学力データ分析の取り組みの公表について
2025年11月28日
ページ番号:664931
市民の声
総合教育センターで行っている学力データ分析の取り組みについて、総合教育会議などで取り上げられているが、大阪市ホームページなどでは十分に公表されていない。
分析テーマ、サンプル、分析手法、結果や得られた知見などを大阪市ホームページに掲載してほしい。また、オプトアウト(注)の方法についても、医療機関や研究機関のように、考え方や手続き方法を公開すべきである。
市の考え方
大阪市総合教育センターでは、令和6年度に「シンクタンク統括室」を設置し、大阪市教育振興基本計画に掲げる最重要目標達成に資する調査分析を行っています。
シンクタンク統括室では「大阪市教育シンクタンク統括室設置要綱」の趣旨を踏まえ、本市における教育課題の解決や効果的・効率的な教育施策の企画立案をテーマとして、1人1台端末が導入されたことにより蓄積されたデータや全国学力・学習状況調査などの客観的・経年的に蓄積されたデータ等(以下、教育データ)を活用しながら分析業務を行い、学校の課題に応じた支援や、児童生徒一人一人に応じたきめ細かな指導の充実に取り組んでおります。
統計的手法を用いて得られた知見等につきましては、「各種学力調査の結果」や、「シンクタンク通信」として、大阪市総合教育センターのホームページにおいて公表しております。令和6年度のテーマとして「学力向上に向けた児童のつまずきの把握」について分析を行いました。現在「研究紀要」として公表の準備をしているところです。
また、大阪市教育振興基本計画において具体的な取組として「データ等の根拠に基づく施策の推進」を掲げており、教育データを客観的・経年的に蓄積していくとともに、シンクタンク統括室において複合的・多角的に分析・検証しながら、学校の課題に応じた支援、児童生徒の個別最適な学びの推進に向けた支援を行うことは、児童生徒の最善の利益に資するものと考えております。そのため、オプトアウト(注)につきましては作成、公表をしておりません。なお、本市における教育データの取扱いにつきましては、国の「教育データの利活用に係る留意事項」に準じ、個人情報につきましても、個人情報の保護に関する法律および、大阪市個人情報の保護に関する法律の施行等に関する条例等に基づき、適切に取り扱っております。
(注)オプトアウト:自分のデータが分析や研究などに利用されることを拒否することができる仕組みです。利用を希望しない場合は、定められた手続きを行うことで、データが対象から除外されます。
担当部署(電話番号)
教育委員会事務局 大阪市総合教育センター 教育振興担当
(電話番号:06-6718-7709)
対応の種別
説明
受付日
2025年6月19日
回答日
2025年7月3日
公表日
2025年11月28日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。






