっかけに、外出することや歩くことの楽しさっていうのを実感いただいて、習慣化していってほしいということから、このイベントを開催するところです。ただ一方でこの間ですね、日中の気温が、35度を超える例年以上の猛暑が続いておりますので、夕方の時間帯でもちょっと暑い状況が続いています。ただ、9月20日から秋の彼岸の時期になればですね、比較的夕方は風も通りまして、比較的涼しいんですが、9月の中旬から終盤ぐらいになってくると、比較的過ごしやすい状況になるというふうに見込みまして、ちょっと万博の閉幕期で混雑する時期ではあるんですが、ご参加いただくご高齢者の皆様の、体調面の配慮からこの時期に実施することとしました。皆さんにですね、ぜひ安心してイベントを楽しんでいただけるように、チケットプレゼントでは、同伴者とペアでお申し込みいただくことも可能としていますので、ご家族やご友人などと一緒に安心して、大屋根リングを歩きながら、秋の夕映に染まる素敵な景色を楽しんでいただきたいと思います。
毎日放送 井守記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。はい、読売新聞さん。
読売新聞 藤本記者
読売新聞の藤本です。よろしくお願いします。
市長
はい。
読売新聞 藤本記者
道頓堀で消防隊員の方が亡くなった火災についてなんですけども、本日消防が公表した資料で、火災が広がった要因について2つある建物のうち、2階のビルの1階から出火し、外壁の装飾広告自体に上方延焼。東側のビル、5階の窓ガラスを焼損し、建物内が延焼したと見方が示されました。火災のあったビルの屋外広告物について適正なものだったかどうかという報告っていうのは、現時点で市長受けられておりますでしょうか。
市長
まだ、詳細や調査は進めていきますが、いわゆる出火箇所の上部にあった屋外広告物については、申請が出されていた。ただし、この申請というのは実は、更新するものでして、その更新は少し遅れていたというのはあったようです。なので、最新の申請については、遅れている中で、手続き中だったようには伺っていますが、最後まとめて正しい情報をお伝えしておくことになると思いますが、全く申請が出ていない状態ということではなかったものです。
読売新聞 藤本記者
その現場の点検というのは、定期的にされるものなんでしょうか。こういったものというのは。
市長
大阪市内は無数の屋外広告物がありまして、出されている屋外広告物の出された申請のものを全て点検するというのは、これは別に大阪に限らず、恐らく違法な屋広(屋外広告物)というのは指導には入るんですけど、よほどでない場合は、ひとつひとつを毎年目視するということは、ほぼないと思いますね。
読売新聞 藤本記者
先程、申請が遅れていたということだったんですが、遅れた要因っていうのは、特に、特段何か違法適用にかかるものではなくということですか。
市長
何か申請者の方で、何か例えば不備があったとか、申請を渋っていたとかいう報告は受けていません。
読売新聞 藤本記者
あと、道頓堀とか、こういった繁華街で同じような階をまたいだデザインの屋外広告物って結構多いと思うんですけども、火災が起きた場合は、同様に事態が発生するリスクもあると考えられるんですけど、今後の対応について市長どのようにお考えでしょうか。
市長
違法な屋外広告物については、もちろん指導や是正というのを行っているところです。一方で、申請主義でもあって設置したときに、しかも大阪市内では、割と店舗も入れ替わりが激しいものですから、必ず規定にある申請基準を申請しないといけない場合は、必ず申請してほしいというのはしています。違法な屋外広告物については、引き続き指導を行っていくことになると思います。
司会
次の質問をお受けします。共同通信さん。
共同通信 阿部記者
共同通信の阿部といいます。お願いいたします。
市長
はい。お願いします。
共同通信 阿部記者
すみません、関連で道頓堀の火災についてなんですけども、繁華街での火災で、一部の有識者の方から、はしご車が接近しづらかったのではないか、なんていう推測も出ていると思うんですけど、繁華街だからこその消火活動の難しさみたいなものはあったと捉えていらっしゃいますでしょうか。そしてまた、それがあったとしたら、どんな難しさがあったと思われますか。
