総合教育会議の議事録掲載について

2025年11月28日

ページ番号：664930

市民の声

　令和6年度の総合教育会議について、議事録が公開されるまで5か月弱を要した。
　地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の4で、「地方公共団体の長は、議事録を遅滞なく公表するよう努めなければならない」とされていることから、国は地方教育行政の重要性に鑑み、各自治体に対して総合教育会議に関する積極的な情報公開を要請しているものと考えられる。また、大阪市総合教育会議設置要綱第7条では、「市長は会議終了後、議事録を遅滞なく公表する」としている。
　そこで、教育委員会に質問したい。

公開までに5か月弱を要したことは、国の法の趣旨や、市総合教育会議設置要綱、及び市政の説明責任の観点からみて、妥当と考えているか。
会議開催から公開までに5か月弱を要した理由は何か。
遅滞なく議事録を公開するために、開催から公開までの期日の目安を設けるべきと考えるが、そのように要綱を改定する考えはあるか。
議事録を公開するまでは会議の動画が公開されていたが、議事録公開後に動画が見られなくなった。議事録が正確に記載されているかを判断するために、動画を再度公開すべきと考えるが、そのような対応は可能か。
次回以降の会議において、動画と議事録をあわせて公開すべきと考えるが、そのような対応は可能か。

市の考え方

大阪市総合教育会議設置要綱第7条に基づき、出席者及び説明者等へ議事内容を確認次第、速やかに公表しています。議事録の公表まで一定の時間を要するため、市政の説明責任の観点から、会議の録画映像を掲載し、議事内容を確認できるようにしており、法令上においても問題はないものと考えています。
議事録を公表するにあたって、正確な内容であることが不可欠であり、内容に誤りがないか、出席者や説明者等の複数の関係者への確認が必要となるためです。
要綱の改定は考えておりません。
なお、議事録の作成と公表については、現状より少しでも早く議事録を公表できるよう努めてまいります。
本市では公開した庁内会議について、市政運営の透明化及び市民に対する説明責任をより一層推進する観点から、会議開催後、会議資料及び会議要旨を掲載することにより、オープン化を図っています。また、本会議の議事録は、本市の説明責任を果たすための公文書作成指針に基づき、会議の正式な記録として、個々の発言内容及びその発言者を詳細に確認のうえ作成していることから、議事録の公表後に、再度録画を公開する必要はないものと考えています。
4と同様の理由から、議事録の公表後に録画をあわせて公開し続ける必要性はないものと考えています。