弁天埠頭付近の再開発について
2025年11月28日
ページ番号:664913
市民の声
港区には、磯路にも波除にも夕凪にも池島にも公園があるが、弁天にはない。立派なものでなくても、市岡商業高等学校の跡地の一部でも良いので公園をつくってほしい。弁天埠頭公園がかなりさびれているので、もっと賑わうように再開発してほしい。
市の考え方
市岡商業高等学校跡地(以下「学校跡地」という。)につきましては、本市の方針として、区のまちづくりに資する活用が図られるよう民間事業者等に処分を検討する用地となっております。港区役所では、2025年大阪・関西万博やIR誘致の決定などによるベイエリア活性化の流れを受け止めるべく、ベイエリアと都心部をつなぐ交通結節点となる弁天町駅周辺について、大阪の「ニシの玄関口」として、区民、周辺事業者、行政がまちの将来像を共有し、協働してまちづくりを推進していくことを目的として、令和6年4月に「弁天町駅周辺まちづくりビジョン」(以下「ビジョン」という。)を策定しております。
このビジョンでは、「世界にひらかれたニシの玄関づくり」、「居心地よく歩きたくなる空間づくり」、「水・みどりのある暮らし豊かな環境の創出」、「安全安心の充実」、「多文化共生によるまちづくり」、「文化・産業を発展させる人の掘り起こし・育成」、という6項目のコンセプトを設定し、「場」「環境」「人」の重なりによる大阪のニシの玄関口にふさわしい拠点形成をめざすこととしています。
さらに、令和6年9月から12月にかけて、ビジョンに定めるコンセプトなどに沿った学校跡地の活用を図るとともに、お申し出のあった公園とは異なりますが、「平面広場等(平面広場、歩行者用通路)の整備」や「にぎわい・集客拠点施設(商業、宿泊等)の整備」等を前提条件として、民間事業者の視点からの学校跡地の現実的な活用ニーズや可能性を把握するため、マーケット・サウンディング(市場調査)を実施いたしました。
現在は、マーケット・サウンディングでいただいた提案や意見をもとに、事業者の募集条件等の学校跡地の具体的な活用計画について、本市関係局とともに検討を深めているところです。
次に、弁天埠頭付近の再開発の件につきまして、弁天埠頭は大阪港湾局の所管用地、弁天埠頭公園は建設局の所管用地、その他民間の所有地となっております。現状、所管局におきまして、弁天埠頭については、公共の上屋を民間の物流事業者へ貸し付け、弁天埠頭公園については、他の都市公園と同様の維持管理を実施しており、現在のところ、ともに再開発の予定はないと聞いています。
一方、前記ビジョンには、様々な取組による弁天町駅周辺のにぎわいを水辺空間へ波及させていくこととしており、また、取組イメージの中には、大阪府が実施する安治川水門の更新に合わせた水辺空間のにぎわい形成を図っていくことを示しています。以上のことから、まずは、前述の学校跡地の活用を始めとした弁天町駅周辺のにぎわいの強化を図りつつ、将来的な弁天埠頭付近の水辺空間のにぎわい形成に向けて、関係機関と連携を図っていきたいと考えております。
担当部署(電話番号)
港区役所 協働まちづくり推進課(エリア開発推進)
(電話番号:06-6576-9683)
対応の種別
説明
受付日
2025年9月25日
回答日
2025年10月9日
公表日
2025年11月28日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。