市長
はい、消防の現場というのは、非常にそれぞれの現場が、全く事情が違うので、この現場について、少なくとも私が、何か専門的な見地からこうすべきだったという指導する何か、見解を持っているわけではありません。現場の検証に基づいて、これから調査、検証が進んでいくことになるかと思います。ただ、ご指摘のとおり、現地は非常に建物がたくさん建っているところで、消防活動というのは、どの火災の現場もそうだと思うんですが、非常に困難な現場だとは思います。その中で、少しでも早く、事態を収めるために消防隊員全員が取り組んでいただいたところですが、その中で、大変不幸な事態が起きてしまったというのが今回のケースかと思います。引き続き調査を進めまして、必要な課題があれば対応していくということになろうかと思います。
共同通信 阿部記者
ありがとうございます。
市長
はい。
司会
次の質問をお受けします。はい、朝日新聞さん。
朝日新聞 宮坂記者
朝日新聞の宮坂と申します。先程の屋外広告物の件で関連なんですけれども、今回の件受けて、何か屋外広告についてなんか規制が必要だとか、そういった市長のお考えがあれば、教えてください。
市長
屋外広告物は、それぞれ例えば、この地域であれば、この基準であったりですね、一般的にそういう指定がない場合は、何平米以下は申請、届出してくれ、という基準がありますので、その法や条例に基づいて対応されるものと思っています。一方で、その申請に適応していないような違法な屋外広告物というのは、これは残念ながら、大阪に限らず、全国的にもこの違法な屋広(屋外広告物)対策というのは非常に重要な課題でして、違法な屋広(屋外広告物)対策については、引き続き指導強化しながら進めていきたいと思います。
朝日新聞 宮坂記者
ありがとうございます。あとこれまでの、囲み会見でおっしゃっていたことの確認なんですけれども、殉職されたお二人について、崩落で出口方面に退避ができなかったですとか、逃げ道がなくなったようなお話をされていたかと思うんですが、これの出口方面っていうのは要するに、下の階へ向かう階段に辿り着くことができなかったという趣旨でおっしゃっているっていうことなんでしょうか。
市長
そうですね、ただ、大変申し訳ないですが、現場の状況の詳細までは、ちょっと私もあまり今ここで言及するのも良くないかなと思ってまして、報告を受けたことに関しては、可能性としてお伝えをしましたが、あまりちょっと詳細をお伝えすると、それが先に走ってしまうと、出てきた調査結果と違うじゃないかということになりますので、大変申し訳ないですが、調査結果をお持ちいただいた方がいいかと思います。
朝日新聞 宮坂記者
あと今日公表いただいた、これまでも出た話があるんですけど、外壁の焼損が170平米ほどあったということなんですけど、これはもう、ほぼほぼ、南側の外壁が燃えていたというようなことでよろしいでしょうか。
市長
その理解で結構かと思います。南側の外壁の損傷だと思います。出火の場所については、一定お伝えはしていると思いますが、南側の1階部分で出火されて、そこから上部の方に燃え移っていったというのが、延焼の経路なので、外壁は南側部分が損傷したというご理解でいいかと思います。間違ってたら言ってくださいね、都度。
朝日新聞 宮坂記者
ご説明いただけるか分からないですけど、お二人が発見された当時の装備が、どのようなものを着用されていたとかですとか、その辺りは。
市長
いやその詳細も含めて、できたら調査結果をお持ちいただいた方がいいと思うんですが、必要な例えば、酸素の装備等は着用していたと思いますが、詳細は大変申し訳ない。それも含めて調査結果を受けて、正確な情報を把握いただいた方がいいかなと思います。
朝日新聞 宮坂記者
あとこれまでの市長のご説明をいただいたのは、そうと考えられるということも含めてのお話なんですけれども、お二人と一緒に現場に入られていた、もう一方の30代の隊員さんがいらっしゃったと思うんですけど、この方のお話も聞いたうえでの、ご説明いただいたような形なんでしょうか。
市長
もちろん私が直接聞いたのではなくて、組織的に報告を受けたものを私が報告を受けているという理解ですので、現場のその方以外にも、いろんな方から聞いたうえで、今報告を受けたものをお伝えしました。
