大屋根リングの全面保存希望と夢洲地区における跡地活用の提案について
2026年2月27日
ページ番号:672618
市民の声
私は大屋根リングが持つ文化的・都市的価値に深く感動しました。解体費用を削減しつつ、夢洲の魅力を持続可能なかたちで未来に残すため、次のような形での大屋根リングの全面保存と跡地活用を強く希望します。
- 大屋根リングを残し、一周できる遊歩道として整備する。
- 維持管理のための収益モデルとして入場料を徴収し、それに向けて二次元コード決済や年間パスポート、デジタル特典等の工夫をする。
- ロゴのないおしゃれなプレートで協賛企業を募り、景観と持続可能性の両立を図る。
- 跡地の公園を花壇や海辺を含めた自然と融合した空間にする。
- 解体費用削減となる既存施設の活用案として、パビリオンを居抜きで、アウトレットやサウナ等の滞在型レジャー施設に活用する。
- IR事業との共存策として、カジノに興味のない家族層が楽しめる機能を提供する。
市の考え方
【1,2,3について】
大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す、大阪・関西万博の会場のシンボルとなる建築物であり、閉幕後のまちづくりの中で、レガシーとしてわかりやすく将来世代へ継承していくことは、大きな意味を持つものと考えています。
しかしながら、大屋根リングを全面保存することについては、大屋根リングは仮設建築物として整備されているため、残置に要する改修や維持管理にかかる費用の財源確保が課題となるとともに、夢洲第2期区域における国際観光拠点の形成に向けたまちづくりにおいて、土地利用の観点などからも大きな課題があると認識しております。
大屋根リングの保存を含む活用に向けては、博覧会協会・経済界・行政で構成する「大阪・関西万博の大屋根リングの活用に関する検討会」において検討してまいりました。このなかで、先述の財源確保や土地利用の課題、夢洲第2期区域のまちづくりの方針(マスタープラン)のパブリックコメントでの大屋根リングの残置に関する意見を踏まえながら議論を重ね、2025年9月に開催された同検討会の総意として、大阪・関西万博のレガシーをわかりやすく残すという観点から、夢洲第2期区域の北東部約200メートルを原型に近い形で残置することが望ましいとの結論を得ました。今後、大屋根リングの部材の状態に関するデータを大阪市が確認したうえで、財源の確保の目処が立つことを前提に、大阪市が大屋根リング約200メートルを引き継ぎ、その周辺を含め、大阪府市において、大阪・関西万博を記念する「公園・緑地等」として整備・維持管理することを検討し、議会の議論を経て決定することとしています。
また、財源については、大阪・関西万博の会場運営費の剰余金の活用を検討するとともに、国の協力を得て地方創生交付金等の国の交付金や補助金の活用、大阪府の負担の検討、協力いただく個別企業を探すなど、関係者が真摯に検討し、確保することとしています。
なお、2025年10月に先述の内容を記載した「夢洲第2期区域マスタープランVer.2.0」を策定したところです。
【4,5,6について】
夢洲地区については、府市、経済界とともに策定した「夢洲まちづくり構想」(2017年8月策定)及び「夢洲まちづくり基本方針」(2019年12月策定)において、国際観光拠点の形成をめざすこととしています。
具体的には、夢洲の第1期区域では、IRを中心としたまちづくり、第2期区域では、万博の理念を継承し、国際観光拠点の形成を通じて未来社会を実現するまちづくり、さらに、第3期では、第1期、第2期の取組を活かした長期滞在型のまちづくりを行ってまいります。
夢洲の第1期、第2期及び第3期の相互連携による相乗効果を発揮することが重要と考えております。
大阪・関西万博跡地となる夢洲第2期区域においては、博覧会協会が、会場内にある施設の解体・撤去等を完了させ、整地工事など原状回復を行ったうえで、2028年2月末までに本市に会場の敷地を返還することとしており、その後、万博の理念を継承したまちづくりを進めることとしております。その夢洲第2期区域のまちづくりについては、2024年9月に開始した「夢洲第2期区域マスタープランの策定に向けた民間提案募集」において民間開発事業者より具体的な提案を受け付け、2025年1月に2件の優秀提案を決定しております。
2025年4月にはこれらの優秀提案を参考に、「万博の理念を継承し、国際観光拠点形成を通じて『未来社会』を実現するまちづくり」をコンセプトとする「夢洲第2期区域マスタープランVer.1.0」を策定し、2025年10月に「夢洲第2期区域マスタープランVer.2.0」を策定したところです。
本マスタープランにおいては、「万博の理念を継承し、国際観光拠点の形成を通じて未来社会を実現するまちづくり」をコンセプトとして、夢洲の広大な土地を活かして、エンターテイメントやレクリエーション機能などの導入を図るとともに、高質なデザインの建築物、水・みどり溢れる空間等が相互に連携することなどにより、夢洲でしか体験できない「非日常」の空間を提供し、世界に類を見ない拠点の形成をめざしています。
今後、夢洲第2期区域については、2026年春頃に開発事業者募集を開始することとしており、事業者から、マスタープランを踏まえた、民間のノウハウを活かした提案を広く求めてまいります。
担当部署(電話番号)
大阪都市計画局 拠点開発室 広域拠点開発課(ベイエリアグループ)
(電話番号:06-6210-9328)
対応の種別
説明
受付日
2025年9月29日
回答日
2026年1月15日
公表日
2026年2月27日
注意事項
市民の声の公表についての考え方は、本市ホームページ「『市民の声の見える化』について」をご参照ください。






