長期未着手の都市計画道路の見直し

• 平成25年5月27日（月曜日）に都市計画道路長柄堺線（松虫交差点～遠里小野7丁目付近）の区域廃止を行いました。（平成25年5月27日掲載）
• 平成25年4月19日（金曜日）に長期未着手の都市計画道路の見直しに係る区域廃止の告示を行いました。（平成25年4月19日掲載）
• 長期未着手の都市計画道路の見直しに係る都市計画の変更案について、平成25年3月27日（水曜日）開催の大阪市都市計画審議会において、原案どおり可決されました。（平成25年3月28日掲載）
• 長期未着手の都市計画道路の見直しに係る都市計画の変更案について、平成25年3月27日（水曜日）開催の大阪市都市計画審議会に付議しました。（平成25年3月19日掲載）
• 「長期未着手の都市計画道路の見直し方針」及び「見直し（案）」を策定しました。（平成25年1月24日掲載）
• 平成24年7月2日（月曜日）から9月14日（金曜日）まで実施した意見募集（パブリック・コメント手続）の実施結果と、ご意見の要旨及び本市の考え方を公表しました。（平成24年11月7日掲載）
• 平成24年7月24日から8月9日の間に、各区で説明会を開催しました。（平成24年8月15日掲載）
• 平成24年6月6日（水曜日）の大阪市戦略会議において、都市計画道路の見直しを進めていくこととなりました。（平成24年6月15日掲載）

• 本市では、長期的な整備を前提に、総延長約450キロメートルの道路（幹線街路）を都市計画決定しています。 
• 街路事業などにより、既に 329キロメートル（約7割）について整備が完了しており、36キロメートル（約1割）が事業中となっています。残る事業未着手路線は85キロメートル（約2割）となっています。

• 未着手路線の約79パーセントが、既に都市計画決定後50年以上経過しており、 これにともない建築制限が長期化しています。
• 残事業費が約9,800億円にのぼり、現在の予算規模では、完成までに70年以上を要し、建築制限がさらに長期化することとなります。

• 人口減少、高齢社会の到来といった、従来の拡大型から安定・成熟型社会への移行が進む中、都市計画決定当時から社会経済状況が変化しています。
• 安定、成熟型社会における都市計画道路の役割について改めて精査を行い、事業未着手路線の必要性を検証し、計画廃止などの見直しを実施します。

次の4つの視点から都市計画道路の必要性を検証しました。

1. 道路ネットワークの確保
2. 都市防災性の向上
3. 安全・円滑な通行機能の確保
4. 路線ごとの個別特性

放射・環状軸の道路ネットワークを確保します。
存続とする路線は次のとおりです。

• 庄内新庄線（淀川区・東淀川区）
• 都島茨田線（城東区）
• 尼崎平野線（平野区）
• 敷津長吉線（平野区）
• 平野瓜破線（平野区）
• 森小路大和川線（東住吉区）
• 尼崎堺線（住之江区、西成区）
• 長柄堺線（阿倍野区）
• 西野田中津線（北区、福島区）
• 豊里矢田線（城東区、生野区）

密集市街地における延焼遮断空間や避難路を確保します。
存続とする路線は次のとおりです。

• 上本町猪飼野線（天王寺区・生野区）
• 河堀口舎利寺線（生野区）
• 堺筋線（西成区）
• 木津川平野線（西成区）
• 森之宮勝山線（天王寺区）

現道からの拡幅により安全、円滑な通行機能を確保します。
存続とする路線は次のとおりです。

• 東野田河堀口線（中央区）
• 都島阿倍野線（都島区・天王寺区）
• 泉尾今里線（大正区）
• 梅田長柄線（北区）
• 難波足代線（天王寺区）
• 境川線（西区）
• 正蓮寺川北岸線（此花区）
• 玉船本田線（西区）
• 加島天下茶屋線（淀川区）
• 十三吹田線（淀川区）
• 芦原杭全線（生野区）
• 津守阿倍野線（西成区）
• 難波片江線（生野区）
• 焼野中茶屋線（鶴見区）
• 平野八尾線（平野区）
• 森之宮勝山線（天王寺区）

個別特性により整備効果が期待される路線について、計画を存続します。
存続とする路線は次のとおりです。

• 都島阿倍野線（都島区・中央区）
• 海老江九条線（福島区・西区）
• 新庄長柄線（北区・都島区、東淀川区）
• 西三国木川線（淀川区）
• 大道線（東淀川区）
• 淀川北岸線（東淀川区）
• 歌島豊里線（淀川区）
• 尼崎平野線（天王寺区・阿倍野区）
• 泉尾今里線（天王寺区・東成区）
• 長柄堺線（中央区・天王寺区）
• 東野田河堀口線（中央区）
• 田辺出戸線（平野区）
• 海老江梅田線（福島区）
• 難波片江線（生野区）
• 片町徳庵線（鶴見区）
• 井高野大道線（東淀川区）
• 井高野町線（東淀川区）
• 乾正覚寺線（平野区）
• 巽正覚寺線（平野区）

見直し（素案）で廃止としましたが、さらに検討が必要であることから存続とします。
存続とする路線は次のとおりです。

• 堺筋線（西成区）
• 田辺出戸線（平野区）

見直し方針の4つの視点から評価し、43路線、約51キロメートルを存続としました。

存続路線については、概ね30年程度での事業着手をめざすこととし、今後事業着手する路線について検討します。

存続路線以外は、計画の廃止、または現道幅員に変更（拡幅の取りやめ）します。

これらの延長は24路線、約34キロメートルとなり、事業未着手の都市計画道路の約40パーセントに相当します。

廃止する路線は次のとおりです。

• 泉尾今里線（大正区）
• 桜島守口線（都島区）
• 難波片江線（中央区・天王寺区）
• 都島阿倍野線（都島区・天王寺区）
• 難波足代線（天王寺区）
• 木津川平野線（西成区）
• 平野瓜破線（平野区）
• 鶴見放出線（鶴見区）
• 加美平野線（平野区）
• 相川北江口線（東淀川区）
• 矢田瓜破線（東住吉区・西成区）
• 福町十三線（淀川区）大和川北岸線（東住吉区）
• 瓜破長吉線（平野区）
• 正覚寺線（平野区）

現道幅員へ変更し拡幅を取りやめる路線は次のとおりです。

• 泉尾今里線（東成区）
• 桜島守口線（旭区・城東区）
• 加島天下茶屋線（淀川区）
• 難波住吉線（中央区）
• 長柄堺線（阿倍野区・住吉区）
• 北野都島線（都島区）
• 九条深江線（東成区）
• 芦原杭全線（天王寺区・浪速区）
• 堺筋線（西成区）
• 東野田河堀口線（中央区）
• 都島阿倍野線（天王寺区）
• 難波足代線（生野区）
• 田辺出戸線（東住吉区・平野区）

• 平成24年7月2日（月曜日）から9月14日（金曜日）まで、パブリックコメントの実施
• 平成24年7月24日（火曜日）から8月9日（木曜日）まで、各区における説明会の実施
• 平成24年11月に意見募集結果と見解の公表
• 平成25年1月に都市計画案の策定
• 平成25年1月25日（金曜日）から2月8日（金曜日）まで都市計画案の縦覧等
• 平成25年3月27日（水曜日）に都市計画審議会において可決
• 平成25年4月19日（金曜日）に都市計画決定

　「長期未着手の都市計画道路の見直し方針」及び「見直し（案）」については、次のリンク先をご覧ください。

• 「長期未着手の都市計画道路の見直し方針」及び「見直し（案）」