朝日新聞 宮坂記者
ありがとうございます。
市長
はい。
司会
次の質問をお受けします。共同通信さん。
共同通信 井上記者
共同通信の井上です。今日道頓堀の火災で、事故調査委員会が、初会合が開かれましたけど、消防局内の方だけで今回開かれたかと思うんですが、過去の囲みで、市長の方で、外部の有識者も交えてっていうお考えも示されているかと思うんですけど、どういったタイミングで、どのような形が最適と考えられているでしょうか。
市長
今回消防局の方に、事故調査委員会を立ち上げて、まず現場の状況を含めてですね、消防局の中で、事故の事実を確認して、原因を究明して、再発防止策を検討していくことになろうかと思います。この過程の中で、いわゆる火災にかかるこの有識者会議、外部の有識者の方を交えた有識者会議を開きまして、そちらの方にもご意見を伺っていくことになるかと思います。ただ、ちょっと日程間隔については、今まだ詳細をお伝えできるものはありません。
共同通信 井上記者
こちら有識者の方の選定というのはどういった形で進められているんでしょうか。
市長
有識者の選定も含めて、この必要な有識者。ご意見をいただかないといけない有識者が出てくると思いますので、そういった方にご意見をいただくことになるのかなと思いますが、例えば行動心理というか、こういう事態が起きた場合、どういう行動をとるのか、避難とか含めた行動心理等の専門のアカデミアの先生方かもしれませんし、調査・検討を進めていく中で、ご意見を伺うべき必要な有識者の皆様にご意見をいただいていくことになろうかと思います。
共同通信 井上記者
ちなみに流れで、現在は把握している状況は消防局内で整理した後に、そういった有識者会を開く認識でよろしいでしょうか。
市長
有識者の方もその情報がないと何も議論ができないので、まずは現地の状況や現場の状況、または、事故発生当時の状況というのは、当然消防局メンバーが一番分かってますし、一番把握できているので、それをしっかり把握したうえで、必要な専門家の皆様にご意見をいただいていくことになろうかと思います。
共同通信 井上記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。毎日放送さん。
毎日放送 森記者
毎日放送の森と申します。先程ちょっと、装備関連の質問と関連するんですけど、ちょっと調査結果を詳しくは待ってほしいというお話だったんですが、必要なその空気ボンベの装備などは着用しているというお話ですが、この使用状況については、何か聞いていますでしょうか。
市長
いや、ごめんなさい。装備の状況も含めて、基本は最終的な確認を待っていただいた方がいいと思います。もし私が今、報告を受けていることや、ちょっと曖昧な形でお答えしたことが、調査結果と違うとですね、私もその責任が大きくなってしまいますので、大変申し訳ないのですが、正確な情報については、調査委員会の結果報告をお待ちいただきたいと思います。
毎日放送 森記者
分かりました。同じく火災関連なんですが、一昨日の囲みだったと思うんですけれども、現在把握しているビルの、市内のですね、ビルの不備の是正について、これは進めることを検討したいというふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、この不備の是正についての対象の数とか、何か決まったことのその後、進捗はありますでしょうか。
市長
まず大前提として、今回その不備が指摘されているいわゆる6項目、是正された項目を含めまして6つの項目。この6項目が直接的にですね、火災や重大な事案につながってしまったのかどうかというところは、今まだ調査結果から結論が出ているわけではありませんし、ちょっと引き続き調査を進めていきたいと思います。一方で、先程広告物のときも申し上げましたが、大阪市内は割といろんな店舗があって、また店舗の移り変わりも激しい。事務所だったものが飲食店になることもあるし、飲食店のものが事務所になることもあるし、その時に必要な設備というのも変わってくるので、年間かなりの件数が出て、それを立ち入り調査して、適合していないものをチェックして、指導を繰り返して是正していくというのを行っています。大体、指導に入れば、概ね皆さん是正していくというふうに伺っていますが、一方で、なかなか是正が進まない、重大な不備があっても是正が進まないようなケースもあるというふうに聞いていますので、この是正が進まない重大なケースについて指導を強化していくというところは、今ちょうど協議をしているところです。
