ページの先頭です

令和7年7月2日の報道発表資料「水道管の緊急調査の実施結果(本市独自分)について」の内容について

2025年9月30日

ページ番号:661297

市民の声

 令和7年7月2日付報道発表で、水道管の緊急調査の結果が異状なしとのことでした。一方、令和7年7月5日付以降の報道発表にありますように、東淀川区瑞光で水道管の漏水事故が発生しています。最近漏水事故が多発しているように感じます。さらなる調査が必要なのではないでしょうか。

市の考え方

 漏水事故が複数発生している状況を受け、市民の皆さまにご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申しあげます。
 令和7年7月2日に報道発表いたしました「水道管の緊急調査」については、城東区東中浜での上水道管の漏水事故の発生を受けて、従来からの定期的な点検に追加する形で、漏水事故が発生した場合に影響が極めて大きい緊急輸送道路(注1)下にあり、かつ漏水リスクが比較的高い「やや腐食性の高い土壌(注2)で59年以上経過したダクタイル鋳鉄管(注3)」を対象に、緊急点検を実施したものです。
 水道局では、経年化に伴う漏水対策の一環として、定期的な管路の点検に取り組んでおり、管路の大半を占める口径が300㎜以下の「配水支管」では6年に1回、機器を用いて地下の漏水を見つけ出す調査を実施しています。また、口径が400㎜以上の「基幹管路」は1年に1回、地上からの目視により点検を行っています。一方で、基幹管路については現在の技術水準では配水支管のように地下の漏水を十分に発見できないことから、新たな点検技術の確立に向けて、「中大口径管路の漏水検知技術の開発」に取り組んでいます。
 さらに、定期的な管路の点検とともに、計画的な管路更新の取組も進めており、約10年前に年間200件程度あった水道管の漏水件数は、近年は年間100件程度と減少傾向にあります。市民生活に多大な影響を及ぼすような漏水事故が起きないよう、引き続き、管路の経年化対策にしっかりと取り組んでまいりますので、ご理解ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。
 なお、「東淀川区瑞光」での漏水事故につきましては、工業用水道管において発生したものであり、管路の点検・更新を含む工業用水道事業の運営はコンセッション方式により、運営権者が事業全般を行っており、本市としても、当事業のモニタリング等を通じて、水道事業と同様に管路の経年化対策にしっかりと取り組んでまいります。
(注1)災害直後から、避難・救助、物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な道路(高速自動車国道や一般国道及びこれらを連絡する基幹的な道路)
(注2)地中の水道管が比較的錆びやすい性質である土壌
(注3)城東区東中浜で発生した漏水事故では、「やや腐食性の高い土壌」で59年経過したダクタイル鋳鉄管が破損

担当部署(電話番号)

水道局 工務部 配水課
(電話番号:06-6616-5572)

対応の種別

説明

受付日

2025年7月9日

回答日

2025年7月22日

公表日

2025年9月30日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない