職員対応についてのホームページ公表について

　大阪市のホームページに「市民の声」として職員対応に関する内容が公表されていましたが、単なる所感や感情的な意見にまで対応していることには疑問を感じます。行政に求められているのは、市民生活の改善につながる具体的な課題解決であり、限られた人員や時間を有効に活用することです。
　建設的な意見や制度改善につながる提案であれば回答・公表する意義はありますが、個人の感想に近い声まで対応・公表しているのは、行政リソースの適切な配分とは言えません。
　市民の利益全体を考えれば、こうした対応よりも優先すべき課題は多くあるはずです。

　本市では、市民から信頼される市政を運営するという考え方から、お寄せいただいたご意見等は「市民と市政をつなぐ広聴ガイドライン」に基づき、簡易な問い合わせや通報などを除き「市民の声」として取り扱い、そのうち連絡先が明記されているものについて、原則回答を行っています。
　一方、「市民の声の見える化」は市政運営の透明性を確保するため、お寄せいただいたご意見とそれに対する本市の考え方を作成し、公表しているものです。公表を通じて、広く市民のみなさまと情報共有し、市政に対する理解・関心を深めていただくため、「市民の声」として取り扱ったご意見を原則全件（非公表とするものを除く）公表しています。

政策企画室　市民情報部　広聴担当
（電話番号：06－6208－7331）

説明

2025年9月16日

2025年9月30日

2025年11月28日

市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。