平成19年度完成物件
2024年11月8日
ページ番号:464812
一般
- 福島区役所
- 住吉区役所・住吉区民センター・住吉図書館・水道局住吉サービスステーション
- 大阪市消防局庁舎(西消防署併設)
- 西消防署新町出張所
- 大正区役所・大正区民センター・水道局大正サービスステーション(耐震改修)
学校

福島区役所

外観
所在地 | 大阪市福島区大開1 |
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構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造 |
階数 | 地上7階 地下1階 |
建築面積 | 1,829平方メートル |
延床面積 | 8,736平方メートル |
工期 | 平成17年5月~平成19年5月 |
CASBEE | Aランク(CASBEE大阪による) |
本施設は、旧庁舎の老朽化に伴い、市民サービスのより一層の向上を図るため、建設されました。
「にぎわいと出会いのある施設づくり」や「地域に溶け込み、景観をリードする庁舎」をコンセプトに、施設の外周や屋上を積極的に緑化し、開かれた親しみやすい空間としています。
区民ロビーは、施設全体の中心として、また、建物内部での交流拠点として、立体的にも結び付けるため吹き抜けとするとともに、日射を制御しながら大きなガラス開口とすることにより、光に溢れた開放的な場としています。

住吉区役所・住吉区民センター・住吉図書館・水道局住吉サービスステーション

区役所棟 西面
所在地 | 大阪市住吉区南住吉3 |
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構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造 |
階数 | 地上5階 地下1階 |
建築面積 | 9,771平方メートル |
延床面積 | 18,599平方メートル |
工期 | 平成17年9月~平成19年11月 |
CASBEE | Aランク(CASBEE大阪による) |
本施設は、区役所、区民センター、図書館、水道局サービスステーションからなる複合施設です。旧区役所の老朽化に伴い、市民サービスのより一層の向上を図るため、それぞれの場所から公園のある街区内に施設を移転し、建設されました。
建設にあたっては、公開設計競技(コンペ)を実施し、公園と一体となった計画について広くアイデアを募り、選定された最優秀案をもとに設計が進められました。
公園との隣接や敷地の広さといった恵まれた土地、環境条件を生かしながら配置計画を行いました。大きくは、施設全体のシンボルとなる広場「ガレリア」、施設へのメインアプローチ「住吉プラザ」、広場や施設内部から公園へと続く「緑と光と風の軸」、「庁前広場」の4つの屋外空間と施設建物で構成し、隣接公園との連続性及び複合施設としての一体化を図っています。
外装デザインについては、万葉集にある「住吉の岸の黄土(はにふ)」を基調とした黄土色の左官材としました。また、環境面でも屋上緑化、雨水利用を行うなどしています。

大阪市消防局庁舎(西消防署併設)

北側 外観
所在地 | 大阪市西区九条南1 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上8階 塔屋2階 |
建築面積 | 3,092平方メートル |
延床面積 | 17,614平方メートル |
工期 | 平成16年12月~平成19年6月 |
CASBEE | Aランク(CASBEE大阪による) |
本施設は、旧庁舎の老朽化に伴い、耐震性能の確保・防災機能の充実を図るため、建替えを行ったものです。西区の防災拠点である西消防署を併せた一体の建物として建設されました。
震災等の大規模災害時にもその機能が維持されるよう免震構造を取り入れ、大阪市民の期待に応える21世紀の消防行政、防火防災活動の中心拠点として信頼性の高い施設とすること、また、省エネルギー・省資源への配慮、長寿命化への対応、建設・維持管理両面からのコスト抑制などをコンセプトとして計画しています。
設備においては、庁舎のコア部分2ヶ所にテクニカルボイドを配置し、自然の外気を有効に取り入れ、省エネルギー化を図っています。また、躯体蓄熱の手法を採用し、空調熱源容量の縮小と昼間のピーク負荷低減を行うことにより、省コスト化を図っています。このほか、太陽光発電設備を設け、自然エネルギーの有効利用を図っています。