毎日放送 森記者
ありがとうございます。ちなみにこの重大なケースというのが、大体今現在、どれくらいあるのかっていう規模感というのは把握されていますか。
市長
これもね、ちょっと今時点であまり正確な数字をお伝えして。ちょっと協議の中ではいろいろ数を聞いているんですが、表に出せる数という状況ではないので、協議の中では、件数も確認しながら。一方で、冒頭申し上げたように、かなり件数が変わりますもので、流動が激しいんです。なのでちょっと、概ねの目安というのもなかなかお伝えはしづらいところですが、ちょっと引き続き協議を進めていって、きっちり指導ができないと、大風呂敷を広げて、何もできなかったら意味がないので、実効性ある指導や、適正になるような処置というのを進めていかないといけないと思います。
毎日放送 森記者
関連で、その指導というのはスケジュール感もまだ全然未定っていう感じですか。
市長
もちろん、これ別に、この事案が発生しなくても、もちろん毎年やっていることではあるんです。なので、それをちょっとより強化というか、いつも以上に少し例えば、指導のペースであったり、伝え方をより厳しくしたり、その辺りは含めて、どういったものができるのかというのを今協議をしているところです。ただ、例えばそれが何月までに何件を何件にするという協議をしているわけではありません。非常に難しいのですが、非常に移り変わりが激しいので件数で仕切るというのは、なかなか難しいかなと思います。
毎日放送 森記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。NHKさん。
NHK 的場記者
NHKの的場と申します。火災関連でまず、2点お聞きします。改めて、先程調査委員会の中のご回答の中で、専門家の方の関わりについて、火災に関わる外部の有識者会議を開くことになるというふうに、市長仰ってたかと思うんですけど、これは、あくまで今日1回目が開かれた調査委員会の中で、外部の方を呼んで話される機会もあるという理解でよろしかったかどうか。さらに、今日の会議とはまた別に、外部の有識者会議というものを開く、また別の会議体を設けるという意味合いだったか、すみません、一応確認させてください。
市長
別の会議体を設けるという意味合いで結構かと思います。いわゆる、外部有識者の有識者会議というのを設けて、そちらに意見を図っていくということになろうかと思います。
NHK 的場記者
あくまでも今日のは内部のというか、消防局内の調査委員会で、さらに別に火災に関係して、外部の有識者会議というのも、今後別途設けて、さらに意見も募って最終的に年内に報告をまとめるということでしょうか。
市長
そのご理解でいいと思いますが、年内という理解でよかったんですかね。それはまだ発表してない。
NHK 的場記者
今日の資料に。
消防局 小野警防課長
年度内。
市長
年内をめざす。年度内をめざす。
NHK 的場記者
分かりました。
市長
ほんまや、年度内や。ごめんなさい。ここ書いてたわ。はい、すいません。
NHK 的場記者
改めてすみません、話が若干戻ってしまうんですけども、今日は、消防局の方の調査委員会が一回目開かれたということで、改めて市長の方の受け止めといいますか、どういう部分をやっぱり重点的に、調査を進めていかれたいかという思いについて、聞かせていただきますか。
市長
まず事故のですね、当然発生した原因や、どういう事案が重なって、こういう悲しい、しかも、大きな事態になってしまったのかというのを、まずはしっかり調査して、これを大阪市内は本当にたくさんのビルもありますし、飲食店も多くの皆さんが経営しているわけです。誠に悲しいことに、例えば、少し前には、直近で十三の方でも大きな火災がありました。火災というのはどうしても、どれだけ防いでも、これだけ発生してしまうので、少しでもそれを回避していくために、何をしないといけないのかというのをできるだけ具体的に今回のことをきっかけとしてですね、原因を特定して、それを是正していく。少しでも減らしていくという未来に向かっていかないといけないと思います。そうでなくてはですね、懸命に消火活動に取り組んで、残念ながら、命を落としてしまった消防職員の思いに叶うためにも、大阪からひとつでも大きな火災の事故をなくしていくというところには、不断の取組は必要なのかなと改めて思います。
