歳末警戒実施中
2025年12月3日
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消防局長による歳末視察
歳末警戒実施に伴い、12月1日(月曜日)にKITTE大阪において消防局長による歳末視察を実施しました。
歳末の繁忙期を迎え、混雑が予想される施設での自主防火・防災管理体制を確立していただくため、消火器や避難階段の管理状況、避難誘導の体制などを視察しました。
歳末警戒とは
火気取扱いの増加や繁華街、商店街等での雑踏が予想される歳末の繁忙期において、火災の発生防止及び被害の軽減を図るため、飲食店、物品販売店舗等に対する違反是正の徹底、事業所における自主防火防災管理体制の一層の確立及び住宅防火対策や地域における放火されない環境づくりを積極的に推進するとともに、警防活動体制を充実させる取り組みです。
期間
令和7年12月1日(月曜日)~令和7年12月31日(水曜日)
重点項目
(1)人命危険の排除等を優先した違反是正の徹底
飲食店、物品販売店舗等における防火管理、避難施設及び火気使用設備等の管理並びに消防用設備等の設置及び維持管理について、重大な不備欠陥事項が認められるものをはじめ人命危険の高いものに対し、的確かつ迅速な違反是正を行う等防火安全の徹底を図ります。
(2)歳末視察の実施
火災予防上必要と認める防火対象物等について歳末視察を実施し、避難経路及び消防用設備等の維持管理状況等を確認することにより、防火・防災意識の高揚を図ります。
(3)事業所における自衛消防体制の強化
歳末繁忙期において災害発生時に的確な初動措置が確実に行われるよう、自衛消防訓練の実施を促す等事業所における自衛消防体制の強化を図ります。
(4)住宅防火対策の推進
暖房器具や電気製品の使用機会が増えることや、住宅火災における死者の約8割が高齢者であることを踏まえ、戸別訪問による防火指導や消防職員による住まいの「防火・防災診断」の際には、たばこの適切な取扱い(寝たばこ防止、吸い殻の処理等)、暖房器具及び電気配線類の安全な取扱い、住宅用火災警報器の点検・交換の必要性等について重点的に指導し、住宅防火に関する注意喚起を徹底します。
(5)放火火災防止対策の実施
あらゆる機会を捉え広く市民、事業所に対し、放火火災の抑止に関する取組を推進し、放火されない環境づくりに取り組むとともに、放火火災が発生した場合には必要に応じて地域、区役所等と連絡を密にして情報共有を図るほか、消防車両による巡回警戒を実施する等、積極的な放火防止対策を行います。
(6)警防訓練等の実施
警防訓練、警防視察等を行う際は、特に次の事項に留意し実施します。
- 歳末繁忙期の道路渋滞等による災害現場への到着遅延や路上駐車、雑踏等による消防活動障害
- 警防活動上、特に必要と認める警防計画樹立対象物や歳末イベント等により特に不特定多数の人が出入りする防火対象物等への対応
- 災害の被害が拡大しやすい一方偏集地域等における安全管理の再徹底