西消防署新町出張所

所在地 | 大阪市西区新町1 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上3階 |
建築面積 | 292平方メートル |
延床面積 | 825平方メートル |
工期 | 平成19年3月~平成20年1月 |
本施設は、地域の消防・防災活動施設として建設されたものです。
外観については、「周辺との調和」に主眼をおき、飽きのこないデザインであるとともに、落ち着いた、かつ、まちなみになじむものとなるように心がけました。
また、粋な街の名残は失われつつあるものの、新町地域は演舞場など浪花文化が凝縮されたすばらしい街であるという地域の思いを反映し、新町特有の歴史的要素をデザインに取り入れています。
外部仕上げは、しっくい壁の白色をイメージした吹付け仕上げとし、受付のある下層階には板張りを連想させる黒のストライプ柄のサイディングを施すことで、和の要素を取り入れています。また、外部に突き出した下層と上層の色彩を分けることで、周辺のオフィスビルにアクセントを与えながらもシンプルな建物形状を強調する役割を果たしています。
3階南・西面の窓に設けた水平ルーバーは、環境負荷の低減に寄与するとともに、かつてのまちなみを連想させる格子を表現しています。

大正区役所・大正区民ホール・水道局大正サービスステーション(耐震改修)

所在地 | 大阪市大正区千島2 |
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工期 | 平成17年9月~平成20年1月 |
本工事は、既存区役所・区民センター・水道局サービスステーションの耐震補強、改修及び機能強化を行うものです。
設計にあたっては、施設の機能を停止することなく、業務を行いながらの補強工事となるため、特に来庁者・施設利用者及び職員の安全確保を第一に考えました。
耐震壁新設、既存壁の増打ち、炭素繊維巻き柱補強のほか、杭基礎の補強(増杭)により耐震補強を行いました。設備については、災害時の庁舎の機能強化を図るため、受変電・自家発電設備や受水槽を新設すると同時に、老朽化した機器の更新を行いました。
また、来庁者の利便性向上のため、駐輪場の増設やエレベーターの増設などの内・外部改修を行いました。

咲くやこの花中学校・咲くやこの花高等学校

所在地 | 大阪市此花区西九条6 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造・鉄骨造 |
階数 | 校舎:地上5階 講堂兼体育館:地上5階 |
建築面積 | 8,034平方メートル |
延床面積 | 24,730平方メートル |
工期 | 平成18年3月~平成20年3月 |
CASBEE | Aランク(CASBEE大阪による) |
本施設は、大阪市初の公立中高一貫教育校であり、ものづくりやスポーツ、言語、芸術など、早くから興味・関心の現れやすい分野の才能を伸ばし、将来の大阪を担うスペシャリストを育成することを目標とした学校です。
平面計画では、校舎棟と体育館棟に分け、エリアごとに各学科(系列)の部屋をまとめて配置しています。
中学校と高等学校の普通教室は同じ建物の同一フロアに設けています。普通教室や特別教室、演習室のエリアの中央に、交流ホールや多目的室、図書室といった生徒の交流を促すためのスペースを配置し、さまざまな交流を誘発する計画としています。また、これらのスペースに面して自然光を取り入れる中庭を設け、生活空間に潤いを与える工夫をしています。
教師と生徒、生徒同士、先輩と後輩といった人との関わりを通して、芸術活動やものづくりのプロセスを学び、お互いに刺激しあうことで豊かな感性を磨く場所づくりを意図しています。

御幣島小学校

所在地 | 大阪市西淀川区御幣島3 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上4階 |
建築面積 | 2,489平方メートル |
延床面積 | 6,326平方メートル |
工期 | 平成18年12月~平成20年3月 |
CASBEE | B+ランク(CASBEE大阪による) |
本建物は、香蓑小学校の分校として新設されたものです。
「統一性」と「変化」をテーマに、永年にわたり生徒や住民に愛される「美しい小学校」を目ざして設計を行いました。また、校舎棟の連続する柱の両側に袖壁を設け、影により立体感を与えると同時に、建築の威圧感を抑え、より人間的なスケールに近づける効果を意図しています。

住之江中学校(耐震改修)

所在地 | 大阪市住之江区御崎8 |
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工期 | 平成19年8月~平成19年12月 |
本工事は、学校施設の機能を維持しつつ耐震補強工事を行ったものです。
設計にあたっては、大量の耐震壁の増設による教育環境の悪化を防ぎ、採光が十分に確保できる鉄骨ブレース構造とし、学校を運営しながらの工事を実現するため外付け工法を採用しました。
工事は、施設管理者との詳細な協議を行って、生徒や学校利用者の安全確保を最優先として進められました。
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大阪市 都市整備局企画部【公共建築室】公共建築課企画設計グループ
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