NHK 的場記者
ありがとうございます。あとすみません、1点火災とは別件なんですけども、コンビニエンスストアのミニストップに関連して、食品表示のちょっと一部、偽装というか、ちょっと誤りがあったというところで、大阪市管内でも3店舗そういう店舗があるということで、何か市長の方で、立ち入り検査ですとか、対応についてご指示されていることですとか、報告を受けている部分があれば教えていただけますでしょうか。
市長
はい。ミニストップの食品偽装問題についてですが、食品偽装はですね、これ食の安全安心を揺るがす、大変大きな問題なので、本当にあってはならない事案だと思います。今のところの報告として、健康被害というのは、今はまだ聞いてはいないんですが、しっかり原因究明を行って、再発防止をしていくということが重要だと思います。ミニストップさんの方から、公表されているですね、市内の3つの施設も含めまして、大阪市内のミニストップ合計24の施設について、保健所が立ち入り調査をすることになろうかと思います。
NHK 的場記者
それは、立ち入り調査の時期とかは決まっていたりするのでしょうか。
市長
立ち入り調査は紅麹(べにこうじ)のときでもそうでしたけど、やっぱり日程は、ちょっとお伝えは叶わないんです。冷静に入って、しっかり調査するというのが大きな目的ですので、すみません、ちょっと日程については非公表となっております。
NHK 的場記者
当該の店舗以外にも、一応すべてされるというところの意味合いとしては、どういうねらいを持っていらっしゃいますか。
市長
いや、こういう事案が起きましたから、少なくとも大阪市として管轄している、ほかの店舗についても立ち入り調査をするという趣旨です。
NHK 的場記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。朝日新聞さん。
朝日新聞 村井記者
朝日新聞です。
市長
はい。
朝日新聞 村井記者
すみません、火災の件で、少し細かいところなんですけれども、事故調査とはまた別に、設置する外部の有識者の方の会議の方なんですけれども、その外部の有識者の方で、何かまとめたものの報告を受けて、消防局内に今日、会合があったところに、その報告書が何かを受け取って、さらにそこからまた報告書を作るような形になるんでしょうか。
市長
そうですね。なのでまずは、調査委員会の方で、状況を調査して、詳細を詰めたうえで、中間報告書という形で取りまとめるんですね。これを外部有識者の方に報告して意見を求めて、ご意見をいただきながら、最終的な報告書として、まとめていくということになろうかと思います。これスケジュールもお伝えしてかまいませんか。10月末に中間の報告書を、まず消防局事故調査委員会の方で、中間報告書をまとめて、10月末に作成して、11月末に外部有識者を選定すると。12月初旬に第1回の外部有識者会議を開催する、これ必要に応じて、複数回開催となります。年度内の報告書の作成をめざす。それを公表するということになるかと思います。
朝日新聞 村井記者
ありがとうございます。火災の件で、ちょっと初めの方に別の方が聞いてくださったもので、確認なんですけれども、看板の件で、更新の手続きは遅れてたんですけど、結局は出ていたというふうな。
市長
更新の手続きが遅れて、手続き中だったというふうに聞いてますので、更新の手続きは最終のものは出ていないという認識ですが、それで間違いなかったですかね。いらっしゃらないかと。大丈夫。その理解でいます。念のため、あとで申し上げた局の方に確認してください。
朝日新聞 村井記者
ちなみに何月のいつまでに出さなくちゃいけなかったっていうのは、それまでは。
市長
