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もっと知りたい!お風呂なんでもQ&A(お風呂の効果にまつわるギモン編)

2019年12月26日

ページ番号:489087


Q1 入浴すると介護予防につながるって、本当ですか?

  • 早坂教授と千葉大学などの研究グループが、約14,000人の高齢者を対象に、湯船への入浴の頻度と要介護状態の発症との関連性について、2010~2012年から約3年間の追跡調査を行いました。
  • 調査の結果、週7回(毎日)湯船に入浴している人たちは、週2回以下しか湯船に入浴しない人たちに比べて、要介護状態となるリスクが3割程度低いことがわかりました。

 このようなことから、毎日湯船に入浴することが介護予防につながっているのではないかと考えられています。


Q2 温泉ではない家庭のお風呂で入浴しても、美肌効果はありますか?

  • 入浴すると血行が促進され、肌の代謝は良くなるため、美肌効果はあるといえます。ただし、42℃以上のお湯に入ると、皮膚の乾燥を強めてしまうほか、15分以上の長湯をすると、天然保湿成分のセラミドを必要以上に流出させてしまうため、避けてください。
  • 風呂上りにスキンケアをする場合は、皮膚の水分が保たれているうちに行った方が良いため、入浴後10分以内にするのがおすすめです。

Q3 運動後に入浴すると、運動による疲労も軽減されますか?

  • 入浴すると疲労回復の効果が得られるので、運動による疲労の軽減にも効果があります。
  • 運動後に入浴する場合、運動してすぐよりも、30分程度時間をおいてから入浴するのがおすすめです。
  • 運動の直後に入浴すると、入浴で血流が良くなり、全身に血液が巡っていった結果、筋肉にいく血の量が減ってしまうことがあるので、血液の流れが一旦落ち着くまで待ってから入浴するのが良いでしょう。

Q4 入浴するとダイエットになりますか?

  • 入浴してかく汗は、脂肪を燃焼させているわけでなく、温熱作用で体温が上がることによるもので、国が発表しているメッツ(身体活動の強さ)を見ると、安静時が1、散歩時が3.5であるのに対し、入浴時は1.5にとどまります。
  • ただ、入浴して血行が良くなり、皮膚表面に血液が分散することで、胃や腸のはたらきが抑制され、食欲を抑える効果はあるほか、食後に入浴すると、高血糖になるのを防ぐ効果があるため、間接的には効果があるといえるでしょう。

Q5 足湯にも健康効果はありますか?

  • 足湯でも、全身浴ほどではありませんが、温熱作用による健康効果を一定得ることができます。
  • ゆっくりと入浴する時間がないなどときは、お湯を溜めた風呂桶や洗面器に足をつけておくとよいでしょう。

Q6 入浴剤を入れると、健康効果はありますか?

  • 医薬部外品という表示がされている入浴剤であれば、温泉で得られるような健康効果を多少は得ることができます。
  • 疲れを取りたい場合は血流アップや疲労物質除去に効果のある「硫酸ナトリウム」を含む入浴剤や、血管を拡張させる「炭酸系」の入浴剤がおすすめです。

Q7 毎日湯船にお湯をためると、水道料金がすごく高くなってしまいませんか?

  • 一般的な家庭の浴槽で全身浴をする場合、湯船に入るお湯の量は180リットル程度ですので、これを1か月間(30日間)続けると、5.4立方メートルの水を使うことになります。
  • 仮に、現在1か月あたり15立方メートルご使用の場合、毎月の水道料金が約590円上がることになります。(下水道料金を含めると約960円、別途でガス代等が必要)

 このように費用はかかるものの、1日あたり約30円でできる気軽な取組として、健康のために続けてみませんか?

Q8 お風呂のお湯を繰り返し追い焚きして、使い続けてもいいのですか?

  • 調査によると、入浴直後に比べて、翌朝になるとお風呂のお湯に含まれる雑菌数が大幅に増加することが判明しています。
  • 病原細菌の多くは追い焚きによる加熱では死滅せず、むしろ増殖に最適な温度に近いとの報告もされています。

 こうしたことから、お風呂のお湯を繰り返し追い焚きして使い続けることはあまりおすすめできません。

湯船のお湯1ミリリットルに含まれる一般細菌のコロニー数の推移

図 湯船のお湯1ミリリットルに含まれる一般細菌のコロニー数の推移
(大阪市水道局での実験結果に基づく)

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