救急事案多発時におけるコールトリアージの運用について
2024年11月14日
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コールトリアージとは
119番通報を受けた消防局指令情報センターが、災害や救急事案の緊急度を識別判定し、出場の優先順位を決定するものです。
地震や台風などの大規模災害時には、短時間に数多くの出場要請があり、「助かる命を助けるために」には、限られた消防車や救急車を緊急度の高い災害場所や重傷者のもとへ優先して出場させる必要があることから、平常時の119番の運用から非常時の運用に切り替えるものです。
救急事案多発時の運用について
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの急拡大、熱中症などにより救急事案が多発し救急出場体制のひっ迫が想定される際には、大規模災害に準ずるものとして、コールトリアージの運用を実施します。
救急事案多発時の判定基準について
出場可能な救急車の数が基準以下となった際に、「緊急度判定プロトコルVer.3 119番通報」(総務省消防庁)に基づき、コールトリアージを実施します。
市民の皆様へ
- 緊急度の高い事案には、いち早く救急車を出場させますのでご安心ください。
- 当初通報時にお待ち頂くこととなった事案においても、救急車の出場状況により、随時出場いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
通報(コールトリアージ)の一例
指令情報センター:どうされました?
通報者:路上で転倒しました。
指令情報センター:自力で歩けますか? 意識、呼吸はしっかりされていますか?
通報者:はい、大丈夫です。
指令情報センター:現在、大阪市内救急車が多数出動しており、救急車がそちらに到着するまで、大変お時間をいただいております。ご自身で病院へ行って頂く、若しくは少しお待ちいただくことは可能でしょうか? 通報者:はい、わかりました。
救急安心センターおおさか
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大阪市消防局警防部司令課(司令)
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(5階)
電話: 06-4393-6514 ファックス: 06-4393-4750