ごめんなさい。正確な数字を。確か3年に1度更新のものが出ていなかったと。それは何か更新を渋っていたとか、そんな悪質なケースという事例ではなかったということで報告は受けております。
朝日新聞 村井記者
はい。ありがとうございます。その火災の看板の件なんですけれども、ちょっと色々調べてみると、ある一定の規模の看板だと、看板の材料に不燃材というか、そういったものを使う必要が、法律上あるようなんですけども、今回恐らく更新手続きあったので、そういったものには規制の対象外のものだったとは思うんですけれども、あの辺りは言ってみると小さな規制の対象外の看板であっても、ビルが埋め尽くされているような形で大量の看板があって、そういうのが、もしかしたら、抜け穴になっているんじゃないかなというふうには、思うんですけれども、その辺りについて問題意識とかあったりされますか。
市長
提出されていないところがあるということですか。
朝日新聞 村井記者
提出する必要がないような、基本的にはある程度規模があると、不燃性の看板を作らないといけないというというふうな。
市長
ベースは確か、7平米以下。7平米以上のものは、屋外広告物の申請が必要。ただ、防火地域については、高さ3メートル以上のものは、屋外広告物の申請が必要で、延焼したこの縦の間の看板は3メートル以上があったので、申請の必要性があって、実際申請はされていて、ただ更新は最新の更新はできていなかった。防火地域なので、不燃材料。正確な表現がいるな。要は、燃えにくいものであること。ただ、素材の指定というのは、別に商品名や素材の指定というのはないんですが、例えば20分間燃えない素材といった防火の指定はあるということになるかと思います。
朝日新聞 村井記者
今回は、恐らく防火の素材だったんですけど、燃えてしまった可能性があるっていう。
市長
最後、素材の内容までは、それも含めて今調査は進めてますので、延焼している状況ですから、どういう素材であったかというところまでは、ちょっと今時点では分からない。ただ、規定としては、防火地域は防火素材っていうんかな。ちょっと正しい表現は大変申し訳ないです。後ほど、ご確認いただいた方がいいかなと思います。それも含めて、調査を確認していくことになろうかと思います。
朝日新聞 村井記者
はい、ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。共同通信さん。
共同通信 井上記者
すみません、共同通信の井上です。念のための確認になってしまうんですけど、看板の申請をする側としては、どちらが申請する形になるんでしょうか。ビルの所有者っていう形になるんでしょうか。
市長
看板掲出者ですね。看板掲出者なので、もしビルの所有者が看板を求めて、看板料を取って看板を掲載する場合は、この看板を掲載する方が申請されるものになると思います。
共同通信 井上記者
今回ちょっと更新が遅れてしまっていたのは、その掲出者が遅れていたということですか。
市長
という理解です。届出の申請者名含めて、ちょっと詳細は局の方にご確認ください。
共同通信 井上記者
ありがとうございます。
司会
次は質問をお受けします。木下さん。
フリーライター 木下記者
フリーの木下です。よろしくお願いします。
市長
はい、お願いします。
フリーライター 木下記者
万博の来場者輸送の体制でお聞きします。先日13日から14日にかけての、Osaka Metroの停電によるトラブルの件ですけれども、その原因はですね、鉄粉とか埃とか水分が、絶縁部材である延焼防止シートにくっついて、絶縁機能が低下して、地面に電流が流れてショートしたっていうふうにOsaka Metroの方は、説明しておられるんですけれども、こういったことはですね、過去にはなかった事象であって、点検を強化していたけれども、Osaka Metroの本数が万博によって増えたことの影響は否定できないとおっしゃっておられて、万博の来場者輸送にかかって、Osaka Metroが過剰な負担がかかっていて、それが大元の原因ではないかという可能性について言及されておるんですけれども、そのOsaka Metroの負担の状況、過剰なものなんかどうなのかっていうご認識と、それから大阪市はOsaka Metroのすべての株を持っているという所有者でもあるわけですけれども、再発防止策について何かOsaka Metroと話し合われたりしているのかどうかっていう、その点をお願いします。
