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令和7年8月27日 大阪市長会見全文

2025年8月27日

ページ番号:660520

司会

それでは、市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いいたします。

 

市長

よろしくお願いします。

 

万博連携秋イベント「PARK JAM EXPO 2024-2025」

万博連携秋イベント「PARK JAM EXPO 2024-2025」

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私の方からですね、万博連携秋イベント、「PARK JAM EXPO 2024-2025」についてお知らせをいたします。大阪市では、万博の開催期間、この万博の感動をですね、体験できるイベントを街じゅうで開催していくことになります。このイベントは、昨年秋のプレイベント、そして、今年春のイベントに続きまして、今回で3回目となります。公園の未来を体験できる技術の展示や、そして、夜の公園を存分に楽しんでいただく企画などですね、子どもからお年寄りまで、幅広い世代の方々に楽しんでいただけるものとなってございます。イベントの概要ですが、まず日時は、9月14日の日曜日から万博の閉幕日、10月13日の月曜日、祝日までとなっております。時間は、10時から16時です。10月4日と10月5日は21時までやることになります。会場はですね、花博記念公園鶴見緑地でございまして、内容はナイトシアター上映が10月4日、5日、先程申し上げたこの時間が遅い21時までの、ここがナイトシアター上映になります。大阪市の姉妹都市でもあるシカゴ市でですね、積極的に取り組まれていますが、夕方・夜間の公園活用を大阪市でも試行的に取り組んでいくために映画を上映したいと思います。秋の夜空の下でですね、自然に囲まれた芝生に座って、映画を楽しんでいただきたいと思います。10月4日に上映しますのは「SING」でございまして、「SING」という映画はですね、もう皆さんご存じのとおり、動物たちが歌唱コンテストで奮闘するアニメーションの物語でございます。10月5日に上映いたしますのは「僕のワンダフル・ジャーニー」ですね。2019年アメリカの映画でございまして、愛する飼い主に再び会うため、転生を繰り返す犬の姿を描いた物語でございます。それぞれナイトシアターを行いますので、ぜひお楽しみにいただきたいと思います。未来の公園展ということで、これですね。未来の公園展でございますが、いろんな技術を持った企業さんに集合いただいて、公園で活用できる最新技術や新しい取組をご体験いただきます。出展予定は、例えば、芝刈ロボット及び舗装型路面発電システム。公園内ですね、太陽光発電ができる舗装型路面発電システムと、芝刈りや除草作業を自動で行うロボットを組み合わせて、芝刈り作業を実演いたします。そのほか、ファーミングユニットということで、アプリを通じて、野菜の生育状況やお手入れ方法を可視化して栽培する、ユニット型のスマートコミュニティ農園となっております。ほかにもミスト車、気化熱を利用してミストを出して、効率的に周辺温度を下げることができる、移動するクールスポット、ミスト車でございます。公園活用プログラムは、9月14日から10月13日まで、10月4日と10月5日は18時までとなっております。これですね、公園活用プログラムです。この公園活用プログラムは公園の開放的な空気を活かして、市民の皆さんが企画した音楽や、写真でもありますが、ヨガ、ワークショップなどのプログラムを楽しんでいただきます。そのほか、鶴見緑地ガイドツアー。これ9月14日、15日、1日2回、各30分ございますが、園芸デザイナーの三上真史さんと鶴見緑地のみどころのひとつでもある、風車の丘のマリーゴールドやコキアなどの植物を一緒に楽しむガイドツアーや、寄せ植えの楽しみ方などについて、トークイベントがございます。そのほか、万博会場でも行われましたが、プロレスエンターテインメント「大阪プロレス」の開催や、世界のグルメを堪能できる「キッチンカー・マルシェ」などを予定してございます。また、万博から2年後の2027年には、横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」に向けまして、横浜市と連携して博覧会を応援する輪を広げるプロジェクト、「Blooming RING Action」などの機運醸成につながるPRを行ってまいります。公園の未来を体験できる盛りだくさんな内容になっておりますので、万博と併せて、鶴見緑地にもぜひお越しいただきたいと思います。以上でございます。

 

質疑応答

 

司会

それでは、質問をお受けします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りのうえ質問をお願いします。質問については市政関連のみでお願いします。それでは、幹事社の毎日放送さん、よろしくお願いします。

 

毎日放送 山本記者

はい、すいません、毎日放送です。今の発表項目で2つお伺いします。まず1点目ですね、すいません、改めてイベントの開催意義とですね、シアターや最新の技術体験など多くの催しがある中でですね、市長が着目されているイベントプログラムを教えてください。

 

