「平成27年度 市政改革の基本方針」の取組結果（年度末振り返り）

　大阪市では、歳出削減や歳入確保等に取り組んだ「市政改革プラン（平成24～26年度）」を継承・発展させつつ、市民サービスの向上や事務処理の効率化など新たな視点からの取組も加えた「平成27年度市政改革の基本方針」に基づき、効果的・効率的な行財政運営をめざして市政改革に取り組んできました。

　このたび、この基本方針に基づく平成27年度の取組結果をとりまとめました。

　今回のとりまとめを通じて明らかになった課題を踏まえ改善を図るなど、PDCAサイクルを徹底しながら、引き続き、8月に策定予定の「市政改革プラン2.0」に基づき、市政改革を推進していきます。

　「平成27年度市政改革の基本方針」では、「1 歳出の削減・歳入の確保」、「2 事業マネジメントの強化」、「3 業務マネジメントの強化」、「4 経営システム改革」、「5 人材の育成」、「6 PDCAサイクルの徹底」の6つの取組項目のもとに、43件の目標と、それを実現するための71件の取組を設定し、改革を推進しました。

　取組の評価結果については、71件の取組中、評価対象外とした「4 経営システム改革」にかかる11件を除く60件の取組のうち、58件が「実施できた」との結果になりました。
　また、目標の評価結果については、43件の目標中、同様に評価対象外とした12件を除く31件の目標のうち、約8割にあたる25件が「概ね達成できた」との結果になりましたが、残る約2割にあたる6件は「達成できなかった」との結果になりました。

　平成28年度以降は、8月に策定予定の「市政改革プラン2.0」に基づき改革に取り組みますが、今回の評価結果を通じて明らかになった課題については、項目ごとに示した「課題と今後の方向性」を踏まえ適切に改善を図るなど、PDCAサイクルを徹底しながら、より大きな成果を実現していけるよう、引き続き、改革を推進してまいります。

◆概要

◆取組の実施状況

◆目標の達成状況

◆取組の実施状況・目標の達成状況（詳細）

1. 歳出の削減・歳入の確保
   （1）歳出の削減
   （2）歳入の確保
   
   
2. 事業マネジメントの強化
   （1）市民利用施設におけるサービス向上
   （2）市民利用施設の見直し
   （3）公共事業の見直し
   （4）外郭団体の必要性の精査
   
   
3. 業務マネジメントの強化
   （1）業務執行の適正化
   （2）ICTを活用したサービス向上と業務プロセス改善
   （3）組織的・自律的な市政運営の推進
   （4）区役所業務の集約化
   
   
4. 経営システム改革
   （1）民営化・公共施設等運営権制度の活用をめざすもの
   （2）地方独立行政法人化をめざすもの
   （3）その他の形態をめざすもの
   
   
5. 人材の育成
   （1）改革を推進する職員づくり
   （2）人事・給与制度改革、女性職員の活躍推進
   
   
6. PDCAサイクルの徹底
   （1）PDCAサイクルの徹底

◆補足資料

• 項目1－（1）－ウ　「施策・事業の聖域なきゼロベースの見直しと再構築」関係
• 項目2－（1）　「市民利用施設におけるサービス向上」関係
• 項目2－（2）－ア　「市民利用施設のあり方の検討」関係

◆平成27年度 取組効果見込額（参考）

詳細は、次の添付ファイルをご覧ください。