市長
まず再発防止については、Osaka Metroの方としゃべってますが、私が何か技術的に指導できるわけではありませんので、原因究明のうえ、再発防止については徹底いただきたいという形で話をしています。会見の中で、本数とか万博輸送の結果であることは、否定できないというお発言かと思いますが、原因がこれ、なかなか可能性まで否定することは難しいと思いますが、中央線もそうですし、大阪市内のOsaka Metroというのは、非常に多くの乗客を運んでますので、例えば、御堂筋線もかなりの間隔で運用しています。ですので、この辺り、何せ起きたことを二度と起こさないということが大事だと思いますから、それが万博のせいだったとかですね、いうことの前に、そこで、塵や埃なんかが、堆積して起きてしまった事案なのであれば、より検査を徹底していくというところに尽きるのかなと思います。Osaka Metroの利用者が多いというのは、この間も木下さんともよくご質問はいただいているところですので、西口ゲートの方やですね、バスやパークアンドライドの利用の円滑化の辺りは引き続き、しっかり進めてほしいと思います。
フリーライター 木下記者
仰るとおり再発防止が、一番大事だと思うんですけれども、これまでの検査といいますか、調査ということで、絶縁の抵抗検査というのをやっておられると。これは1年1回やってられて、それによって、ちゃんと絶縁できているかどうかをOsaka Metro側が把握するという。これまで1回も、事象がないということで、これまで1回も、1年に1回の検査の中で、こういうことが起こったことがなかったということなんですけども、その検査は、5月に今回されていて、5月からこの8月13日までのあいだでですね、鉄粉とか埃とかが堆積してしまって、それで今回起こってしまったと。つまりやっぱり、万博の本数によるものが、大きいのではないかと思うんですけども、Osaka Metroの再発防止策は技術的なところは、いろいろ可能な部分あるとは思うんですが、この来場者は後半にかけて、まだまだ協会の推測でも増えていくと、特に9月中盤から10月にかけてですね、非常に来場者が増えると。Osaka Metro側の今の調査といいますか、当該部署の調査が終わるのがですね、9月の下旬になるということなんですけれども、この辺りに関してですね、市側から協会も含めてですけど、状況によっては、万博の入場者の制限やOsaka Metroの来場客の制限とかですね、そういったことが必要なるんじゃないかと思います。その辺りのお考えはいかがでしょうか。
市長
トラブルというのはあってはならないので、未然防止というのは非常に重要ですが、一方で、起きてしまったときには、正確に事態を把握して、そして二度と起こさないように対応を進めていくということが大事ですし、こういうイベントのときというのは、Osaka Metroに限らずですね、いろんなところが、いつもより増して注力をしています。その中で、起きたトラブルは再発防止に努めていくと、この繰り返しなのかなと思います。終幕残り2か月となりますが、その間に、今回起きた事案については発生しないように徹底していく。また、今回の事案を受けて、考えられるようなリスクがあるのであれば、それ事前に、新たに考えられるリスクがあるのであれば、新たに防止するように対応していく。残りの期間これを徹底していって、最後事故なく、また帰れなかったということがないようにですね、関係者と連携しながら対応していきたいと思います。
フリーライター 木下記者
今回、人身事故といいますか、大きな事故がなかったということは、幸いだったと思うんですけども、雑踏事故に関しては防げたと。これも現場の方に、行った方にお聞きするとですね、大阪府警なんかがすごい対応してですね、ちょっと不規則な動きをする方々を抑えたと。実際にはあったようですけれども、あの階段のところなんかは、ちょっとかなり危険なことになるんじゃないかということを仰る方もいらっしゃいました。ですから、再発防止、起きた後にどうするかいうのも大事だと思うんですけれども、絶対再発防止をさせないというのは、再発防止を絶対するんだということが大事だと思うのですけども、そこで後半の人数によって、ここまでいってしまったら制限かけるんだとかですね、そういったものがないと、また起こってしまって、ということになるんじゃないかと思います。その辺りの話し合いっていうのはされているんでしょうか。
市長
Osaka Metroもそうですし、万博会場には当然面積も限られていますので、ゲートの混雑状況も含めて、入場にご予約がいります。ここがどれぐらい輸送の状況がどうで、どれぐらい人を運べて、どれぐらい対応できるというところは、Osaka Metroと協会と、しっかり連携を取っていくことになろうと思います。これまでもとってますが、こういう事案が起きましたから、より密にとってもらうように、ごめんなさい。詳細の対応もあったんですが、より連携を深めていくことになると思います。
フリーライター 木下記者
ありがとうございます。
市長
もちろん今回重大な雑踏事故等が起きてはないにしてもですね、これは万博の運営の関係者としては、救急車両で運ばれた方もいますし、帰れなくなった人もいるでしょうし、例えば、お薬が飲めなくて、不安になった方もたくさんいらっしゃると思いますので、まず起きてしまったこと自体には、そしてちょっと不安にさせてしまったこと自体には、本当にお詫び申し上げますし、再発防止に努めていかないといけないと思います。
フリーライター 木下記者
市長はずっと以前に快適な万博といいますか、人数制限してもということだと思うんですけれども、安全の方を重視されるという考え方だと思いますので、その辺り、Osaka Metro側からはですね、なかなか限界までは輸送能力を提供すると言っている以上、なかなかもう無理ですとは言えない感じが、そうおっしゃっているわけではないですけど、見受けられまして、その辺りを、すべての株を持っておられる大阪市の側からですね、対話といいますか、安全性の面を重視したことをやっていただければと思います。
市長
前にも協会の方には、いわゆる快適に過ごせる人数のめどを、いわゆる事前に発表している来場予想人数を、人数があるからどう考えることなく、快適に過ごせる人数っていうのを設定して、その終幕までコントロールした方がいいんじゃないかというのは伝えていますので、協会の方には意向としては伝えているので、あとはOsaka Metroの方と協議しながら、こういう事故が発生しないような体制について、協議したうえで、進めていくことになるかと思います。
フリーライター 木下記者
ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。朝日新聞さん。
朝日新聞 宮坂記者
朝日新聞の宮坂です。すみません、火災について、追加でちょっと1点だけ。正式に発表されたわけではないんですけども、各報道で室外機が周辺が、激しく燃えていて、1階の室外機周辺が。その辺りが火元の可能性があると、見られているということなんですけども、この辺りは把握されているかどうかと、そのことについて受止めというか伺いたいなっていうところです。
市長
出火原因についてもですね、今関係機関と調査をしているところですので、これ以上お伝えすることは叶わないんです。申し訳ないです。
朝日新聞 宮坂記者
以上です。ありがとうございます。
司会
次の質問をお受けします。読売新聞さん。
読売新聞 藤本記者
すみません、読売新聞の藤本です。ちょっと、更問いで恐縮なんですけど、屋外広告物、当該のやつが燃えてしまって。調査しているというのは、これ実際どういった素材が使われていたかは、大阪市の方で調査。これは消防局の方でされるってことですかね。建設局でというのは。
市長
それも含めて、ただ完全に燃焼してますからね。詳細、燃えた部材も含めて調査するという、理解でいたのですが、可能な限り、把握できる限りということになるかと思います。
読売新聞 藤本記者
分かりました。ありがとうございます。
市長
はい。
司会
次の質問をお受けします。他に質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。それでは終了いたします。
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