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MCI(軽度認知障がい)に対するサポート制度の充実について

2025年12月1日

ページ番号:664893

市民の声

 大阪市は近年認知症患者に対応するためオレンジチームを作り対策を講じておられますが、MCI にどう対処すればよいか相談できる場所はありません。
 現在の体制では認知症患者の増大に対応するのに精いっぱいで、MCI患者への対応まで手が回っていません。他の市町村ではデュアルタスクの体操や認知症予防教室を実施しています。西成区では老人福祉センターでの回想法教室があるくらいでMCIスクリーニング検査が受けられる医療機関もありません。
 今後高齢化が進む中、認知症患者は増え、介護にかかる費用も増加します。介護費用を抑えるためにもMCI患者を早期発見し予防教室を開き将来の認知症患者を減らすことが必要です。認知症の啓発活動だけではなく、軽度認知障がいの啓発活動がより必要です。予防対策に予算を増やし、効果的な対策を打ち出してほしいです。
 適切なアドバイスが受けられるシステムを早急に作ってください。また、MCI患者対策が実施されているなら教えてください。

市の考え方

 本市では、認知症の方ご本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、各区の認知症強化型地域包括支援センターに、認知症診療・ケアの経験豊富な医師と、医療・介護福祉の専門職で構成する認知症初期集中支援チーム(オレンジチーム)等を設置し、認知症が疑われる方又は認知症のある方(MCIの方を含む)やご家族、民生委員、介護関係職員等からの相談に応じております。
 認知症初期集中支援チームにおいては、原則として、在宅で生活しておられる40歳以上の認知症が疑われる方又は認知症のある方であって、認知症疾患の臨床診断を受けていない方や医療や福祉サービスにつながっていない方などを対象として、ご自宅へ訪問し、確認やアセスメントなどを行い、その内容にもとづいて、医師及び医療・介護福祉の専門職が、その方の状況に応じた医療サービスにつなぐ支援を行っております。
 また、本市では、市内6か所の医療機関を認知症疾患医療センターとして指定しています。
 認知症疾患医療センターでは、認知症疾患に関する鑑別診断とそれに基づく初期対応や専門医療相談、診断後の相談支援などを行っています。
 医療機関への受診に関することも含めて、お住まいの区の認知症強化型地域包括支援センターやお近くの認知症疾患医療センターにご相談ください。
 そのほか、地域の会館等で行っている百歳体操(いきいき百歳体操、かみかみ百歳体操、しゃきしゃき百歳体操)等の認知症の発症リスクを低減する体操・運動等の通いの場への支援をはじめ、認知症の発症を遅らせることができる可能性が示唆されている糖尿病や高血圧症等の生活習慣病の予防に向けた取組を行っており、本市ホームページや、専用の情報発信アプリ・情報サイトである「認知症アプリ・認知症ナビ」においても相談窓口や認知症予防の取組、認知症に関する地域のイベント情報などについて配信を行っていますのでご活用ください。
 詳しくは、次のURLより本市ホームページをご覧ください。
 【本市ホームページ】
 認知症初期集中支援チームについて
 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000287657.html
 認知症の方への支援について
 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/category/3020-5-0-0-0-0-0-0-0-0.html
 認知症アプリ・認知症ナビについて
 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000431968.html
 百歳体操について
 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000425655.html
 今後も引き続き、MCIや認知症のある方、また、そのご家族の方等へ必要な情報を届けられるよう、周知に努めてまいります。

担当部署(電話番号)

福祉局 高齢者施策部 地域包括ケア推進課(認知症施策グループ)
(電話番号:06-6208-8051)

対応の種別

説明

受付日

2025年10月5日

回答日

2025年10月17日

公表日

2025年12月1日

注意事項

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。

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