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長居障がい者スポーツセンターのプールの利用について

2025年11月28日

ページ番号:664891

市民の声

 長居障がい者スポーツセンターのプールでは、視覚障がい者の方が利用される場合、指定されたレーンに「視覚障がい者入水中」と書いたコーンが設置されて貸し切り状態となります。さらに、視覚障がい者の方が複数来場された時は、それ以外のレーンも同じ扱いとなり、一般の利用者が使えなくなることもあります。
 こうした運用は、特に混雑する夏場には泳げるレーン自体が減少し、視覚障がい者以外の利用者にとっては大きな不便につながっています。
 全盲の方であれば理解できますが、視覚障がい者であれば障がい等級に関わらず、一律で貸し切りの対応がなされている点には疑問を感じます。また、大勢の介助を必要とする他の障がいのある方は、一般の利用者とレーンを共用されているのに、不公平だと感じます。
 視覚障がい者の中にはレーンを独占することを心苦しく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 実際、視覚障がい者の方が水深の浅いレーンを利用する時は、「衝突注意」と書いたコーンを設置し、視覚障がい者と他の利用者が共用できる工夫も行われていますので、通常のレーンも同じように運用できないのでしょうか。
 あるいは、視覚障がい者の方が複数お越しになった場合でも、利用してもらうのは指定されたレーン1つだけにし、順番制や利用時間の制限を設けるなどの対応はできないのでしょうか。
 視覚障がい者以外の利用者にも配慮した運用をしてほしいです。

市の考え方

 本市では、障がいのある方に対して、スポーツ及びレクリエーション活動の機会を提供することで障がい者の福祉の増進に寄与することを目的として、長居障がい者スポーツセンターを開設しております。
 長居障がい者スポーツセンターの屋内プールにおきましては、混雑しているときには、一定の距離を連続して泳ぐ方と歩行する方とが同じレーンを使用することがないようにするなど、利用者の安全性の観点などから、スタッフが利用者の泳力、障がいの状況等に応じて使用していただくレーンを指定するといった案内を行うことがあります。
 ご意見をいただきました指定のレーン(以下「第5レーン」といいます。」)につきましては、通常時は障がいの状況等に関係なく使用できるものとしておりますが、視覚障がいのある方が利用されるときには、他の利用者との衝突などが生じることなく皆さんが安全に利用いただけるようにするため、視覚障がいのある方が使用していただくレーンとして案内する運用を行っております。また、視覚障がいのある方が使用しているときにおきましては、他の利用者に対する注意喚起の趣旨で、「視覚障がい者入水中」と記載した案内板をレーンの入口に設置しております。
 なお、当日の利用状況によっては、視覚障がいのある方で一定の距離を連続して泳ぐ方であれば、第5レーンではなく同様の利用目的の方に使用いただいているレーンに案内することもあります。
 今回いただきましたご意見に関しましては、先述のとおり安全性の確保のための運用としてその日の利用状況等を踏まえて行った対応であり、視覚障がいのある方を優遇するような取扱いを行っているものではございませんのでご理解いただきますようお願いいたします。
 当該施設のプールを快適に利用できなかったことにつきましては、ご不便をおかけしておりますが、今後におきましても、当該施設のプールの利用に関する運用におきましては、利用者同士の衝突防止などの安全性の確保を行いつつ、利用者の皆様が快適に利用いただけるよう努め、また利用される方のニーズ等も踏まえながら運用等の検討を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

担当部署(電話番号)

福祉局 障がい者施策部 障がい福祉課(施設グループ)
(電話番号:06―6208―8075)

対応の種別

説明

受付日

2025年9月12日

回答日

2025年9月26日

公表日

2025年11月28日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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