基本的な考え方と大阪市の公共交通の現状
2024年12月10日
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公共交通利用促進の基本的な考え方
大阪市では、快適な都市環境との調和を図りつつ、生活の利便性、活発な都市活動を支える都市交通の基盤の確立をめざすという考え方に基づきながら、公共交通を基本に据えた都市内交通の整備に取り組んでいます。
安全で快適な公共交通を実現するため、鉄道ネットワークの充実・強化や鉄道とバスの乗継ぎ利便性の向上を図るほか、公共交通のいっそうの利用促進を図るため、多様なサービスの提供に努めています。

大阪市の公共交通の現状

公共交通の整備状況
都市内における移動の利便性を向上させるため、鉄道ネットワーク機能の向上、バスサービスの充実に取り組んでいます。令和4年度時点での地下鉄や市バス等の整備状況は、地下鉄では、営業キロが約130km、1日平均乗車人員が約215万人、ニュートラムでは、営業キロ約8km、1日平均乗車人員が約6万人、また大阪シティバスでは、営業キロが約440km、1日平均乗車人員が約16万人となっています。
交通機関 | 営業キロ | 1日平均乗車人員 |
---|---|---|
地下鉄 | 129.9km | 2,154,731人/日 |
ニュートラム | 7.9km | 61,184人/日 |
大阪シティバス | 440.6km | 162,184人/日 |
出典:大阪市統計書 令和5年版

大阪市の交通手段分担率の推移
平日トリップ(注1)の代表交通手段構成(注2)をみると、平成2年から令和3年にかけて、鉄道の割合は増加しており、令和3年では約38%となっています。一方で、自動車の割合は減少しており、令和3年では約11%となっています。
また、令和3年度において、鉄道及びバスを合わせた公共交通の割合は近畿圏が約24%であるのに対して、大阪市が約40%となっており、近畿圏と比較して大阪市の公共交通の割合は大きくなっています。一方で、自動車の割合は近畿圏が約31%であるのに対して、大阪市が約11%となっており、近畿圏と比較して大阪市の自動車の割合は小さくなっています。
(注1)トリップとは、人がある目的をもってある地点からある地点へ移動する単位で、移動の目的が変わるごとに1つのトリップと数えます。
(注2)1つのトリップの中でいくつかの交通手段を用いている場合は、鉄道、バス、自動車、自動二輪・原付、自転車、徒歩の順に最も優先順位の高いものを代表交通手段(主な交通手段)としています。

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