消火器の点検
2025年3月28日
ページ番号:1989
消火器の点検を心がけましょう
消火器のしくみ
消火器は、本体容器の中に充てんされた消火薬剤を強い圧力により放射するしくみです。消火器には、本体容器の中に加圧用のガス容器を内蔵した「加圧式」と、圧力をかけて消火薬剤を封入した「蓄圧式」の2種類があります。
本体容器は強い圧力に耐えるよう設計されていますが、長期間放置され、雨風にさらされたりすることにより劣化するおそれがあります。
本体容器の中に加圧用のガス容器を内蔵した「加圧式」は、消火器のレバーを握ると、加圧用のガスが本体容器の中に充満し強い圧力が働くため、さび、きず等のある容器はその圧力に耐えられず破裂するおそれがあります。

消火器を安全な状態で維持していただくため、次の事項に留意しましょう。
設置方法
- 湿気を防ぐため、できるだけ風通しがよく、すぐに使うことができる場所に設置してください。
- 厨房など湿気の多いところでは、壁かけにするか、置台にのせるなどの工夫をしてください。
- 屋外など雨風にさらされるおそれのある場所では、格納箱に入れるようにしましょう。
- ガスこんろやストーブの近くなど、高温となる場所は避けてください。
注意事項
- 取扱説明書をよく読んでください。
- 消火器の容器等にさび、きず、変形のあるものは使用せず、専門業者に点検を依頼してください。
- ご家庭に設置されている消火器でも定期的に点検してください。
【 点検項目 】
◆ 取り出しやすい場所に設置されているか。
◆ 設置場所は水がかかったり直射日光があたる場所、湿気の多い場所ではないか。
◆ 消火器にさび、きずなどはないか。
◆ ホースにひびわれなどはないか。
- 事業所等で消防法に基づき消火器を設置されている場合は【消防用設備等の点検と報告】をごらんください。
- 【消防用設備等の点検と報告】
消火器など消防用設備等の点検と報告についてお調べいただけます。
廃棄について
- 消火器は、ゴミとしての廃棄はできませんので、株式会社消火器リサイクル推進センター又は販売店もしくは製造メーカーにご相談ください。
- 廃棄を予定している消火器は放置せず、速やかにかつ適切に廃棄処分しましょう。
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このページの作成者・問合せ先
消防局 予防部 規制課(建築・設備)
電話: 06-4393-6386 ファックス: 06-4393-4580
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)
※月曜日から金曜日の9時00分から17時30分まで
(土曜日、日曜日、祝日及び12月29日から翌年1月3日までは除く)