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ケース2:信じれば奇跡は起こる。「信の力と人命救助」

2022年7月25日

ページ番号:474409

「絶対に助ける」その一心で続けた胸骨圧迫

令和元年5月、飲食店で発生した男性客の喉詰め事案に際し、意識を失った男性に胸骨圧迫を実施しました。

今回のケースでは男性は一命をとりとめましたが、居合わせた方の救命活動が無ければ命が危ぶまれたケースです。

感謝状を贈呈された伊佐さんにお話をお伺いしました。

 

表彰後の撮影風景
授与前の風景
インタビューをうける伊佐さん
伊佐さんの表情

伊佐 政紘さん:飲食店「隠れ家ダイニング たんと」ご勤務

夜8時過ぎの事でした。

お客様からの呼び出しボタンで向かった先に、男性のお客様が倒れていました。

男性の同僚の方からの情報では、ステーキ肉を喉に詰めたとのことでした。

直ちに119番通報すると、指令情報センターの職員さんから呼吸が無ければ胸骨圧迫を実施するように言われました。

確認して呼吸が感じられなかったのですぐに胸骨圧迫を開始しました。

私は以前プールの監視員をしていて、その時に救命講習を何度か受講したことがありました。

「絶対に助けたい」という一心で胸骨圧迫を続けたら、男性がせき込む音が聞こえました。

でも、意識は回復しなかったので、救急隊到着までずっと胸骨圧迫し続けました。

そのあと到着した救急隊が現場で肉片を取り出したところ、男性の意識が回復しました。

男性がその後の経過も順調で無事社会復帰されたと聞いて、本当に嬉しかったです。

6分間の胸骨圧迫は体力的にとても大変でしたが、信じて続けて良かったと思っています。

 

この日まで、救命講習を受けたことはあっても、まさか自分が本当に誰かに対して実施するなんて思っていませんでした。

前回受講してからしばらく経っていましたが、それでも一度覚えたことは自然とできるものですね。

やはり救命講習を受けておいて良かったと思いました。

まだ受けていらっしゃらない市民の方にはぜひ受講していただきたいです。

 

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