生きた建築ミュージアム・大阪セレクション 三井住友銀行大阪本店ビル
2025年4月3日
ページ番号:644011

選定

平成25(2013)年 選定

[解説]
威厳と親しみを併せ持つ大建築。旧住友本社と連系各社の本拠として、計画から最終的な完成まで約15年もの歳月をかけて完成した。当時正面を水辺に向けていたのは、多く見られた建ち方で、近い時期に建設されたダイビルやルポンドシエルビル、淀屋橋や大江橋といった橋梁群などと共に、堂々たる大阪の都市景観を構成している。兵庫県高砂産の黄竜山石を砕石、これにイタリア産大理石トラバーチンを砕いて混合し、鉄筋を入れて成形した擬石ブロックで覆われた外壁も、正面で印象深い一対の列柱も、遠目で見てこそ生き生きと表情を変える。(倉方俊輔)
※解説文は2013年度の選定当初の内容です。

[概要]
[旧称]住友ビルディング
[所在地]大阪市中央区北浜4-6-5
[建設年]【1期】1926年 【2期】1930年
[設計]住友合資会社工作部
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