市長

はい、まずイベントの開催意義ということですが、この都市公園というのはですね、都市の中で非常に貴重なオープンスペースでありますし、何よりたくさんの人にとってですね、非常に魅力的な空間と、快適な魅力的な空間としていくことが重要だと思っています。このイベントでは、最新技術なんかによります公園の管理運営の取組や、事例の少ない夜間の公園活用の取組などを試行的に実施しまして、今までにない公園を体験いただきたいと思います。たくさん面白そうなプログラムがありますし、最近、私はベランダでこのガーデニングにはまってございまして、ちょっと聞いてみたいなと思ったり。またですね、やっぱり気になっているのはナイトシアターが気になっておりまして、先程も申し上げましたが、シカゴ市の方でもですね、このナイトシアターを含めた公園の活用事例というのはあります。それについても、シカゴでも学んできたところです。夜の公園ってまた、万博もそうですけど、夜の空間って、またちょっと昼と全然感じが違うんですね。ライトアップでまた照らし出されて、非常に非日常感を体験いただけますし、それは都市型公園で体験いただけるので、いつもの都会的な雰囲気にまたひとつ、新たな魅力ができるのかなと思いますので、ナイトシアター、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいなと思います。

 

毎日放送 山本記者

ありがとうございます。もう一点すいません。大阪市のまちづくりの観点からですね、この未来の公園というのがどのような姿や存在になっていくのか、市長のイメージを教えてください。

 

市長

大阪のみどりはですね、市民の皆さんはじめ、いろんな主体とパートナーシップとなってですね、取組を進めています。このみどりを皆さんと育んで活かして、みどりを媒体につながっていくことで、市民の皆さんのQOLといいますか、豊かな暮らしをともに築いていくと。一人ひとりが輝くみどりのまち、Green Wellness Osakaの実現をめざしていきたいと思います。今年度はですね、「大阪市緑の基本計画〈2026〉」を策定予定ですので、この居心地の良い緑の空間を作ったり、イベントで紹介するような最新技術も活用しながら、市民の皆さんと一緒に未来の公園、未来のまちづくりを推進していきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。はい、読売テレビさん。

 

読売テレビ 黒木記者

読売テレビの黒木と申します。アジア太平洋研究所が、万博の来場者が会場内外で使ったお金が会期前半でおよそ4,000億円との推計を発表いたしましたが、そちらに関して受け止めをお願いします。

 

市長

いや、本当にたくさんの人に万博に来ていただいて、さらにですね、万博の会場内でこうやって消費を行ってくれるというのは、もう大変うれしい限りでして。まだ会期前半の試算かと思いますので、ぜひこれからまた閉幕に向けて、来場者の方も恐らく増加の見込みですから、多くの人に会場にお越しいただいて、たくさん消費を行っていただきたいと思います。本当に感謝ですし、この試算の金額が3,939億円ということで、サンキューサンキュー、本当にサンキューサンキューでございます。

 

読売テレビ 黒木記者

事前の試算よりも高いというような数字が、上回る可能性はあるということで、売れ行きなども想定外に良かったということですけれども、そこへの喜びの声みたいなものを改めてお願いします。

 

市長

サンキューサンキューがもうフル無視やったのが辛くてしょうがないですけど。事前に予想していたものもあるし、やっぱり万博のひとつの楽しみがパビリオンもそうですし。イベントもそうですし、グッズとかですね、いろんなところで楽しんでいただく、食べていただく。また、またなかなか日本では、手に入らないような海外のグッズを手に入れていただくということで。これがまたSNSなんかを通じてですね、どんどん広まっていってるわけなんですね。なので、まだまだ閉幕に向けて、さらに新しい魅力なんかもまた、発見されるかもしれませんし、こういった形で、当初想定されていたものが上回っていくというのは本当にうれしい限りです。

 

読売テレビ 黒木記者

ありがとうございます。

 

市長

はい。

 

司会

次の質問をお受けします。はい、日本経済新聞さん。

 

日本経済新聞 加藤記者

日本経済新聞の加藤と申します。発表項目に関連して、ちょっと1点お伺いさせていただきたいんですけれども、横浜市のそのGREEN×EXPOと連携してPRをされるということですけど、万博もその会期の後半になって、次の横浜市のGREEN×EXPOにつなぐというような意味でも、今後、横浜市となんか連携していろいろされていく計画みたいなのがあればお伺いします。

 

市長

ありがとうございます。正にこれ、万博の開幕前から、結構この話はやっぱり、政令市長会なんかでもやってまして、当然、2027年に開幕するっていうのは、2025年万博の前から分かっていたので、ともに連携していきませんかという話をして、それぜひということになっています。なので横浜等でもですね、万博のPR、ブースを出していただいたり、PRをしていただいていますし、大阪でも当然、こういう機会を活かしてですね、正に、鶴見緑地とこの大阪の緑の博覧会は当然ですが、親和性が高いので。そういう機会を活かして、GREEN×EXPO のPRをしていく絶好の機会になると思います。こういった機会やまた折りをみて、万博のバトンをつないでいくことになるわけですから、いろんな形で横浜のGREEN×EXPO のPRはしていきたいと思います。私自身も、緑に力を入れたいというのはもう就任からずっと局の方とも、いろいろすり合わせして今進めてますので、新しい基本計画の中でしっかり打ち出していって、市民の皆さんがやっぱり、身近に緑を感じて、できたら緑とコミュニケーションする。メルボルンなんかでも、木にメッセージを送れるっていうまちの取組があったり、本当に街路樹に、自分の好きな街路樹にメッセージを送るという取組があったりですね、やっぱり市民の皆さんに、緑を感じてもらうという取組は重要だと思っていますから、横浜市のGREEN×EXPOともしっかり連携していきたいと思います。

 

司会

次の質問をお受けします。はい、読売新聞さん。

 

読売新聞 猪原記者

読売新聞の猪原です。ちょっとさっきの日経さんの質問に関連するんですけど、万博のレガシーという観点でですね、この大阪・関西万博でどういったことをですね、その開催意義として打ち出して、それをその意義を、新たな意義が生まれるのかどうかというところとですね、つまり、今後の万博とかに向けて、どういったものが残せると考えているのかというところと、この横浜という花博に向けて、どういったものが残せると考えているのか、どういったものが受け継いで、どういったものを受け継いでほしいと思っているのかというのか、もしちょっと今の時点で市長のお考えがあれば。

 

市長

それは、例えば次の万博というのは、サウジアラビアのリアドの万博に向けてという感じですか。

 

読売新聞 猪原記者

そうですね、大規模博とか将来的な万博と、あとこの花博ですね。それぞれ教えていただけますか。

 

市長

いや、これはたくさんあって、まず、そのまちにどう活かしていくかっていうのは、レガシーの議論をずっと続けてますので、ソフト、ハードのレガシーを大阪、関西でつくっていけるようにしていきたいと思います。これは「いのち輝く未来社会のデザイン」というのがあるので、ヘルスケアであったり、未来の技術を活かしていけるようにしていきたいと思います。いわゆる次の万博って、市民目線と運営目線というのが、ちょっとあるのかなと思っていまして、市民の皆さんには、やっぱり今申し上げたような、新しい技術や文化がつながっていくことの重要性ですね。世界的にやっぱり、これだけ依然緊張感が高い中でですね、160の国々がそこに集って、例えば、トラブルがあった時でも、連携しながら対応しているわけです。これはやっぱり、ぜひ来場者の皆さん、市民の皆さんにはこの重要性ですね、世界が課題解決に向かって、動いていけるんだというところを感じてほしいと思います。運営の目線では、多分結構いろいろ観点があるので、海外の方も非常に言われるのは、これだけ事前に批判をされててすごい大成功してるねと。これは今僕らにとって、非常に参考になるっていうのが言ってて、というのは、各国もやっぱり例外ではなくて、その万博の開催意義、万博って自分たちの国の予算を取って、パビリオン出したり、スタッフをつけるので、恐らく、各国もなんで万博の予算がいるんだっていうのを、各国それぞれ皆さん説明しているんですね、現地で。なので、君たちはどうやって説明したんだと。その自分たちの国の国民に、というのは結構聞かれましたね。それは不断の課題解決への熱意と、そしてやっぱり、技術を示していく、世界がつながっていくという熱意とその辺りはお伝えして、あとは細かいシステムやノウハウ、関係者間の連携というのは、ぜひ他国の方にも参考として、共有できたらなというふうには思います。本当に想定していないようなトラブルというのは、やっぱり起きて、それをまた解決して、また改善して、という繰り返しだと思うので、今回の万博のノウハウというのは、大変そういう意味で、大規模イベントとして、参考になるのではないかなと思います。横浜も、もう既に2年後に迫っていますから、かなりいろいろ取組が進められているところかと思いますが、PRであったり、例えば移動であったりね、会場への移動であったり、そういったところで何かノウハウを共有できるところは、ともに共有していきたいと思います。

 

読売新聞 猪原記者

今回の大阪・関西万博のテーマはいのちですけれども、横浜であれば、花博ということで植物にはなるんだろうと思うんですが、その観点で、こういったところを受け継いでほしいなとか、例えば、大阪・関西万博であれば、木造のリングがあるわけですけれども、どういったものを横浜でその理念を継承してほしいなというものがあれば教えてください。

 

市長

この理念はやっぱり非常に重要で、この万博もそのSDGsであったり、いのちっていうのは、幅広くいのちですから、我々のいのちもそうですし、植物、地球のいのちもそうです。そういうたくさんのメッセージがあるので、地球のいのちという観点では、環境保全の取組なんかは、いろんなパビリオンでも展示されていますし、いろんな技術も展示されたので、この辺りは何かもし、連携できれば、大変いいのかなと思います。結構、横浜の緑の博覧会って、さらに緑に結構特化してたりしますから、例えば農業とかですね。農産物とか、そういうところにも結構特化して、いろんな展示があるんじゃないかなと思うので、我々の万博よりさらに、分野を一定絞った形で、SDGsや緑のメッセージで、いろんな展示があるんじゃないかなと思うので、大阪万博では、なかなか示すのに足りなかったところを深掘りして、さらにお示しいただけるかもしれないので、この辺は個人的にも楽しみにしています。

 

司会

次の質問をお受けします。他に質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。それでは終了いたします。

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