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着衣着火にご注意ください!!

2023年10月26日

ページ番号:611176

皆さん、ガスこんろで料理している時に袖口を焦がしてしまったりした経験はありませんか??

人が着ている衣服にこんろの火がつく「着衣着火」が起こると、素材によっては一瞬にして燃え拡がることがあります。

大阪市においても、今年に入り(令和5年1月~10月末現在)11件の着衣着火による火災が発生し、死傷者も出ています。

その中でも、ガスこんろでの調理中による「着衣着火」が9件と大半を占めています。

ガスこんろでの着衣着火の画像です

着衣着火の原因

ガスこんろが原因となる着衣着火では、こんろを使用中にこんろ越しに奥の調味料などを取ろうとした際、袖口や裾に火がついてしまうケースや、やかんや鍋の側面からの「あふれ火」により衣服に火がついてしまうケースなどがあります。

また、ガスこんろ以外のケースとしましては、たき火、ローソク、ライター等での着衣着火も発生しており、最近ではガストーチバーナーを使用中に、着衣着火したケースもあります。


着衣着火時の対処法

もし衣服に着火したとき、台所等であれば水道水で消火しましょう。水道が近くにない場合であれば、ペットボトルのお茶や水なども効果的です。

生地本体に炎が燃え移ってしまったときは、決して走らずに、慌てず落ち着いてその場で止まってください。【ストップ!!】

次にその場に寝転んで、地面に燃えているところを押し付け、体と地面をくっつけます。【ドロップ!!】

続いて、地面に倒れたまま左右に転がります。【ロール!!】

『ストップ・ドロップ&ロール』転がることで衣服についた火が窒息され、消火することができます。

ストップ、ドロップアンドロールの図です

決して慌てないことが大切です。


が・・・


着衣着火することがないように、普段からの備え(ガスこんろ周りの整理整頓など)を意識していきましょう!


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