防災スピーカ（防災行政無線）について

2025年10月31日

ページ番号：662854

市民の声

　私の住んでいる所では防災スピーカ（防災行政無線）が全く聞こえません。これでは災害時に情報が届かず避難も遅れる事になると思うのですが。防災スピーカ（防災行政無線）が聞こえない地域は大阪市内に多くあると思いますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

市の考え方

　防災スピーカ（防災行政無線）における音声が聞こえないことについてですが、本市のような都市部では騒音、高層の建築物による放送音の反射や遮蔽、遮音性の高い住居などの影響により、聞き取れなくなることや聞こえなくなることが避けられません。
　このため、この間、スピーカ増設、高出力アンプ及び高性能スピーカの採用に取り組み、また、放送内容をより聞き取りやすくするために、通常の会話より遅い速度での放送、文節を区切って時間を空ける放送をするなどの工夫を行っているところです。しかしながら、防災スピーカの放送内容を確実に伝えるには限界があるため、携帯電話・スマートフォンへの緊急速報メール（災害時のみ）、大阪防災アプリ、大阪市LINE 公式アカウント、大阪市危機管理室X（旧ツイッター）、おおさか防災ネット防災情報メール、Yahoo！防災速報アプリ、災害多言語支援センターホームページ、ケーブルテレビの字幕放送や防災情報サービス、通信機能付きガス警報器へ配信を行い、テレビ局、ラジオ局へ情報提供し、併せて、広報車が地域を巡回して放送することとしています。また、放送内容が聞き取りにくい場合には、防災行政無線テレホンサービス（06－6210－3899）にお電話いただくことで同一の放送内容を確認できるようにしています。ただし、通話料がかかります。
　このように本市では、防災スピーカだけでなく多様な情報伝達手段を用いて災害情報を伝達することとしており、今回いただきました意見も踏まえながら、携帯電話をお持ちでない方を含め市民のみなさまに様々な方法で必要な情報が確実に伝わるよう、引き続き情報伝達手段の多様化に努めてまいります。