平成24年度完成物件
2024年11月8日
ページ番号:464854

東成消防署

東側 外観
所在地 | 大阪市東成区大今里西1 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上3階 |
建築面積 | 1,392平方メートル |
延床面積 | 3,561平方メートル |
工期 | 平成22年2月~平成25年3月 |
本施設は、耐震性能が不足している既存建物について、地域の最重要防災拠点として災害時の消火・人命救助などへの即時対応と機能発揮ができるよう、耐震性能及び防災機能の強化を図るため、建替えを行ったものです。
緊急車輛動線を二方向に確保した建物配置や水害を考慮した電気室・発電機室の配置等により、災害時の防災機能が維持された地域の最重要防災拠点として信頼性の高い施設とすること、また、敷地北側道路に面して屋外訓練スペースを設けることで、市民が日々の消防活動を身近に感じることができる地域に開かれた施設とすることなどをコンセプトとして計画しています。
外観デザインにおいても、市民の安心感・信頼感を得られる施設をめざし、外壁を分節化した構造フレームを強調することにより防災拠点施設としての力強さを、今里筋に面してガラスを用いたデザインを効果的に配置することにより明るく市民に開かれた施設を表現しています。
環境への配慮として、屋上緑化や日射遮蔽のための庇を設けるとともに、設備面ではトイレ照明への人感センサ制御の採用や、ホール部でのLED照明の採用などを行っています。

大阪城公園桜門・金蔵(改修)

桜門 西面

金蔵 北面
所在地 | 大阪市中央区大阪城 |
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工期 | 平成24年7月~平成25年3月 |
本工事は、大阪城公園内に位置する国指定の重要文化財である桜門、金蔵(きんぞう)に老朽化による一部破損等が見られたことから、重要文化財としての価値を保存し、後世に伝えるため、改修するものです。
桜門は、1887年に再建された大阪城の本丸へ入る正門です。屋根瓦の一部欠落や軒両端の垂れ下がりの修復、破風廻りや出桁廻りの塗り替えとあわせて、脇塀の屋根拭き直し、控柱取り替え、壁面塗り直し等を一体的に行っています。
金蔵は、1751年に二階建ての長屋を改築して造られ、1837年の大規模改築によって平屋建てに大改造された徳川幕府直営の金庫です。腰板のなまこ壁瓦の欠落・浮き、屋根の軒丸瓦のずれ・割損の修復工事を一体的に行っています。
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